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新しいおもちゃを見つけたいエンジニア必見:私がやっている情報収集

2025/01/17に公開
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はじめに

こんにちは、エンジニアの奥田です。

私は新しいものが大好きです。新しいものは既存の問題を解決してくれたり、新しい視点を与えてくれたりするからですね。
新しい技術や商品、アプリ……どれも最高です!「早く知って遊びたい!」という気持ちがあります。
ただ、知らないことには遊べないので、私は情報収集に力を入れています。

この記事では、その一例として、私が普段どのように情報を集めているのか、ご紹介しようと思います。

日々の情報収集について

ソフトウェアエンジニアは、フロントエンド、バックエンド、インフラ、データ分析、セキュリティ、モバイル開発、クラウドネイティブ、DevOpsなど、非常に幅広い領域を横断します。
すべてを追うことはできませんが、おもしろいサービスや技術などは頻繁に登場します。
新しい技術やサービスの概要や名前を知っておくだけでも、いざというときの問題解決に役立ったり、他のエンジニアと楽しく話が盛り上がることがあります。
そのため、ソフトウェアエンジニアに限りませんが、トレンドをキャッチアップしておくことは大切な習慣です。

情報収集と一口に言っても、その形式や手段はさまざまです。記事・X(旧Twitter) のようなテキストベース、Podcast や YouTube のようなメディア形式、勉強会・カンファレンスといったリアルやオンラインイベント、ドキュメントや書籍など、さまざまなチャネルを組み合わせることで、効率的かつ楽しみながら知見を広げることができます。

私の情報収集

私自身は、以下の4つを中心によく使っています。

  • Podcast
  • はてなブックマーク
  • 勉強会・カンファレンス
  • X(旧Twitter)

Podcast

インターネットラジオで、各種アプリ(Apple Podcasts、Spotify、YouTube Music など)や Web ページから聞くことができます。

私がよく聞くのは下記の3つです。

他にも、セキュリティ分野(セキュリティの「アレ」)フロントエンド(UIT INSIDE)CS論文(Misreading Chat)など、細分化されたチャンネルが多数あります。
また、趣味的な内容と技術が混在している番組もあり、「専門的すぎる記事は疲れる」というときにも軽い感覚で聞くことができるのが魅力です。

私自身はテキストよりも耳で聞く方が気軽に取り入れやすく、「ながら学習」をしたいときに重宝しています。主に、出勤時などの移動中によく聞いています。

はてなブックマーク

はてなブックマークは、ソーシャルブックマークサービスとして日本国内のエンジニアコミュニティで長年親しまれてきたサービスです。
簡単に言えば、ウェブ上の「お気に入り」や「ブックマーク」を共有するためのプラットフォームです。

ソーシャルブックマークとは、気になるウェブページを保存し、それを他のユーザーと共有できる仕組みです。
はてなブックマークの場合、保存されたリンクには「タグ」や「コメント」を追加できるため、ただのブックマーク以上に多くの情報を蓄積できる点が特徴です。

また、はてなブログで会社の技術ブログを運営する流れがあったため、はてなのサービスは特にベテラン世代のエンジニアが利用していることが多いです。
エンジニアユーザーが多いため、「Hotエントリー」をチェックするだけで、自然とトレンド技術記事や有益な記事に触れられる点が強みです。

はてブで話題になっていた記事としては、以下のようなものがあります。

ブックマークしておくことで、あとから記事を検索できるのも良い点です。「昔読んだ気がするんだけど…」というときにも非常に助かります。

勉強会・カンファレンス

勉強会やカンファレンスは、言語やライブラリ・技術やテーマなど、さまざまな粒度でたびたび開催されています。

オフライン参加が難しくても、最近はオンライン配信や録画公開が行われることも増えています。
ホットトピックや新しい技術の応用事例、実務で直面した課題とその解決策など、実践的な知識を凝縮して得られるのが勉強会やカンファレンスの良いところです。
質疑や懇親会では、登壇者に直接話を聞けるのも大きなメリット。登壇者だけでなく、参加者同士の交流から普段は知れない情報を得られるのも刺激になります。
懇親会や交流が苦手でも、セッションを「聞くだけ」「見るだけ」でも十分な収穫があります。
また、登壇者が資料をアップしていたり、後日 X(旧Twitter) や Zenn などでレポートがまとめられたりするので、イベント後も継続的な学びが可能です。

私は勉強会への参加には connpass を使用し、興味のあるイベントを検索して参加しています。
「勉強会はブログでレポートを書くまでが勉強会」と言われます。
レポートを書くことで、新しい人の受け口が広がり、自分自身のふりかえりができ、さらにイベントを一緒に盛り上げることができると感じているからです。
なので、私も参加後に簡単なレポートを書くことにしています。

私が参加した・気になっているカンファレンスは下記になります。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter) は、日本国内のエンジニアが活発に情報発信しているSNSです。

勉強会・カンファレンスでの登壇者、記事や本の執筆者、OSSメンテナー、カンファレンス公式アカウントなど、気になるコンテンツを上げている人をフォローしておくことで、イベント情報や記事、スライドなど、さまざまな情報を得ることができます。

  • 新技術のリリース告知
  • 注目の記事やスライド
  • イベント・勉強会情報の告知

などをリアルタイムにキャッチできます。

海外では Bluesky などの新たな SNS に移行する動きが進んでいますが、現状日本の技術コミュニティでは X(旧Twitter) が有力な情報収集源です。
特にカンファレンスの情報発信がハッシュタグ(例: RSGT2025)で行われているので、発表や内容・雰囲気を知るきっかけになるので重宝しています。

私は主にカンファレンスでの登壇者、本や記事の執筆者、Podcast のパーソナリティの方々をフォローしており、そこから情報を得る形にしています。

例えば、下記の方々です。

他のエンジニアが利用している情報収集媒体

社内のエンジニアにどんな方法で情報を収集しているか聞いたところ、私とは違う媒体として下記が挙げられました。

誰もが同じツールを使っているわけではなく、それぞれの領域や好みに合わせた組み合わせで情報をキャッチアップしているようです。

共通しているのは、「自分が継続しやすい形に絞っている」という点でした。
多くの情報源を無理にすべて追うのではなく、興味・スタイルに合った手段をうまく選択することで、日々の情報収集を負担なく続けているようです。

まとめ

今日ご紹介したのはあくまで一例ですが、少しでも参考になれば幸いです。

大事なのは、自分に合った手段を選び、無理なく継続できることです。
私も以前は RSS や Google アラート、GitHub Trending、Qiita などで情報を追っていましたが、なかなか続かず、試行錯誤の末に今の形に落ち着きました。
人によって、また状況や役割(新人エンジニア、マネージャー、フリーランスなど)によって合う手段は異なります。
大切なのは、そうした方法を模索しながら、自分に合ったやり方を見つけていくことだと思っています。

自分なりのバランスで情報収集を習慣化することで、以下のようなメリットが得られます:

  • 新しいサービスや技術との出会い
  • 既存知識の効率的なアップデート
  • プロジェクトへの応用や会話のきっかけの増加

もし他にもおすすめの情報源やユニークな収集手段があれば、教えていただけるとうれしいです!

参考

私が情報収集周りを見直したのは、技術書展で販売されていた本からの影響があるので参考としてリンクを置いておきます。

この記事を書いた人

奥田 侑紀
2022年キャリア入社
ふるさと納税のワンストップ特例制度は、5自治体以内である必要があるのは学びでした。
確定申告します。

FORCIA Tech Blog

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