💻

「Vibeコーディングでドローンアプリ開発」環境構築手順

に公開
Node.js
Python
Drone
Vibe Coding
Gemini CLI
tech

はじめに

Vibeコーディングでドローン制御アプリを開発するための環境構築手順です。本文書は Windows PowerShell での操作を想定しています。

必要なツール

カテゴリ ツール名 説明
Vibeコーディング Node.js Gemini CLI 実行環境
Vibeコーディング Gemini CLI Google製 AIコーディングエージェント
Vibeコーディング Googleアカウント Gemini CLI 認証用
ドローンアプリ開発 Python Pymavlink 実行環境
ドローンアプリ開発 Pymavlink MAVLink通信用Pythonライブラリ
ドローンアプリ開発 Mission Planner ArduPilot用地上管制ソフト、シミュレーション環境

1. Node.js のインストール

  1. PowerShellで以下のコマンドを実行し、Node.jsをインストールします。

    winget install OpenJS.NodeJS

  2. インストール完了後、以下のコマンドでバージョンを確認します。

    node -v
npm -v

  3. 以下のようにバージョンが表示されれば成功です。

    v22.11.0
10.9.2

    ※バージョンは実行環境によって異なる場合があります。

2. Gemini CLI のインストール

  1. PowerShellで以下のコマンドを実行し、Gemini CLIをグローバルインストールします。

    npm install -g @google/gemini-cli

  2. 以下のコマンドでGemini CLIを起動します。

    gemini

  3. 初回起動時にGoogleアカウントでのログインを求められます。「1. Login with Google」を選択し、Webブラウザで認証を完了してください。

  4. 以下のような画面が表示されればセットアップ完了です。

    ███            █████████  ██████████ ██████   ██████ █████ ██████   █████ █████
░░░███         ███░░░░░███░░███░░░░░█░░██████ ██████ ░░███ ░░██████ ░░███ ░░███
░░░███      ███     ░░░  ░███  █ ░  ░███░█████░███  ░███  ░███░███ ░███  ░███
    ░░░███   ░███          ░██████    ░███░░███ ░███  ░███  ░███░░███░███  ░███
    ███░    ░███    █████ ░███░░█    ░███ ░░░  ░███  ░███  ░███ ░░██████  ░███
███░      ░░███  ░░███  ░███ ░   █ ░███      ░███  ░███  ░███  ░░█████  ░███
███░         ░░█████████  ██████████ █████     █████ █████ █████  ░░█████ █████
░░░            ░░░░░░░░░  ░░░░░░░░░░ ░░░░░     ░░░░░ ░░░░░ ░░░░░    ░░░░░ ░░░░░

Tips for getting started:
1. ...
2. ...

╭───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╮
│ >   Type your message or @path/to/file                                        │
╰───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────╯

3. Python のインストール

  1. PowerShellで以下のコマンドを実行し、Pythonをインストールします。

    winget install Python.Python.3.13

    wingetでインストールした場合、通常は自動でPATHが設定されます。

  2. インストール完了後、以下のコマンドでバージョンを確認します。

    python --version
pip --version

  3. 以下のようにバージョンが表示されれば成功です。

    Python 3.13.0
pip 24.2

    ※バージョンは実行環境によって異なる場合があります。

  1. PowerShellで以下のコマンドを実行し、Pymavlinkをインストールします。

    pip install pymavlink

  2. インストール完了後、以下のコマンドで情報を確認します。

    pip show pymavlink

  3. 以下のように情報が表示されれば成功です。

    Name: pymavlink
Version: 2.4.41
Summary: Python MAVLink code
Home-page: https://github.com/ArduPilot/pymavlink/
Location: <Pythonインストールパス>\site-packages
Requires: future, lxml
Required-by: dronekit, MAVProxy

    ※バージョンやLocationは実行環境によって異なる場合があります。

5. Mission Planner のインストール

Mission Plannerは、ArduPilot用の地上管制ソフトウェア（GCS）であり、ドローンのシミュレーション環境としても利用します。

  1. 公式サイトのダウンロードページにアクセスします。
  2. 指示に従って、最新のインストーラーをダウンロードし、インストールを実行してください。
  3. 下記記事の手順を実施して、シミュレータの使用方法や基本操作を習得してください。

https://zenn.dev/fujihide/articles/2e69ebd83d8b0c

Discussion