イベント不参加でも技術動向をキャッチアップする方法 - Google Cloud Next '25を例に
📝 はじめに
こんにちは @riddle_tec です。
大規模技術イベントは最新の技術動向を把握する絶好の機会ですが、すべてのイベントに参加することは時間的・金銭的な制約から難しいものです。ということで、実際に参加せずに効率的に情報をキャッチアップしていきましょう。
本記事では、先日開催された 「Google Cloud Next '25」 を例に、イベントに参加せずとも効率的に情報を収集し、整理・理解していくための私なりの方法を紹介します。
🎯 イベントキャッチアップの目的整理
情報収集を始める前に、まず 「なぜ」 その情報が必要なのかを明確にすることが大切です。目的を整理することで、膨大な情報の中から自分に必要なものを効率的に選別できるようになります。
以下は、私がGoogle Cloud Next '25の情報をキャッチアップする際に考えた目的です。
- Google Cloudの方向性を知る
- 技術選定時に判断材料とすることも
- 新しい技術と世の中の潮流を押さえる
- 新しい技術やトレンドを把握することで、今後の技術選定に役立てる
- プロジェクトで使えそうな機能を探す
- 現在または今後のプロジェクトで活用できる機能やサービスを見つける
まあ、ざっくりいうと興味があるやつを見よう!
そして興味を裾野をちょっとづつ広げていこうという感じです。
🔎 情報収集の具体的なアプローチ
📚 専門家の記事を活用する
大規模イベント後には、そのプラットフォームを専門とする企業や個人が詳細な解説記事を公開します。これらの記事は膨大な情報を整理し、重要なポイントを抽出してくれているため、効率的にキャッチアップするのに役立ちます。
Google Cloud Next '25の場合、以下のリソースが参考になりました
- G-gen社のブログ(Google Cloud Next '25カテゴリ)
🧠 興味のある分野を特定する
専門家の記事を読み進めながら、とくに興味を引かれた発表や機能をざっくり見ていきましょう。
- 現在の業務に直接関連する内容
- 将来的に活用したい技術分野
- 個人的に興味のあるテーマ
ざっくり見ていくと続きが気になるものが出てくると思います。そうしたら公式サイトや動画を見て、さらに詳細を確認します。最近はAIツールが非常に便利なので、ChatGPT や NotebookLMを活用して要点を整理したり、疑問点を解消します。
また興味深い機能についてはハンズオンで試してみるのがオススメです。実際に触ることで、ドキュメントだけでは分からない細かい挙動や使い勝手を体感できます。
💼 業務への適用検討
収集した情報をもとに、現在の業務やプロジェクトにどのように活かせるかを検討します。以下のような観点で考えると良いです。
- 既存システムの改善点はないか
- 新規プロジェクトでの採用可能性
- コスト削減や効率化につながる機能はないか
- 学習すべき新しい技術領域
📊 アウトプットの作成
情報を整理し理解を深めるためには、アウトプットとしてまとめることが重要です。私は Zenn Scrapを活用しています。
今回はこちらのスクラップにまとめました。(Zenn Scrap がめっちゃ便利)
🎉 まとめ
Google Cloud Next '25を例に、大規模技術イベントの情報を効率的にキャッチアップする方法を紹介しました。以下のステップで情報収集を行うことで、イベントに参加せずとも必要な知識を効率的に得ることができます。
この方法は、Google Cloud Next '25に限らず、他の技術イベントや新技術のキャッチアップにも応用可能です。日々進化する技術情報を効率的に収集し、実践に活かしていくための参考になれば幸いです。
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