新卒でファッションテック企業を掲げるITベンチャーに入ってみた
この記事はエアークローゼットアドベントカレンダー18日目の記事になります。
はじめに
PCに触るたびに静電気が起こるので、最近PCを触るのに躊躇している大西です。
(PCが壊れそうで不安、、、
私は22年卒として株式会社エアークローゼットに入りました。
およそ8ヶ月勤務して感じたことが色々とありますので、書き綴りたいと思います。
忖度なく書きますので、読者の方にエアクロがどんな会社かを少しでも理解していただけたら嬉しいです!
(とはいうものの会社への不満が少ないタイプなので、若干回し者感がありますが、、、)
お前誰なん?
そもそも何者かわからないと刺さるものもの刺さらないと思いますので、さっと私の経歴を紹介したいと思います。
生まれは滋賀県の南に位置する草津市というところです。
特別PCに興味があったということはなく、公立の小中学校に通う普通の学生でした。
その後は滋賀県立膳所高校という、毎年駿台予備校に100人以上送り込んでいる進学校に進みました。
高校時代はヨット部に入っており、毎日ヨットのことしか考えずに過ごした結果、例に漏れず駿台に送り込まれてしまいました。
予備校を誰とも話さずに勉強に注ぎ込んだことで(?)、2回目の受験では大阪大学に入ることができました。
大阪大学では電気電子系と情報系が混ざった学部にいましたが、将来性を考えて情報系に進みました。
この選択によりプログラミングと出会います。
また、高校での部活動が不完全燃焼だったこともあり、大学でもヨット部に入りました。
この部活が人と組織を重んじるところだったこともあり、組織作りやチームで何かを成し遂げることへの興味につながっています。
当時は勉強を続けたいという気持ちが強かったこともあり大学院に進学しました。
進学したはいいものの、アカデミックの世界とは反りが合わず、悶々とした日々を送っていました。
そんな中でもプログラミングにより何かを作ることの楽しさを感じていることに気づき、エンジニアとしての道を考えていました。
そんな時に出会ったのがエアクロです。
当時は上場前だったこともあり本当に入るべきか悩みましたが、組織と人に惚れて入ることを決心しました。
ものづくりは好きですが技術オタクというよりは、プログラミングは課題解決の手段と思っているタイプです。
このこともあり、ただただエンジニアとして働くよりも広い経験をしたいと考えているエアクロに入社しています。
この後に書く内容もギークな感じはないので悪しからず。
エアクロってどんなところ?
圧倒的な成長環境
ベンチャーに入ろうと考える方はほとんどの場合、成長環境を求めていると思います。
(というか求めてないならベンチャーに入るべきじゃないよ、、、)
もちろん自分も成長環境を求めて入っています。
結論、エアクロは成長環境としてはかなりいいと思います。
何をもって成長環境とするかは人次第ではありますが、自分がエアクロに成長環境があると感じるのは以下の5点からです。
- やりたいといったことは大抵できる
- 能力が足りなくてもサポートしてもらえる
- 全社員がフル出勤
- プロダクトの難易度が高い
- エンジニア以外の業務ができる
それぞれの要素について簡単にお話ししていきます。
やりたいと言ったことは大体できる
「成長環境とは何か?」と問われると、私は「チャレンジをさせてもらえること」と答えます。
自分は成長に最も大きく寄与するのは経験だと考えています。
本を読むや勉強をするということも、成長するためには重要ではありますが、そこに体験が入ることでinputの質は格段に上がります。
加えて、金と時間を投資すれば手に入る知識と異なり、経験は環境への依存性が高く、簡単に手に入るものではないと考えています。
その点エアクロは、個人全社のスケールを問わず、チャレンジする姿勢が歓迎されています。
そのため、自分の能力が足りなくともやりたい気持ちを伝えると、大抵の場合はチャレンジさせてもらえます。
(もちろん会社として取り組まなければならない課題を解決することは前提ですが)
先日のアドベントカレンダーで書いたインフラ環境の開発も、自分がインフラ周りの知識が全くないので、そこを伸ばしたいと考えていたところにいい案件があったことで任せてもらえました。
言い始めたらキリがないぐらいには日々の業務でチャレンジさせてもらっています。
能力が足りなくてもサポートしてもらえる
ストレッチしたチャレンジをしたいとあった時に 「お、君はこれがやりたいのか。じゃあやって(ぽーい」 だとチャレンジできない環境よりは格段にいいものの真に成長環境とは言えないと思います。
その点、エアクロではストレッチであることを認識した上で、チャレンジを後押ししてくれるだけでなく、サポートまでしてくれます。
この辺は本当に企業文化がなせる技だと思います。
企業文化については、採用ページなどに書かれているので、そちらをご覧下さい。
いやー、本当に毎日地面に顔面を擦り付けながら生きています。。。
サポートしてもらえるとわかっているからこそ、チャレンジしようという意欲も湧き、よりチャレンジできるといういい循環があると思います。
全社員がフル出勤
エンジニア界隈の潮流に真っ向から反する内容ですね。。。
弊社では、コミュニケーションを何よりも大事にしています。
そのためエンジニアを含めた全社員が出勤しています。
言うまでもないですが、全てを自力でやるよりも、人を頼りながらやる方が圧倒的に成長も業務も効率的です。
人に頼るとなるとチャットよりも口頭で話す方が効率よくコミュニケーションが取れます。
そのため、先輩社員がたくさん出勤している環境は問題解決をより早く行うことができ、成長も早い環境だと言えます。
