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GREE Tech Conference 2025参加報告 #greetc

に公開

GREE Tech Conference 2025に参加してきました。

2年前に参加してすごくおもしろかったのと、今回たまたま開催日に東京にいたので参加してきました。
前回の参加記録はこちらです。

https://zenn.dev/halt/articles/20231013_greetc2023

GREE Tech Conference 2025とは

https://techcon.gree.jp/2025

グリーホールディングス株式会社およびグリーグループ各社では、ゲーム事業、メタバース事業、IP事業、DX事業と様々な事業領域でサービスを開発・運営するとともに、技術的なチャレンジも数多く行っています。 GREE Tech Conference はこれら様々なチャレンジを通して得られた知見や、これから取り組んでいくチャレンジを紹介する技術カンファレンスです。

GREE社はいくつもの子会社をたばねるグループ企業で、各社の知見やChallengeを紹介するのがこのカンファレンスです。
外の人間としては、知らない企業のことが知れるのは嬉しいですね。

GREE Tech Conference 2025 の何がすごいか

Webサイトが美しい

これあまり言及されている人がいないんですが、GREE Tech Conference のWebサイトの出来が良くて好きなんです。

まず、伝えるべき情報がよくまとまっています。登壇資料と動画のリンクがちゃんと用意されているので、数年後にアクセスしても登壇の内容を知ることができます。実際、ページ最下部には過去のカンファレンスへのリンクがあり、年ごとの内容を知ることができます。一般的なイベントのwebサイトはイベント開催前の宣伝がメインで、その後にアクセスしても情報がなかったりしますが、GREE Tech Conferenceのサイトは違います。

また、各セクションをクリックするとダイアログが出ますが、permalinkが設定されているのでブラウザからセッションの詳細に直接アクセスできます。昨今の作って捨てるWebではなくて、毎年着実に資産が作られていくデザインが素晴らしいです。

圧倒的熱量

人間らしさのあるプレゼン資料で哲学的なプレゼンをするふじもと神

オープニングの様子ですが、時間ぴったりに行ったら満員で立ち見でした。CTOによるキーノートって、抽象的な話になりやすいので人が集まりにくいのかなと思っていたのですが、全然そんなことはなかったですね。

謎解きやブース周回ボーナス

2年前にはなかった気がするんですが、かなり本格的な謎解きが用意されていて、セッションを聞きながら、合間にフロアを歩きまわるという斬新すぎるエンタメ要素が実装されていました。全然違う事業をやっているグループ企業が集まってセッションをやっているので、たしかに興味のない時間が出てくる人にはこういう施策はいいなと思いました。仲間内で参加するのも楽しそうです。私は謎解きやったことないので問題が難しすぎてまったくわかりませんでしたがw

各社のブースをまわることでも報酬がもらえる仕組みになっていて、エンタメ要素があるのは良かったです。

今回の参加で感じたこと

インフラや情シスがブースを出していたのですが、グループ企業横断で管理やサービス提供を行っているとのことだったので、結構びっくりしました。インフラチームはゲームのインフラもやるし、Webサービスのインフラもやる。情シスは全社共通のアカウント管理、サービス管理があったりする。自社から独立した会社だけじゃなくて、買収してグループ化した会社も面倒みたりしていたそうで、これはかなりすごいなと思いました。

一般的に事業がまったく違うなら、そこで要求されるノウハウも全然違うので、各社個別でやる感じになりそうです。しかし、共通化できる部分を共通化することで効率につなげるのは、理屈としてはわかっていてもトップの理解と現場の覚悟がないとできないことなので、このあたりはGREE社の強みだし、働いている人達にとってもおもしろいところなんだろうなと思いました。

その他良かったこと

  • Wifi環境が用意されていてどこにいても安定して接続できていた
  • ワークルームが快適すぎてあやうく普通に仕事しそうになった
  • 1つ1つのセッション時間が短かめでカジュアルに聞けた(賛否はあるかもしれない)
  • 廊下やブースの会話を聞くにグループ企業間の交流や退職者との交流ができてるっぽい

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