👌

API Gateway/Lambda モックサーバーでクエリパラメータを扱う

2024/12/26に公開

はじめに

以前の記事でAPI GatewayとLambdaを使ったモックサーバーの構築について紹介しました。
https://zenn.dev/dsakai07/articles/22c2fe6a8d7325

今回はクエリパラメータを扱う方法について書いていきます。

API Gatewayの設定

メソッドリクエスト

メソッドリクエストの設定から編集していきます。

URLクエリ文字列パラメータに名前を入れて保存します。

URLクエリ文字列パラメータにpiyoというパラメータが追加されました。

統合リクエスト

このままではLambdaにクエリパラメータを渡せません。
追加の設定として、統合リクエストのLambda プロキシ統合をtrueにします。

統合リクエストタブで編集を押下

Lambda プロキシ統合をONにします。

Lambdaの設定

受け付けたpiyoのキーと値をそのまま返却する処理を作りたいと思います。
以下のようにLambda関数を編集しました。

export const handler = async (event) => {
  const queryParams = event.queryStringParameters || {};
  const response = {
    statusCode: 200,
    body: JSON.stringify(queryParams)
  };
  return response;
};

確認

リクエストを送ってみます。

想定通りのレスポンスが返ってきました!

まとめ

API GatewayとLambdaを使ったリクエストでクエリパラメータを扱えるようにしました。
Lambdaを工夫すればいくらでも柔軟なレスポンスを生み出せそうです。

以上です!

Discussion