ハコベルテックブログ始めます!
初めまして、ハコベル開発チームの坂東です。今年の4月に新卒入社し、普段は運送計画最適化のチームでサーバーサイドの開発を行なっています。
この度、ハコベルのテックブログをZennで始めることにしました!
この記事ではテックブログ開設の背景や、なぜZennを選んだのかについてご紹介していこうと思います。
テックブログ開設の背景
私たちは「物流の次を発明する」をミッションに掲げ、荷主と運送会社をつなぐマッチングプラットフォーム事業と、荷主向けのオペレーションDXを支援するSaaS事業を運営しています。
ハコベルはラクスルの一事業として運送業界向けのサービスを作ってきましたが、2022年8月、ジョイントベンチャー【ハコベル株式会社】としてラクスルとセイノーホールディングスの共同出資のもと会社として独立しました。当時のリリース記事はこちらになります。
これをきっかけに、ハコベルとして独自のテックブログを立ち上げて開発チームの魅力や技術力の発信を行なっていくことにしました。これまではラクスルのテックブログにハコベルメンバーも記事を書いていましたが、これからはこちらで情報発信を行なっていきます!
Zennを選んだ理由
様々な媒体を比較検討した結果、以下の3つの理由からZennを採用することにしました。
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執筆体験が良い
- Markdownで執筆できる上、CLIやVSCode拡張などが揃っておりエンジニアフレンドリーである
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GitHub連携が楽に設定でき、構築の手間が少ない
- 公式に対応していない媒体では自前でワークフローを組む必要がある
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Zenn Publicationへの期待
- リリースが予定されているこの機能を使えば、執筆した記事をエンジニア個人の資産としてアカウントに紐づけられる
検討・設計したこと
媒体を検討するにあたり重視したのは、「エンジニアが書きやすいか」でした。Zennを選ぶ上で一番の決め手となったのは、GitHub連携が公式にサポートされていることです。
GitHub連携によってZennの記事をMarkdown形式のファイルで管理し、プルリクエストでレビューすることが可能です。なので、エンジニアが記事のレビューをする上で普段の開発業務とシームレスに接続でき、レビューへのハードルが下がると考えました。
またZennへの自動デプロイもサポートされているので、記事レビュー後は対象ブランチに記事をマージするだけでWeb上に公開することができます。独自にテックブログを立ち上げるという選択肢もありましたが、デプロイやメンテナンスなどのコストを考えるとZennを使うのがベストだという結論に至りました。
学びになったこと
媒体を選ぶ上で学びになった点としては、エンジニアの情報発信に対するスタンスも人それぞれであるということです。
具体的には、
- 情報発信にはあまり乗り気ではない
- 情報発信はしたいが、実名や個人アカウントでの発信は避けたい
- 個人のアカウントと紐付けて情報発信することで、自身のブランディングに繋げたい
など様々です。
そこで注目したのが、リリースが予定されているZenn Publicationという機能です。Zenn Publicationを用いることで、Zennのアカウントを持っている人は自分のアカウントからチームのテックブログに投稿し、成果物を個人の資産にすることができます。個人アカウントでの発信を避けたい場合は、テックブログの共通アカウントで投稿することで解決できます。
Zenn Publicationは現在はクローズドβでの運用がなされている状況で、今年12月に正式にリリースされるそうなので、期待して待ちたいと思います。
個人的には今回のテックブログ立ち上げを通して、普段お世話になっている技術記事の媒体にも様々な特徴があって、各社が様々な狙いのもと運用を行なっているのだということを実感できたのが良かったです。
参考記事
ブログを書く媒体を決めるにあたり様々な記事を参考にさせて頂きました。特に参考にした記事をご紹介します。
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技術ブログのサービスとしておすすめな2つ【プラットフォーム】
技術ブログサービスの選択肢とおすすめのプラットフォームに関して、根拠を元に論じられていて参考になりました。 -
僕がZennを選んだ理由
Zennに関しての情報が網羅的にまとまっていて良かったです、一読の価値ありです。
最後に
これからZennでハコベル開発チームの魅力や、物流DXの面白さなどをエンジニア視点でお伝えしていけたらと思います。ご期待ください!
「物流の次を発明する」をミッションに物流のシェアリングプラットフォームを運営する、ハコベル株式会社 開発チームのテックブログです! 【エンジニア積極採用中】t.hacobell.com/blog/career
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