加えて、先輩エンジニアの仕事ぶりを見て学んだり、雑談的に得られる知識など出勤した方がよりたくさんの学びの機会があります。
いやー、本当に毎日地面に顔面を擦りt(ry
もうエンジニアとしての成長を得られないという方であれば出勤のメリットは享受できないかもしれませんが、少なくとも新卒にとってはとてもメリットのある環境だと思います。
プロダクトの難易度が高い
就活のタイミングではあまり意識していなかったけど、入ってからとても良かったと思ってることの1つに、作り上げるプロダクトの難易度が高いことがあります。
弊社では世の中にはないサービスを作り上げるために、webスタイリング基盤や、物の返却まで管理する循環型物流プラットフォームなども内製化しています。
物を扱うとなった途端に、開発やオペレーションの難易度が跳ね上がるんですよね、、、
特に送って終わりではないので、物がどこにあるかを常に考える必要があり、物流の中でも難易度がさらに高いです。
ただ、エンジニアとしては困難な問題がたくさんある方が、システムとしてその課題解決にどのようにアプローチするかを考えられるので、成長の機会はたくさんあります。
ビジネスドメインの知識は他の会社では活かせませんが、困難な問題へのアプローチ方法は多くの場所で活かせるので、成長の観点では非常にいい環境だと思います。
エンジニア以外の業務ができる
これがポジティブな評価になるかは人によるとは思いますが、幅広い経験を求めて入社した人間にはとてもいい環境だと言えます。
そんなん言われても、具体的に何してるか書かれてないからわからなんとなると思うので1つ例を挙げます。
個人的に最も学びになっているのは新卒採用です。
今までは採用をされる側しか経験していないので、採用する側の経験自体が学びになっています。
例えば、何を聞けば面接を受けている方を知ることができるか(=人の内面を引き出す力)、聞いたことからその方がエアクロに合うかいかに判断するか(=会社とのマッチングを見る力)です。
どちらも採用担当のような役職を経験できないものだと思います。
当たり前ですが、僕一人ではなくグループ長(部長に相当する方)の補佐という形で出ています。
とは言え新卒1年目で採用の経験ができる機会はなかなかないことだと思うので、ありがたく機会を頂戴しています。
人と組織がめっちゃいい
自分の少ない見聞でも悩みの大半は人間関係にあるように感じています。
人間関係で悩む時間は非常に勿体無いと思っていたので、できれば関わる人と組織を自分で選びたいという願望がありました。
大きな企業に行くと、自ら関わる人や組織を選択することは困難になる(いわゆる配属ガチャ)と聞いていました。
その点ベンチャーは組織分けはされていても、ある程度関わる人を自ら選べるので、配属先の人、組織と反りが合わないというリスクを減らすことができます。
エアクロは入った理由の1つは、面接の段階で人も組織も魅力的に見えていたことです。
この人たちと仕事すれば人間関係の悩みがなく、自分の成長のことに専念できると感じて選びました。
実際に入ってみてどうだったかと言うと、見立て通りだったという印象です。
- 全社員が1つのサービスを作ること、お客様に感動を届けることに向かって邁進している
- 互いに認め合い助け合う関係ができている
- 会社のvisionがちゃんと浸透している
などなど、人と組織は入る前に感じた通りのものがありました。
話していると他の社員でも同様のことを考えている人が多く、「エアクロのいいところは?」と問うとかなりの確率で「人」と返ってきます。
(組織と返ってくることはあまりないですが、聞いてると組織も内包した内容になってることが多いです)
この話を聞いてそれってあなたの感想ですよね?と言われるのも嫌なので、弊社で導入している人と組織を図るサービスで高偏差値を叩き出してインタビューされた記事を置いておきます。
結局ファーストキャリアでベンチャーに入るってどうなの?
色々言ってるけどファーストキャリアでベンチャーはありなのか?についてですが、少なくともエンジニアとしてはありだと思っています。
結局ものづくりは実際に作らないとわからないことがたくさんあります。
その点手を動かすことが求められるベンチャーは、エンジニアとしてのキャリアとしてかなりいいと思います。
特にエアクロは、ストレッチした内容でも意思を伝えればやらせてもらえるので、エンジニアのキャリアのスタートとして選んでよかったと思っています。
また、新卒で入った会社で作られるマインドセットが今後の思考にも影響することを考えると、エアクロのような人と組織がいいところ、全社として一つのサービスを作る意識が高い環境に身を置くことが大事だと思います。
(これは全てのベンチャーで共通した話ではないですが。。。)
総じて、エンジニアを軸としたキャリアパスを考えている人には、いい選択肢になるうると思います。
おわりに
新卒でエンジニアとしてエアークローゼットに入って感じたことを書き連ねてみました。
正直、まだまだ書きたいことはあるので、機会があればもう少し書きたいと思います(来年のアドベントカレンダーかもしれないけどw)。
ベンチャーで働く姿をイメージする助けになればうれしいです。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
エアークローゼットではこんな組織で働いてみたいというエンジニア・デザイナーの方を絶賛募集しています!興味がある方はぜひこちらの採用特設サイト"エアクロクエスト"も見てみてください。
明日はエンジニアのtangoさんです!
よろしくお願いします!
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