RHEL9デスクトップ亡命時にやったこと
Redhatが有料になったタイミングでUbuntuに乗り換えた薄情な男が、Redhatにまた戻ってきました。個人用途も有料と思っていたのですが、無料で使えるようです。
OSインストール
Ubuntuだとすでに入ってる他のOSを検出してGrubを適宜作ってくれるんだけど、そういうのは無いみたい。あと多分MBR消された。昔ながらの手動デュアルブート設定が必要なのかも。
- ここでアカウント作成 https://access.redhat.com/
- 上記アカウントとパスワードはインストール時に使うのでメモ
- Redhat Developerに加入 https://developers.redhat.com/register
- Developer Subscription for individualsを有効に
- RHEnterprise Linuxをここでダウンロード https://access.redhat.com/ja/downloads
- Fedora Media Writerをダウンロード https://github.com/FedoraQt/MediaWriter/releases
- それらを使って、起動USBを作ってインストール
- インストール時にアカウント情報を入れておくと、subscription-managerとinsights-clientのRegisterが自動でされるみたいです
初期設定
Nvidiaドライバ
うちのディスプレイは初期状態では写りませんでした。ここからダウンロード https://www.nvidia.com/download/index.aspx
chmod 755 ./NVIDIA-Linux-x86_64-550.100.run
./NVIDIA-Linux-x86_64-550.100.run
NVIDIA Settingsなるものがインストールされます。デフォルトだと動画再生が地獄の遅さだったのですが、左ペインのX Server Display Configurationから、Force Full Composition Pipelineという設定をしたら我慢できる程度にはなりました。
結構いいグラボ使っててDebian系だとデフォでヌルヌル動いてたのに…。
追伸
下記を参考にして、Nvidiaのリポ追加とドライバインストールをしてみたのですが、画質もスピードも明らかに向上しました。↑より先にこちらを試した方がいいかも?
sudo dnf config-manager --add-repo http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/repos/rhel9/$(uname -i)/cuda-rhel9.repo
sudo dnf module install nvidia-driver:latest-dkms
sudo reboot
nvidia-smi
snapを入れておく
Redhat用が無いアプリでもこれがあればインストールできるはず。
→と思ったがさほど使う機会が無かった
sudo dnf install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-9.noarch.rpm
sudo dnf upgrade
sudo dnf install snapd
日本語入力の設定
切り替えのデフォはWin+スペースのようです。
入力モードの切り替え(ひらがな↔カタカナ)はまだ調べ中…知ってたら教えてください。英語キーボードだから何か変なのかな?
日本語の変換はあまり賢くない…のでibus-mozcを入れようと思ったのだけど、Repoには入ってるものの何やら依存性の問題で怒られる。追いかけていくとglibcに突き当たる。
$ sudo dnf install -y ibus-mozc
- nothing provides xrefresh needed by ibus-mozc-2.28.4950.102-7.el9.x86_64 from epel
デスクトップの改造
好みのアイコンに変える
- ソフトウエアセンターからTweaksを検索してインストール
- ここでお好きなのを探す https://www.gnome-look.org/browse?cat=132&ord=rating
- たとえばFluentが気に入ったとして、Githubに行く https://github.com/vinceliuice/Fluent-icon-theme
git clone https://github.com/vinceliuice/Fluent-icon-theme.git
cd Fluent-icon-theme; install.sh
- Tweaksの外観→アイコンからFluentを選ぶ
おそらく~/.local/share/icons
に、アイコンデータを保存してるのだと思います。
昔は設定からGUIでダウンロードからインストールまで出来た記憶がありますが、あれは何だったんだろう。
Docが使い辛いので変える
Docの出しかたが分からず焦りました。
Winキーを押すと出ますが、出っぱなしかマウスオーバーがいい!
そんなわけでDash to Panelを導入してみました。
- ソフトウエアセンターから拡張機能(GNOME Shell Extentions)を検索してインストール
- 下記サイトに行って、右上の「Install」ボタンを押す
https://extensions.gnome.org/extension/1160/dash-to-panel/
見た目もそこそこだし、インストールも簡単で良かったです。はじめHyprlandを他ディストリから持ってこようとしたけど無理でした。成功した方、教えてください。
参考サイト
拡張機能を充実させる
ここによく使われてる機能が出ています。
あとFirefoxのアドオンでGNOME Shell integrationというのがあって、それを入れとくとブラウザ操作でインストールできるので便利です。
個人的にはこういうの入れました
- https://extensions.gnome.org/extension/8/places-status-indicator/
- https://extensions.gnome.org/extension/1460/vitals/
- https://extensions.gnome.org/extension/120/system-monitor/
- https://extensions.gnome.org/extension/104/netspeed/
ショートカットについて
UbuntuはWin+Tか何かでターミナル起動できて便利だったのですが、無いのかな?
- Win+Space: 日本語入力切り替え
- Alt+Tab: アプリの切り替え
- Alt+`: 謎
- Win+A: 謎
- Win+数字: Dockのお気に入りに設定したアプリを機動
- Win+矢印: 拡大、縮小、移動
- 左上隅にマウス: デスクトップ俯瞰
- Win: デスクトップ俯瞰
- Win+L: 画面ロック(Dash to Panel入れてから出来るようになった気がする)
参考サイト
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