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PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unityのサンプルに都市モデルを追加する

2024/05/26に公開

1. 概要

PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unity のサンプルにPLAtEAU SDK for Unityから都市モデルを追加した場合、動かすまでに一苦労があったためまとめます。
注意点として、PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unityのサンプルを動かすを実施済みを前提で説明します。

https://zenn.dev/fumiyahr/articles/plateau-sdk-ar-sample-manual

2. PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unityとは

PLATEAUとは、PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unityとは何かはPLATEAU SDK-AR-Extensions for Unityの README を参照してください。

3. 環境

OS

  • macOS Sonoma 14.2.1

Unity

  • Unity 2021.3.35f1
    • URP(Universal Render Pipeline)

PLATEAU

  • PLATEAU SDK for Unity v2.3.2
  • PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unity v1.0.1

事前環境

https://zenn.dev/fumiyahr/articles/plateau-sdk-ar-sample-manual

4. 都市モデルのインポート(参考

PLATEAU SDK for UnityのManualにあるある 都市モデルのインポート を参考に都市モデルのインポートを行なってください。
なお本記事はサーバーからインポートで試しています。

https://project-plateau.github.io/PLATEAU-SDK-for-Unity/manual/ImportCityModels.html

  1. 都道府県とデータセットを選択する

  2. 基準座標系を選択し、範囲選択をする

  3. 一括設定と建築物を設定する

    設定 項目 設定 説明
    一括設定 テクスチャを含める チェックを外す 遮蔽オブジェクトとして使用するだけであれば不要
    一括設定 テスクチャを結合する チェックを外す PLATEAU-SDK-Toolkits-forUnityと相性が悪そう
    一括設定 その他 自由
    建築物 LOD描画設定 LOD1のみ 遮蔽オブジェクトとして使用するだけであればLOD1のみ
    建築物 デフォルトマテリアル ZWite Packages > PLATEAU SDK-AR-Extensions for Unity > PlateauToolkit.AR > Runtime > Materials > ZWrite
    建築物 その他 自由

  4. その他はインポートするのチェックを外して、モデルをインポートを選択する

5. モデルの設定(参考

  1. Hierarchyにインポートしたモデルがあります
  2. その子オブジェクトからLOD1を選択する
  3. Inspectorのゲームオブジェクト名の横にあるStaticにチェックが入っているので外す
  4. Yes, change childrenを選択する
  5. インポートしたモデルをPlateauSdkCityModelの子に移動する
  6. インポートしたモデルのレイヤーを遮蔽する側のレイヤー AR Occluderに変更する
  7. Yes, change childrenを選択する
  8. PlateauSdkCityModelにアタッチされているPlateau AR PositioningPlateau City Modelにインポートしたモデルを設定する
  9. 13100_tokyo23-ku_2020_citygml_3_2_op を削除 or 非表示にする
  10. unitychanの位置をインポートしたモデルに合わせて調整する

6. 最後に

始めて触ってみた時にインポートした都市モデルがStaticになっているハマりポイントがありましたのでまとめてみました。
これが原因でGeospatial APIで位置合わせができてもインポートした都市モデルだけが表示されない現象が発生しました。
こちらを回避してPLATEAUで楽しんでみてください。

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