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[UE5] Perforceサーバーを立てた後のあれこれ

2024/01/07に公開

はじめに

https://zenn.dev/hakuto_gamedev/articles/852dd569734daf
上記記事に続いて、Perforceサーバーでバージョン管理できるようにしていきます。


日本語対応 (一部)

開いているPerforce関連のアプリケーションは一旦閉じた状態で、
https://kb.toyo.co.jp/wiki/display/KBTOP/Helix_Core_DL
上記から対応するOSのHelixVisualClientをダウンロードします。
解凍すると、「p4_japack_inst」というバッチファイルがあります。
これを管理者権限で実行して、あとはyes(y)を選択していくだけです。

処理終了後P4Vを開くと、一部日本語化されているはずです。
※全部が日本語になるわけではないです。


Typemapを設定する

https://docs.unrealengine.com/5.0/ja/using-perforce-as-source-control-for-unreal-engine/

UE公式ドキュメントを参考に進めていきます。
その前にP4コマンドが使えるかを確認します。
コマンドプロンプト上で「p4 info」と入力します。
うまくいくとユーザー名をはじめ、いろいろな情報がでてきます。
うまくいかない場合は以下を試してみてください。

うまくいかない場合
P4PORTの設定を確認する

コマンドプロンプト上で、「p4 set P4PORT」を実行する。
結果はP4Vに接続するときなどのサーバー欄に該当する情報が返ってくる。
この時に先頭に「ssl:」があるかを確認する。ない場合は修正する

ssl:ホストIPアドレス:1666

さて本題です。
コマンドプロンプトを開いて、Typemapを設定します。

  1. p4 typemapを実行
  2. デフォルトのtypemapが記載されているテキストエディタが開くので、
    記載内容をすべて削除した後、公式ドキュメントに記載されている、
    過去に使用している例をコピペする。

以上で終わりです。


ユーザーを追加する

ワーク用の一般ユーザーを追加します。

  1. P4Vを開く
  2. ツール > 管理からP4 Adminを開く
  3. ユーザーとグループタブを選択し、空白で右クリック>新規ユーザーを選択
  4. 各種必要な情報を入力してOKを押すとユーザーができます。

ユーザーの権限権限タブで設定することができます。
※アクセスレベルのフィルタ欄が楽ですね。


ディポを追加する

  1. P4Vを開く
  2. ツール > 管理からP4 Adminを開く
  3. ファイル > 新規 > ディポを選択する
  4. 名前をお好みで入力する


ローカルのファイルをサーバーにアップする

  1. P4Vを開く(先ほど作った一般ユーザーでログイン)
  2. 先ほど作成したディポを選択し、ファイル > 新規 >ストリームを選択する
  3. ストリーム名を入力し、OKを選択する
  4. ダイアログに従って、ファイル追加ウィザードを開く
  5. 参照で追加したいファイルがあるパスを選択する
  6. ファイル追加ウィザードの処理終了を待つ。
  7. 処理終了後、作業中タブからサブミットする。

    ↑こんな感じでチェンジリストができていると思いますので、右クリック > サブミットを選択する

以上で追加できるはずです。
ちょっと時間がかかると思います。


最後に

ここまでくると、普通にチェックアウト&サブミットするための環境ができたのではないかと思います。
ちょっと大変ですが、一度準備してしまえば結構便利です。

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