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フルリモートにおけるチームマネジメント

2024/10/15に公開

最近、各社で出社回帰が起こっていますね。
エンジニアはリモート続けたいって人多いんじゃないでしょうか。

リモート歴7年。沖縄移住で普段の飲み会も一切無くなった私は、限られた時間とツールで理想のチームを作るためにあれこれ試行錯誤しました。今回はその中で見えてきた「フルリモート下で生産性を発揮するチームの作り方」をお伝えします。

1: とにかく顔をだす

リアルとリモートの最大の違いは「顔が見えない」こと。
ここを克服するのが最も重要です。

  1. Slackのアイコンは顔写真
    オンボタスクに入れとくのが大事です
    拒否する場合は選考不採用くらいの勢いで強制した方が良いです
  2. web会議は基本顔出し
    まずは自分から常にON。徐々に声かけして仲間を増やしていきます。
    現メンバー7~8割に浸透したらルール化するのがおすすめ。
    こんな感じ の目線が合うwebカメラ結構良いです。
  3. リアルで会ったら写真をとってrandomに投稿
    出社時、出張時、なんでもないランチ など気づいたら投稿します。
    Slackで言いすぎたかな...と心配してた矢先、楽しそうにしてる写真がアップされたらちょっと安心しますよね(笑)真正面ではなく横目のコミュニケーションを生むことは、日々のちょっとした軋轢を解消する潤滑油になります。

2: 会話の「量」を大事にする

Slackやmeetなどの量を大切にします。
質にこだわるのは量が増えてからです。

  • 考える前にとりあえず聞く
    アレ?と思ったらとりあえずSlackに投げます。
    運が良ければすぐにアドバイスがくるし、自力で解消したらメンバーにとって良い共有になります。
    メンバーにも会話の質ではなく量を増やすことをお願いしています。

    • NG対応:「もうちょっと調べてから聞いてください」
    • OK対応:「〇〇は確認した?」「〇〇してみて」「わからん🤔」
  • 思ったことをとりあえず投稿する
    誰あてのメッセージでなくても、関連スレに思ったことをメモとして残すことは良い習慣です。
    これはリアルじゃなくリモートだからこそ出来ることかもしれません。

    • 例)メモ:〇〇を実装するならxxも要調査。ダメならxxさんに聞く。

3: DM禁止

findでは全社的にDM禁止。オープン率を毎月測っています。
プライベートチャンネルは人事系や経営に関わるもののみ。

ちょっと個人情報を送るくらいはDM使いますが、会話が必要になりそうなら都度チャンネルを立てます。関係ない会話が目に入ると煩雑に感じますが、そう思ったら各自でミュートにするか退出します。

目に見えるチャンネルで会話がないと、静まり返ったオフィスにいる感覚になりますよね。そんな中での発言は誰だって勇気が要ります。リモートワークにおけるオフィスはコミュニケーションツールそのものと捉え、活気ある場にしていくことが大切です。

4: 定期的に会う

上記を全部やってもリモートでできる会話の量や深さには限界があります。4半期に1回 または 半年に1回でもいいので、コミュニケーションのためだけの期間を設けます。定常業務は一旦おやすみして、全員がコミュニケーションに時間を割くマインドになっていることが大切です。

  • 3日間 泊まりの合宿をやる
    • 同じ宿に泊まり、一緒にご飯食べたり遊んだりする
  • 人事評価などの大事な面談はリアルでやる
    • 面談を数日間に集約して、その期間みんなにも出社してもらいます
  • 会うための予定を作る
    • 例)現場見学、社内勉強会、外部イベントに参加 etc.

findでは定期的な泊まりの合宿で仲を深めています。
合宿後 数ヶ月はその余韻でいい感じに仕事が進みます。
「ちょっと距離を感じる」「最近あいつ何にハマってるわからない」みたいな状況は、会わなきゃのサインです。

5: 毎日雑談する

findでは会話量を増やすため朝会も雑談メインにしています
詳しい話はこちら↓
https://zenn.dev/find/articles/d0ac24124456b6

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