ゲーム制作でこれから何を学ぶか02
Godotの最初のチュートリアルゲーム作成を終えて、これからの進め方の候補に関して過去の記事に記載した。
候補のうち「5.参考となるゲームと、そのソースコードを確認する」を実施した。公式ドキュメントからもリンクが張られているゲームを作成してみた。
Raptor Runと呼ばれるゲームで、公式チュートリアル以上に学びがあった。
Godotエンジンに対しての物理演算のコールバックといった仕様以外にも、シーンを使いまわす方法など
の開発手法も学べるのでお勧めだ。
このRaptor Runの発展版の教材もあるのだが、年間99USDのサブスクリプションになっていて少し戸惑っている。1.5万円なら安いものだと思うが、購読系のサービスを増やすことには未だに抵抗がある。
発展版の教材では、前回記事でも紹介していたように多重スクロールとなっておりゲームの視覚効果をよりリッチに表現できるようになる。そのほかにも、凝った演出を学ぶよい機会だと思った。
その一方で、このまま教材に頼っていると結局のところ自分で表現したいもののサンプルが存在しないと実装できない人間になるので公式ドキュメントを参照することにした。
結果として以下のようなページを見つけた。
冒頭を読んでいると、どうやら多重スクロールに関する記述もある。CanvasItemsに関してはRaptorRunの実装時にドキュメントを読んでいて必ず突き当たる存在だったので(ほぼすべてのノードが継承している)、読み物としても丁度良いと感じている。結局のところ、どの教材もオフィシャルの仕様から派生しているわけで、それを読むのが近道なのだと感じた。
(もちろん、興味の有無で学習効率が大きく変わるので教材をベースに学習するのもいいと思う。)
まずはオフィシャルドキュメント→教材→オフィシャルドキュメント…というサイクルを高速で回そうと思う。
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