vercelの無料枠と、無料枠を使い切った後のアクションについて
Vercelとは?
Vercel(バーセル)は、Webアプリケーションの開発やデプロイを支援するクラウドプラットフォームです。静的サイトや動的なアプリケーションのデプロイと管理を簡単にすることができます。
【Vercelの特徴】
- サーバーレスアーキテクチャの採用
- CI/CDとWebサーバーが合わさったサービス
- GitHubなどのリポジトリと連携できる
- CDNが含まれているため高速なページ表示が可能
- 自動スケーリング機能
- Gitと連携したワークフロー
- 無料プランの充実度
Vercelの無料プランについて
無料プラン(hobby)のチームは非営利の個人使用のみに制限されています。
プラットフォームを商用目的で使用する場合は、Pro プランまたは Enterprise プランのいずれかが必要です。
つまり、広告をつけたり、有料機能を追加するなど、利益が発生する場合は必ずproまたはenterpriseなどの有料プランに切り替える必要があります。
私は広告を貼ったり有料機能を実装していたりはしないため、無料プランで自分のポートフォリオサイトを開発し、運用していたのですが先月無料枠を使い切ってしまいました。
無料枠の制限、どのタイミングで解除されるかなどの詳しい情報はあまりちゃんとwebになかったので、今回記事を書こうと思いました
ちなみにVercelのドキュメントにはちゃんと詳しくhobbyプランの制限が記載されています
無料枠の制限に達した場合
無料枠の上限(データ転送100GB)に達した場合はメールが届きます。
無料枠を超えた場合はサイトが停止します。
せっかくサイトが伸びているときにサイトが停止してしまったら困るので、私はProプラン(月間20ドル)を払いました。
ちなみにプロプランの場合はデータ転送上限が1TBであり、さらにこの上限を超えた場合は従量課金になります。
さらにVercelの場合、1プロジェクト単位で課金が必要なので、例えばGitHubのリポジトリに対して3人が開発に携わっている場合、3人Proプランになる必要があります。
毎月合計60ドル
日本円にして約1万円なり💰️
サイトを商用利用したい場合はVercelではなく、google cloudやAWSなど他のクラウドサービスを使用したほうが安く運用出来ると思っています。
とはいえVercelのサービスは素晴らしいので、ここは楽を取るかお金を払うか、どちらを選ぶかというだけの違いかなと感じています。
ちなみにVercelはサイトの状態をちょくちょくメールで教えてくれます。これめちゃくちゃ便利。
無料枠を50%, 75%使い切ったタイミングでも通知してくれるし、サイトへのアクセスが急上昇しているときにはメール送信してくれます。
あとは自分のポートフォリオサイトは正直パフォーマンスに対しては全然意識できていないため、単純に画像はCDNに置いたり、コードをよりパフォーマンスが高いコードに変えることで圧倒的にパフォーマンスが改善する可能性が高いです。
public リポジトリとして公開しているので、もし良ければIssue立てたりPR出してくれるとすごく嬉しいです。
作成したサイト
無料枠の復活
無料枠は毎月復活します。
なのでその月に無料枠を使い切ってしまったとしても次の月になれば無料枠が復活します。
これは実際に自分のサイトで確認したので、間違いないです。
最後に
最後に私のポートフォリオサイトのアナリティクスを載せます。
1月にサイトを公開して、累計のPVが1.1万。
累計のユーザーが2135人になります。
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参考
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