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GMT6.5のサンプルスクリプトを試す2 basemap~べき乗・指数~
GMT(Generic mapping tools)6.5の公式HPに記載されている例・サンプルスクリプトが示されているが、図が示されていないので描いてみる。
GMT6のサンプルスクリプト試す1 basemap-linearの続き
引用元
GMT6.5.0 Documentation basemap
Log-Log
gmt basemap -R1/10000/1e20/1e25 -JX25cl/15cl -Bx2+lWavelength -Bya1pf3+lPower -BWS -pdf loglog
-Rで1e20/1e25と記入することで指数指定ができるようだ。
-J X25cl/15cl 図の形は横25cm、縦15cm。大文字Xではここで指定するサイズになる。
-Bx2+lWavelength +lで軸ラベルに「Wavelength」を入れる
-Bya1pf3+lPower Y軸はa1で1ずつ数値を、pで対数標記を、fで目盛りの区間を決める(f1は目盛りなし、f2は1,2,5のみ、f3は0.1乗ごと、f4以降は指定できない)
-BWS 左と下側のみ軸を表示。N,Eやn,eを記入しないと上と右側の軸や枠はなくなる。
Power
続いてPowerです
gmt basemap -R0/100/0/5000 -Jx1cp0.5/-0.001c -Bx1p+l"Crustal age" -By500+lDepth -pdf power
-Jx1cp0.5/-0.001c 横軸はpでpower scaleを、横軸はマイナスをつけて軸の向きを反転しており、0.001cmでスケーリングしている。
地殻の厚さは海嶺で生成後に熱拡散方程式に従うためPowerにすると直線的なグラフになるからちょうどよいのだろう。
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