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日本語スタイルガイド集中読破

2022/02/20に公開

https://qiita.com/e99h2121/items/6ebbcd42f2ac713daeb3

日本語スタイルガイド

第1編 文書(情報)作成における説明技術

第1章 さまざまな実用文

  • 実用分の世界で、個々の文やまとまった文章を書くための技術
  • テクニカルライティングは1950年以降
  • 1970年前後から工業製品の普及
  • 1989年前後、欧米を中心とした先進国に短期間で広まった
  • 特徴
    • 説明対象の存在
    • 誤解を生まない
    • 簡潔で明快
    • 読み手に何らかの行動を促す
    • 文章を成果物とする
    • 案内文・告知文
    • 報告書・議事録
    • 提案書・企画書
    • 業務手順書・作業手順書
  • 例外 (これらはテクニカルライティングだけでは書けない)
    • 法務文書
    • 広告コピー

第2章 日本語スタイルガイドとテクニカルライティング技術

  • 読み手視点での価値創造

第3章 文書や情報として仕上げるテクニカルコミュニケーション技術

  • 技術文書
  • マニュアル(手順書)
  • ビジネス文書、ビジネス情報

第2編 日本語スタイルガイド

第1章 文法、用字・用語、表記を理解する

  • 独立語
  • 自立語
    • 名詞、副詞(活用がない)
    • 連体詞、接続詞、感動詞(活用がない)
    • 動詞、形容詞、形容動詞(活用がある)
  • 付属語
    • 助詞、助動詞(活用がない)
    • 文法的機能のみ(活用がある)
  • 文の構造
    • 短文:「彼は、テクニカルライターです」
    • 重文:「デザイナーがイラストを作成し、ライターが原稿を書きます」
    • 複文:「これは、私が入社1年目に作った企画書です」
  • ひらがなで書く語、漢字で書く語
    • ひらがな:「すでに」「たとえば」「さらに」「しばらく」「あらかじめ」「おいしい」
  • 漢数字と算用数字
    • 漢数字
      • 熟語、固有名詞、概数(数十倍、三千メートル)
    • 算用数字
      • 数の概念が残っているもの
      • 2009年4月1日に~
      • 5億65000万円
      • 定価36,530円
      • 第10回全国大会
      • 3つの事柄
      • 2台の車両
      • 3回目で合格
      • 3ヶ月経ったら~
      • 20通りある組み合わせ
        • 2重化制御、2次エネルギー、2進法、4捨5入
    • 漢数字と算用数字の使い分け
      • その数字をほかの数に置き換えることができるかどうか考えてみて、ほかの数に置き換えられない場合は漢数字を使う。
  • 送りがなの付け方

第2章 読みやすく書く

  • ですます調、である調
    • ですます: 操作手順
    • である: 見出し、図表内の説明、図表のキャプション
  • 能動態、受動態
    • 人間が主語。「マウスポインターを合わせ、クリックします」
    • クリックすると、「確認メッセージが表示されます」
  • 主語述語
    • ねじれ文
  • 「は」と「が」を区別する
    • 格助詞、主体・主格・対象の「が」: 「利用者が変更を行う」
    • 副助詞、主題・対象: 「このシステムは」
  • 「に」と「へ」を区別する
  • 句読点を正しく打つ

第3章 誤解されないように書く

  • 否定表現に気をつける
    • 「支社のコンピューターシステムは、本社のように処理速度は速くはありません」
    • ただし、注意・制限・禁止事項などの場合は、「してはいけないこと」を明確に伝えるために否定表現を使う。
  • 強調に注意する
    • OK:「予約を取り消す場合は、必ず連絡してください」
    • NG:「どなたでも完璧に使いこなせるようになります」
  • 「ら」「はじめ」「以下」は、「~を含む」にする
  • 数字を省略しない
    • OK: 「5000~6000」
    • NG: 「5~6000」
  • 「しばらく」は曖昧な表現である。
  • 「場合」と「とき」を使い分ける。
    • 「場合」は大前提条件、「とき」は小前提条件
  • 具体的、論理的、植物性、機械化、等、使われ方が定着した言葉を使うのは問題ない。

第3編 テクニカルライティング技術の要点

第1章 対象理解に基づきコンテキストを組み立てる

  • 対象の理解と情報の整理
  • 伝える目的
    • 伝えることによって何をどうしたいのか、どうなれば成功と言えるのか
    • ゴールを決める
  • 論理的に組み立てる
    • 重要度順
    • 起承結
    • 事実と意見

第2章 読み手のことを考えたライティング

  • 読み手の知識に配慮する
  • 専門用語は説明してから使う
  • 不快に感じる表現をしない
  • 否定的な表現で無用な不安を与えない
    • ~までしか表示できません、などを避ける
  • 認知や行動の仕方に配慮する
    • 人間の情報処理のマクロモデル
      • 感情系、注意系
      • 感覚情報貯蔵庫、短期記憶貯蔵庫、長期記憶貯蔵庫
        • チャンクで7個程度
  • 行動の基本的な段階
    • 目標形成
    • 実行
    • 評価

第3章 文章(情報)の完成度を高め安定させる

  • 推敲
  • テキスト以外は推敲と言わない

第4編 テクニカルライティング技術の基礎

第1章 表現設計の基本を知る

  • 表現設計の効果
  • 基本フォーマット
    • 誘導性
    • 明快化
    • 検索性
    • 統一感
  • 執筆ルール
  • 参照先

第2章 構造化に配慮して文書(情報)を設計する

  • 構成要素
  • 内容情報と書式情報の分離

第3章 ツールを活用して作業効率を高める

第4章 コンプライアンスに配慮する

  • 製造物責任法
    • 使用情報に危険に関する記述があっても、利用者に正しく伝わらなければ欠陥とみなされる
  • 消費生活用製品安全法
  • 知的財産権に関する法律
  • 著作権法
    • 適切な引用
  • 商標法
  • 意匠法
  • 不正競争防止法

その他メモ

良いユーザインタフェース(UI)設計に必要なこと。ノーマンのユーザ行為の7段階モデルを理解するための予備知識をまとめてみる② - 沼田的瀬戸際メモ(仮)

まだふえるかも。ひとまず大事なところをサマリしたもの~

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