初めてチームでモノづくりをしたレポート
チーム開発前の自分
アプレンティスシップに参加した時点で、私にはチーム開発経験がありませんでした。
おまけに雑談に苦手意識があり、会話中に静寂が訪れると「どどどどどうせいっちゅうねん!」と不安になってしまうタイプの人間です。😨
また、誰かに頼ったり、人に要求、催促することも結構苦手だったりします。
(学生のころ会計を任されて集金に苦労したことを思い出しました笑)
右も左も上も下もわからない状態でのチャレンジだったので、
今回のチーム開発では、「意見の良し悪しは置いておいてとりあえず提案してみる」ということをテーマに取り組みました。🫡
チームの課題はコミュニケーション不足
今回のチーム開発で一番大きな課題がチーム内のコミュニケーションでした。
他にもスケジュール管理や設計での決め事など、出せば山ほど出てきますが、そのほとんどがコミュニケーション不足に起因しているものだと私は考えています。
最初私のチームは、「週に2日定期ミーティングをする」という1つのルールの上で走り出しました。
チームの活動を円滑に改善するため行ったこと
挨拶
チームでの活動が始まって私は「とりあえずテキストでもいいから毎日コミュニケーションとらんといかんなぁ」とおもい、毎朝挨拶と何か一言話題をテキストチャットで送ることにしました。
最初はこれを起点にして何か交流できればなと思っていたのですが、結果としてこれ(だけ)ではなんの進展も起こりませんでした。
また、テキストチャットでのあいさつは対面と違って五感に働きかけづらい分、コミュニケーションとしての効果は低くなりそうだなーと感じました。
そもそもお互いの情報が少なく、なおかつ自分のコミュニケーション手札も貧弱なので、すぐにネタ切れしてしまっていたところも改善点だと思います。「今日も頑張りましょう!bot」には誰も興味を抱かないですよね💥
ミーティング方法の改善
最初の3週間ほどは、本当に週2日だけのミーティングで進めていました。
次のミーティングに合わせて、開発の決め事を進めていくという流れです。
ですが、個人的に「なんかちょっとこのままだとやばそう」という臭いを感じ、「
朝会、夕会の開催
ミーティングのやり方を変更し、顔を合わせる回数は若干増えたものの、やっぱりまだなんとなくお互いに遠慮しあってると感じていました。
そんな中、メンターさんとの面談で「チームが上手く動けているか不安」ということを相談しました。
するとメンターさんからも「もっとコミュニケーションを増やしたほうがよさそう」というアドバイスをいただきました。
具体的には、朝、夕の時間帯に集まって軽くしゃべる時間を作るというのはどうかということです。
いただいたアドバイスは、その日のうちにチームに共有し、早速やってみようということになりました。
最初の週は朝(できれば夕も)会3回の開催を目標にして、実際に3回開催することができました。
会の内容は、簡単な雑談、今日の予定の申告、そしてこれもメンターさんからアドバイスいただいたGood&Newというについて話すことにしました。
これ以降開発や各々の課題が忙しくなり、Good&Newについて話せたのは結局この3回だけだったのですが、この会はチームメンバーの感触も良く、絶対普段話題に出さないようなことでも話題として上がることがあり、とてもやってよかったと感じました!
また、個人的にこの週以降でぐっと話しやすくなったなと感じたので、今後のチーム開発でもぜひ取り入れていきたいと考えています🫡
チーム開発を経ての反省
改めて今回のチーム開発を振り返ると、「もっとチームのために動くことができたなぁ」という思いしか出てきませんが、特によかったこと、改善が必要だと思ったことについて書いていきます。
全体を通してよかった点
- チーム活動を改善していこうという意識があった
初めてのチーム開発でうまくいかないことばかりでしたが、そんな中でもどうやったらうまくいくか、メンバー全員がより良くしようという方向に迎えていたことはよかった点だと思います。 - HRTをもって取り組めた
今回のチーム開発期間中、意見や提案がある際もお互いの考えを尊重してすり合わせることができたので、とても気持ちよく意見交換ができたと感じました。
個人テーマについて
個人のテーマであった「意見の良し悪しは置いておいてとりあえず提案してみる」について。
提案できていた部分もあれば、自分の中だけで整理をつけて意見として出さなかったこともありました。
ですがメンバーから「いろいろ提案してくれたところがよかった」とフィードバックをもらうことができました。自己採点としては100点満点中60点ぐらいはあげちゃってもいいのかなと思いました。
開発にかかわる意見だけでなく、自分が普段から思っていることなどもどんどん開示できるように、もっと自分自身のことも知る必要があるなと感じました。
情報共有についての反省点
今回情報共有はほとんどテキストと口頭で行っていたのですが、もっとイラストや図表を交えてた共有を積極的に行えばよかったと感じました。
実際、実装の際に画面共有やイラストを用いた提案を行った際に自分の説明も楽にできたので、今後は要件定義など、上流工程から積極的に五感をできるだけ駆使した情報共有を行っていこうと思います。
また、チームメンバーから共有する際にもっと具体的な例を出して共有できるとわかりやすいとフィードバックもいただけました。
情報共有の準備をする際は、抽象的的な伝え方と具体的な伝え方、どちらのほうが分かりやすいか意識しながら行っていこうと思います。
実装時の反省点
タスク管理が上手くいってなかったことに起因して、実装に関してはとりあえず今目の前にあることを消化していく場当たり的な進め方になってしまいました。
なので、それまでに学んだオブジェクト指向や自動テスト、デバッグ環境など、うまく活かすことができませんでした。😭
これらを利用できればもっと実装も楽で余裕をもってできたと思うので、タスク管理含めて次回の開発では実施していきたいです。
まとめ
以上、私が初めてのチーム開発で感じた事と、これからのチーム開発のために考えたことを書いてきました。
こうして初対面から短い期間でモノづくりを経験することは初めてでしたが、とても貴重な経験となりました。
チームとして一緒に開発をここまで進めてくれたチームメンバーには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、悩みを聞いてくれたメンターさん、こんな貴重な機会をくださったアプレンティス運営の方々、アプレンティスへの参加に勇気をもって一歩踏み出した数か月前の自分にも、最大限の感謝を送ります。
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