SnowProCore(COF-CO2) 合格体験記
前置き
こんにちは。さすらいのデータエンジニアのこみぃです。
先日、SnowProCoreというSnowflakeの公認資格を受験し、なんとか合格してまいりました。
それにあたりどういう準備をしたかなど資料を残すといい感じかなと思いましたので、、本日はそのお話をします。
SnowProCoreとは?
SnowProCoreはSnowflakeの公認資格の中で基礎にあたる最初の資格になります。
シラバスも以下のようになっており、内容的にも基礎的であるといえますね。
(公式のシラバスより)
その先にはSnowProAdvancedという、データエンジニアやデータサイエンスに専門分化した公認資格が控えています。
SnowProCoreがイーブイで、その後ブースター、シャワーズ、サンダースという感じで専門分化していくと言うとわかりやすいですかね。わかりやすいですよね?
SnowProCore特典
SnowProCoreを持っていると、Snowflakeが主催する様々なイベントで専用のラウンジを使うことが出来ます。ラウンジでは資格保持者専用のノベルティをもらうことも出来ます。嬉しいですね。
私も次回からはこの恩恵に預かることができるので嬉しく思っています。次回のイベントからは喜びの写真とか調子に乗った写真をガンガン上げると思いますので、ご了承ください。
世の中には二種類の人間しかいない。SnowProラウンジに入れる人間と、入れない人間だ。
SnowProCoreの試験の申し込み方法
SnowProCoreはピアソンVUEで受験出来ます。ピアソンVUEは様々な資格試験を受けるための仕組みで、自分の家の近くの会場で好きな日程で試験を受けることが出来ます。便利ですね。
なので、しっかり試験の準備が出来そうな時期を選んで受験することが可能です。
このあと詳しくご説明しますが、Snowflakeの運用経験のあるデータエンジニアの方は最低2週間、無い方は1ヶ月程度は試験勉強ができる期間を選ぶことをおすすめします。
「◯◯さんなら勉強しなくて受かりますよ」などという誰かの言葉を信じてはいけません。絶対に信じてはいけません。
SnowProCoreの準備
今回は3週間ほどを準備に費やしました。その間にやっていたことを解説します。
1週目 シラバスを読む
まずは試験範囲を把握して公式のドキュメントを一通り読むのが良いと先駆者が言っていましたので、そこからスタートすることにしました。
シラバスは公式サイトからダウンロードできます。試験学習ガイドというやつですね(コミュニティサイトへのログインが必要です)。
そのガイドには試験範囲と、該当する公式ドキュメントへのリンクなどが貼ってあります。これらを一通り読みました。
なお、このガイドと試験範囲についてはつい先日に野生の神が素晴らしいまとめのブログを書いてくださっています。こちらも参考にしましょう。
なぜ私が勉強しているときに出してくれなかったんだ。
Snowflakeの運用経験がない方は、このステップのときにSnowflake無料トライアルを利用して実際に操作をしてみることをおすすめします。
また、以下の無料の講座をなぞるのもかなりオススメです(英語の講座ですが、ブラウザの翻訳などを使えばまあまあいい感じにやれます)。
2-3週目 模擬試験の問題を繰り返し解く
資格試験の勉強においては模擬試験を解くのが非常に重要です。
すでに運用経験があってなるべく効率よく資格の取得をしたい方はここから先をやるのが良いと思います。なので、準備は最低2週間と記載していました。
今回は模擬試験の問題として以下の2つを利用しました(2つとも英語です)。
謎のサイト(無料)
Udemyの講座(有料)
無料の方は無料なので特に文句もいいませんが、問題が微妙だったりしてやや不安だったので思い切ってUdemyの講座を使ってみました。これは良い判断だったと思います。
ちなみに、当日日本語で受験予定だったのでブラウザの翻訳機能を使っていました。たまに翻訳がおかしいものがあったので英語を見たりしましたが、概ね翻訳機能でも行けました。
ちなみにUdemyの講座の方と実際の試験問題で結構違いはあったのですが、私にとっては勉強するには十分でした。ただ、これからやる方は別の模擬試験の講座を試してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに同じ問題を何度も解くのがオススメです。繰り返し間違える箇所は理解が浅い箇所なのでシラバスに立ち返って確認すると良いです。
直前
直前にやることはよく寝ることと、当日の時間配分などを予め決めておくことです。
試験時間は2時間ですが、複雑な問題があるわけではないので時間が足りないということはありません。なので、十分にあるということを念頭に以下のステップで試験を解くことをおすすめします。
- 一回全部解く。不安なものにはフラグを付ける(40分)
- もう一度最初から全部解く。このときにフラグをつけていたものは目安にもう一度考え直したい問題だけフラグを残す。考えてもしょうがない問題はフラグを消す(20分)
- フラグがついているものをじっくり検討して解き直す(20分)
- もう一度全部確認してクリックミスなどをしてないか確認して提出する(残り時間)
当日
当日は試験会場に行って試験を受けてくるだけです。PCで受けるので筆記用具等も特に不要ですが、身分証明書が2種類必要 なのだけ注意しましょう。
試験会場についたら腹をくくって解くだけです。私の場合は最初の10問で4問くらい不安なものがあったりしてビビり散らかしましたが、なんとか持ち直して頑張りました。
試験結果は回答提出後に即表示されます。合格していたら咆哮の一つも上げたくなると思いますが、周りの方は試験中なので静かに退出しましょう。試験センターから出て路上に出たくらいで叫べばOKです。
振り返って
振り返ってみて、今回は合格はしたものの、やや準備期間が短かったかなという印象でした。もっと時間があったら別の模擬試験をもういくつか解いていたことでしょう。
結びの言葉
資格試験の勉強は体系的な理解に役立ちます。それだけでも受ける価値があるというのに、
本日はこのあたりで。
それじゃあ、バイバイ!
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