😳
[Cursor体験記] 個人プロトタイプ開発 Claude sonnet 4 で 劇的にコーディングしてくれるようになった #1
誰に向けたもの
Agentic Codingしたことない人
はじめに
2025年5月から6月にかけて、営業支援ツールをAIと一緒にプロトタイプ開発してみました。
Claude Sonnet 4の登場で開発体験が劇的に変わったので、その体験記録です。
開発したもの
営業支援ツールの概要
- PDFをアップロードして会社毎のUUIDリンクを生成
- 閲覧状況をスコア化(回数、秒数)
- TimeRexへの誘導機能(Webhook API連携)
使用技術
- Next.js(初めて)
- Laravel
- Docker
使用したAIツール
ツール | 用途 | 期間 |
---|---|---|
ChatGPT o3 | 要件・詳細の壁打ち | 2025-05-01〜 |
bolt.new | UI作成 | 2025-05-07〜 |
Cursor | メイン開発 | 2025-05-12〜 |
Claude Sonnet 4 | モデル指定 | 2025-05-22〜 |
Claude Sonnet 4登場前後の違い
登場前(Cursor Model Auto使用時)
問題点:
- エラー修正に何度もリクエストが必要
- Cursorルールを無視する
- 「省エネ」ですぐ手を止める(物足りなさ)
推奨されているが、
修造さんのように「諦めんなよ」と
応援しても、省エネであまり仕事をしてくれない。
例)docker コマンドを使ってというルールを無視するというかDockerを使っていることを忘れる(?)
登場後(Claude Sonnet 4 Thinking固定)
改善点:
- 1リクエストで多くの作業を完了「低燃費」で圧倒された
- エラー修正能力が体感できるほど向上
- ファイル指定しなくても自動で探してくる
- 視野が広く、関連する問題も同時に解決
@ で Add Contextするんですが、しなくてもファイル見てくれる(@した方がいい)
視野が広くなっただけで、全ては見ていない
ずらずらとCursorのChat欄にゴリゴリ書いてくれる(小並感)
それでも残った課題
Claude Sonnet 4でも完璧ではない
-
デザインを勝手に変更
- 対策:「デザインはそのまま 〇〇の機能を追加」とチャット
-
バージョン認識の間違い
- Next.js 15を14と認識
- Laravel 12を11と認識
- 対策:Cursor Rulesに書く
バージョン問題
CursorMeetupTokyoのオンライン配信
学んだこと
重要なポイント
- モデル選択の重要性 - 固定モデルの方が安定した(Claude Sonnet 4 Thinking)
- 細かい設定 - ルールやタスクを細かく設定することが重要
- 完璧を求めすぎない - 作って壊すを繰り返す
実践的な改善例
- shadcn/uiの使用をルールに追加 → 一貫したUI設計が可能に
コスト感
- Cursor 500回制限に到達(主に、Model Auto)
- Claude Sonnet 4 Thinking 従量課金:1回約4円
- Claude Sonnet 4 従量課金:1回約3円
今後への期待
Claude Sonnet 4の登場でAgentic Codingが劇的に改善されました。
次のモデルがどれほど強力になるか、5年後のエンジニアの働き方がどう変わるか、とても楽しみです。
Cursorにあったらいいな
-
日本語化
Cursor Settingsが英語で面倒。最高の言語がEnglishなのでしょうがないけど。 -
全自動化への期待
-
要件定義の壁打ち相手
コード生成する前に「何を作りたいか」を深掘りしてくれる -
ルールの自動管理
情報は色々と出るが最適解がわからないため、プロジェクトに最適なルールを自動で作成・更新してほしい -
タスク管理の自動化
細かいタスクを自動で作成・更新・管理してくれる機能
-
この記事は実際の開発体験をベースに
AIツールの進歩を楽しみながら、感じたことを正直に記録しました。
メモ書き
メモ書き
Discussion