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カーネギーの「人を動かす」を読んで、ソフトウェア開発に活きると思ったヒントとなる目次
Amazon.co.jp - マンガで読み解く 人を動かす | D・カーネギー, 歩川 友紀, 青野 渚, 福丸 サクヤ |本 | 通販
表題のメモです。読んだと言っても漫画なわけですけれども...
感想
- 要点だけ、読みました。しかも漫画。漫画の表現にAmazonの書評では賛否あるようではあるが、エッセンスだけ読み取るには十分でした。
- 古典なだけあって、目次に書かれていることが実はすべてという洗練された考え方...。だが、漫画ですっとイメージをつかめることによって一挙両得で理解ができた気がします。
- 大意をつかんだところで、 人を動かす 文庫版 | D・カーネギー, 山口 博 |本 | 通販 文庫版を読み直してみることで読みやすくなるかもしれないななど。
- ソフトウェア開発も、人を動かさねばならない局面はどうしてもあります。そうしたときにただ主張するのではなく、「盗人にも五分の理を認める」。相手を盗人などと考える必要はありませんが盗人ですら、理由はあるという話です。相手の話を聞くのは道理なのだなと、思ったりしています。
- 関連: 新人さんにすすめる有益な技術書達 2022春 - Qiita
目次
人を動かす / カーネギー
PART1 人を動かす三原則
- 盗人にも五分の理を認める
- 重要感を持たせる
- 人の立場に身を置く
盗人にも五分の理を認める。どんなソースコードにも五分の理なのかもしれない。批判する対象は人ではないと改めて感じます。
PART2 人に好かれる六原則
- 誠実な関心を寄せる
- 笑顔を忘れない
- 名前を覚える
- 聞き手にまわる
- 関心のありかを見抜く
- 心からほめる
笑顔を忘れない。リモートワークにおける会議でも顔を出してリアクションしておくのは、シンプルに大事だと思う。人に好かれる原則として共感します。
PART3 人を説得する十二原則
- 議論を避ける
- 誤りを指摘しない
- 誤りを認める
- 穏やかに話す
- “イエス”と答えられる問題を選ぶ
- しゃべらせる
- 思いつかせる
- 人の身になる
- 同情を寄せる
- 美しい心情に呼びかける
- 演出を考える
- 対抗意識を刺激する
演出を考える。開発に真剣になるとこれがなかなか難しいですよね。脚色をせよという意味ではないと思います。でも正しく論理建てて説明すること、も開発者同士のプロトコルを慮った演出かななどと考えれば、やはり演出を考えるのは大事だと思います。
PART4 人を変える九原則
- まずほめる
- 遠まわしに注意を与える
- 自分の過ちを話す
- 命令をしない
- 顔をつぶさない
- わずかなことでもほめる
- 期待をかける
- 激励する
- 喜んで協力させる
これらは特に後輩のメンタリングだったり、マネジメントだったりの重要な要素と理解しました。
付 幸福な家庭をつくる七原則
- 口やかましく言わない
- 長所を認める
- あら探しをしない
- ほめる
- ささやかな心尽くしを怠らない
- 礼儀を守る
- 正しい性の知識を持つ
最後に家庭の話もしているのが良いですね。漫画の中ではお母さんが子どもに謝るシーンなどが出てきてこれはズルい (泣ける) と思いました。
他 参考
デール・カーネギー - Wikipedia
人を動かす - Wikipedia
[特設サイト]D・カーネギー世界的ロングセラー - 創元社 ... 各位の推薦っぷりがすごいですね
以上です~
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