Closed4

Windows環境でFVMを使いFlutter SDKのバージョンを管理する

ハイナレハイナレ

1. インストール

Windowsの場合は、powershellなどからChocolateyを使い choco install fvm でインストールできます。
または dart を使い dart pub global activate fvmでインストールできます。

Chocolatey

choco install fvm

dart

dart pub global activate fvm

インストール後、 fvm --versionを実行してバージョン情報が表示されればインストール完了です。

fvm --version
C:\>choco install fvm
'choco' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
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2. Flutter SDK のバージョンを確認

fvm releasesを実行すると、インストール可能なFlutter SDKのバージョンを確認できます。

fvm releases

2022/7/6現在、3.0.4が安定版(stable)のようです。

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3. プロジェクトで使うSDKバージョンを指定

.gitignoreの指定

公式サイトに、.fvm/flutter_sdkを.gitignoreに指定するよう書かれています。

FVM will create a relative symlink in your project from .fvm/flutter_sdk to the cache of the selected version. Add it to your .gitignore

プロジェクト内の.gitignoreを開き下をコピペします。

.fvm/flutter_sdk

使用するSDKのバージョンを指定

cd コマンドでプロジェクトのディレクトリに移動します。
useコマンドを使って、Flutter SDKのバージョンを指定します。

バージョンを指定する場合

fvm use 3.0.4

安定版を使用する場合

fvm use stable

未インストールのバージョンを指定した場合、
Flutter "stable" is not installed. Would you like to install it? Y/n: y
と聞かれます。yを入力してエンターキーを押すと該当バージョンのSDKがインストールされます。

インストールに成功したら Project now uses Flutter [stable]と出ました。

プロジェクトを開くと .fvmフォルダが追加されています。
フォルダの中には flutter_sdkfvm_config.jsonが作成されています。

インストール済みバージョンの確認

fvm list を実行するとインストール済みのバージョンが一覧で表示されます。

fvm list

プロジェクトのディレクトリ上で fvm list実行すると、そのプロジェクトがどのバージョンを使用しているか (active)を付けて教えてくれます。

C:\workspace\xxxxxproject>fvm list
Cache Directory:  C:\Users\xxxxx\fvm\versions

stable (active)

Android Studioの設定

新規の場合は、プロジェクト作成時にSDKの場所を C:\{プロジェクトのパス}/.fvm/flutter_sdkに指定します。

既にプロジェクトが作成されていて、あとからバージョンを指定したい場合は、
AndroidStudio > Setting > Languages & Frameworks > Flutter
を開き、Flutter SDK pathを指定します。

C:\{プロジェクトのパス}/.fvm/flutter_sdk

pubspec.yamlを開き、 environment:に書かれているsdkバージョンの範囲が正しいか確認してください。

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