2重矢板AIプロジェクト Episode2
はじめに
どうも~イーグルです
※最近、音声入力にハマっていて、この文章も8割方音声入力で書いています
今回は、2重矢板 AI プロジェクトの第2弾ということでAIのプログラムの全体像について記載していきたいと思います
このプロジェクトは、イーグルが AI の開発しているわけではなくて、
「小さな土木」というオンラインコミュニティの中で、
開発担当の方々がいます
要は趣味で開発してるので、相当おもしろい人たちなわけです
※趣味、AI開発って・・・
開発メンバー
【開発担当】
【発信担当】2重矢板AIの概要
概要は、ざっくりこんな感じですね
※背景的な部分は、前回の記事を参考ください。
【目的】
・堤防が決壊した際に、2重矢板を超速で設計したい
→現地の地盤条件に応じた矢板の設計を行い、施工する矢板の諸元を決める
【問題】
・河川全域のどこで壊れるかわからない
→壊れた場所の地盤条件に応じて、その都度設計をやる必要があり、時間がかかる
【解決策】
①事前に10万ケースくらいの設計計算を事前に実施しておく(網羅的解析)
②照査OK になるであろう解がX通り得られる
③それをAIに学習させておく
④いざ、堤防が壊れたら、現地の地盤条件を入力
⑤照査OKとなる矢板の諸元がX通り出てくるので、
その中から調達可能な矢板の仕様(強度、厚さ、長さなど)を選んで、施工に進む!
メリット
通常は照査NGとOKの境目をトライアル計算により詰めていく必要があるが、
あらかじめ照査してあるので、その時間を短縮できる
プロジェクトの可能性
このプロジェクト、おもしろいと思いませんか
通常、土木設計って、現地の条件を踏まえて、
強さ、安さ、施工の早さ、かっこよさ とかいろんなことを踏まえて、
その場に最適であろうモノを、創造していくわけなんですが、
それを毎回毎回やってるとやっぱり製造業などに比べて、非効率です。
しかし、考え得るパターンをぜーんぶ、あらかじめやっておいて、
「後から現地に合うやつを選ぶ!」
という逆の発想なわけですね
このプロジェクトは、これまでやってきた流れを根本から覆すようなインパクトがあるのかなぁ
と個人的に思ってます
分野を問わず、ご意見いただければ、幸いです
次回以降は、具体的なAIの中身について、自分も勉強しながら、
発信していきたいと思います
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