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【MotionBuilderチュートリアル】第3回~MotionBuilder基本操作その2~

2022/10/20に公開約3,800字

こんにちは、株式会社GUNCY'Sの岡崎です。
第3回は前回から引き続き、MotionBuilderの基本操作について説明します。
今回はスケマティックビューと、インターフェースのカスタマイズについて解説します。
前回と比べて少しだけ特殊な操作ですが、使いこなせると便利な機能となっています。

スケマティックビュー

前回のビューの説明で少し出てきていましたが、画像のようにノードと呼ばれる四角と線で繋がれている表示の事をスケマティックビューと言います。ノードは、ボーンやメッシュ、マーカー等のオブジェクトを表しており、この表示ではノードの親子構造を一目で見ることができます。また、Nullのように3D表示では見づらいオブジェクトもノードとして表示されるので、選択の操作もしやすいという利点があります。

操作方法は《Shift+左ドラッグ》で視点の平行移動、《Ctrl+左ドラッグ》で拡大縮小など、選択とビューの操作方法については3D表示の時と同じ感覚で使用できます。

このノードはドラッグ&ドロップで好きな位置に移動させる事も可能です。スケマティックビューでノードを動かしたとしても、3Dビューの座標に影響はありません。

親子構造に沿った選択

スケマティックビューでは、ショートカット操作で階層に沿った選択ができます。

選択ノードの子以降をすべて選択 《Space+右クリック》

親子構造で画像の赤枠のノードに対してこの操作をすると、子よりも階層が深いノードまですべて選択します。

選択ノードの親以上のノードをすべて選択 《Shift+右クリック》

画像の赤枠ノードに対してこの操作をすると、親の親以降のノードをすべて選択します。

レイアウト

MotionBuilder はウィンドウが複数個合わさって1つの画面を構成しています。
例えば、ViewerやCharacter Controlsと書かれている部分がそれぞれひとつのウィンドウとなっています。画面内のレイアウトを好みに置き換える事ができます。
ウィンドウは好きな位置、サイズに変更できます。また、ウインドウ上部をマウスでドラッグすることにで配置の変更が可能です。

■標準レイアウト

標準でEditing、Scripting、 Previewがあります。
メニューのLayoutから項目が選べます。ショートカットキー 《Ctrl+Shift+1~3》でも切り替えができます。

■カスタムレイアウトを作成する
MotionBuilderの画面は、フロート(MotionBuilderから独立したウィンドウ)、ドッキング(MotionBuilder内のウィンドウ)状態のウィンドウが配置されています。
これらをカスタムして自分の好みにレイアウトを変更して保存することが出来ます。
カスタムレイアウトは名前をつけて、後から改変したり、削除もできます。
例えばマルチディスプレイ用に配置し直したり、デフォルトにないレイアウトを次回以降も使いたい場合は便利です。
実際の操作は以下の流れです。

  1. 好みのレイアウトにウインドウを移動する
  2. Menu→Layout→Create Custom...
  3. 任意の名前

作成したレイアウトは以後標準レイアウトの下から選択できるようになります。

カスタムレイアウトを作成すると《Ctrl+Shift+4~(以降作成した順に5,6…)》で切り替える事ができるようになります。操作を誤ってレイアウトが崩れてしまった場合は記録してあるLayoutを選択することで元に戻せます。

また、選択中のカスタムレイアウトは後から変更したウィンドウの配置を上書き保存することもできます。変更したウィンドウの配置を保存するには”Update Current Layout”を選択します
Auto-update Layoutにチェックが入っている場合、レイアウトが変わるたびに記憶されるので、更新されたくない場合はチェックを外しておきましょう。

追加のウィンドウ

画面左上のメニューバーにあるWindowから選べます。
"Add 〇〇"とある項目はウインドウを追加して2つ以上表示ができます。
たとえばディスプレイを2つ利用していた場合に、Viewerを1つ追加して片方を3Dビュー、片方をスケマティックビューにして確認や操作の切り替えを減らせます。
"Add 〇〇"とある項目以外は同じウィンドウを2つ以上表示することはできないので注意してください。
(例:2つ以上可:Viewer,Navigator  2つ以上不可:Key Controls,FCurves)

今回はスケマティックビューとウィンドウの操作について解説しました。
スケマティックビューはボーンのような親子構造を持った、数が多いオブジェクトに大して使いやすい機能です。ウィンドウのレイアウトは工夫するとマルチディスプレイでの作業に最適化をすることもできますので、好みのカスタムレイアウトを作成してみるのも良いでしょう。

次回

次回はモーションの再生時の操作方法について説明します。
第1回で用意したモーションファイルを使用してモーションの再生方法を試す内容となるので、データの準備をしていただけるとより操作の理解が深まる内容となっています。ぜひ次回もよろしくお願いします。
https://zenn.dev/guncys/articles/349c159d34062a

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