Snowflake Summit 2023から感じたストーリー
前置き
こんにちは。さすらいのデータエンジニアのこみぃです。
先週はSnowflakeユーザーにとって非常に大きなイベントであるSnowflake Summit 2023がありました。
今年はData SuperHeroes特典で招待していただいたので、思い切って現地参戦をしてまいりました。今日はその話をします。
すごくすごい会場
まず会場がすごくすごい大きかったです。
ここと別でもう一箇所基調講演などが行われる会場があるというのだから驚きでした。
なんというかこうすごくすごいSnowflakeの勢いを感じさせますね。
すごくすごいNew Era!!
Snowflake SummitはSnowflakeが主催する最も大きなイベントであり、そこでの発表はSnowflakeの今後を占うものとなります。
私はこういうときはストーリーを非常に重視します。
すでに存在する機能、新しい発表、そこで語られる世界観。
それらが一つのストーリーとしての一貫性を持ち、そのストーリーがあなたが思い描く理想を裏切っていないものであれば、そのサービスは正しくあなたが求めているものになるでしょう。
今回のSummitで私が感じた強いストーリーが、この「New Era!!」という単語でした。新しい時代がまもなくやってくるというのが、Snowflakeの主張だったように思います。
私はこの単語には2つの意味があると理解しました。
AIという名の世界にとってのNew Era
LLMなどのAI技術の劇的な変化を目の当たりにし、世界は新しい時代を迎えつつあります。
データを扱うものにとってもそうでないものにとっても、AIは再注目のトピックでしょう。
Snowflakeはその新しい世界にどのように挑んでいくのか、というのが今回の発表の一つのテーマでした。
SnowflakeはAI技術の活用を積極的に支援していくというストーリーを選んでいます。
- NVIDIAとの提携
- Document AI
これらに加え、LLMをプラットフォームに直接組み込むことなども発表されました。
関数でLLMを扱っているデモなどもあり、すごくすごい夢が広がりました。
新時代に台頭するであろうAI技術をしっかりと追従していることを、強くアピールした発表だったと言えます。
Single Platformという名のSnowflakeにとってのNew Era
今回の発表の2つ目の目玉と言えるのが、Single Platformという単語でした。
以下の発表はSnowflakeだけですべてが完結する世界観を目指すストーリーを物語っています。
- Native App Framework
- Snowpark Container Service
これまではSnowflakeは単体では完成しないサービスであり、何かを作ろうとするとAWSなどの別のサービスを用いる必要がありました。
Native App Frameworkはそれに対し、Snowflakeだけで完結した機能を提供できるようにするものです。
また、Snowflakeにあるデータに対して複雑な処理を行うには別のサービスを使う必要がありました。
Snowpark Container ServiceはそれらをすべてSnowflake内で行うことを可能にしています。
Snowflakeが他のサービスのデータ基盤を補完するサービスから、全てが完結する総合プラットフォームになるというストーリーが見えてきます。
このストーリーは昨年発表されたUnistoreが目指す方向性とも一致します。
私には某漫画の名シーンが鮮明に想起されました。
アプリがSnowflakeでできていて、データパイプラインを別で作る必要もない。
すべてがSnowflakeだけで完結している
オレはそんな夢を見ているんだ・・・
ん?おかしいか?こんなオッサンが
Snowflakeからのすごくすごいメッセージ
今回の発表を総括して、私はSnowflakeから一つのメッセージを受け取ったように思いました。
「Snowflakeは新時代に向かう準備がしっかりできている。さあ、あなたはどうだ?」
このSnowflakeからのメッセージの答えが、実は私の中でまだ出ていません。
新しい時代はどんな時代になるのだろうか?
その中で自分は何をして生きるべきだろうか?
まずは自分の中でその答えを出したいと思います。
すごくすごいノベルティ収集
展示ブースで色々ノベルティをもらうのもイベントの楽しみの一つです。
今回もらったノベルティはこちら。ほぼすべてのブースを回りました。
多分こんなに集めたのは私だけです。いえい。
特にTシャツとリップクリームが非常にありがたかったです。この2つが追加で手に入ったおかげで体調管理がかなり楽になりました。
今回現地で追加物資を購入された方も多かったかと思いますが、ブースを回ることで足りていた可能性もあることは来年への教訓としても良いかもしれません。
食レポ
さて、真面目なお話はここまでです。
せっかくラスベガスに行ったんですから、それはそれで楽しまないとね!!!
カンファレンス飯
海外に行くとちゃんと健康的な食事が取れるかなどがかなり不安になるものなのですが、今回はイベントで朝食と昼食が振る舞われたのでその心配は不要でした。これがすごくすごいありがたかった。
朝食
昼食
デザート
ハッピーアワーのチーズバー
ちょっとヘルシーか怪しいのもありますが、ちゃんと選んで食べれば問題なし!
これらの他にもドリンクや軽食が常に会場で用意されていて、水分及び栄養補給には全く困りませんでした。
すごく、すごいありがたいです。すごい。
特に朝食のヘルシーなラップがすごくすごい美味しかったです。
あと、昼食で見た黒いブロッコリーが日本では見ないので新鮮でした。
ホテルビュッフェ
ラスベガスの名物の一つにホテルビュッフェがあります。
今回はSummitの翌日に観光の日を作れたので、その日に行ってきました。
ヘルシーはどこに行ったんだ? という話ですが、すごくすごい美味しかったです。
観光レポ
せっかくの海外遠征。もちろん観光も大事です。
カンファレンスの合間や残りの時間で色々行ってまいりました。
オー(シルク・ドゥ・ソレイユ)
シルク・ドゥ・ソレイユはラスベガスの様々なホテルで行われているショーの総称です。
特にベラージオというホテルで行われている「オー」はラスベガスに行ったことがあるほぼすべての方のおすすめだったので、鑑賞に行ってまいりました。
すごく、すごかったです。すごい
豊富な語彙を誇る私でさえ言葉を失うレベルのすごさでした。
とにかくすごくすごかったんで、今後ラスベガスに行く方は是非観に行ってみてください。すごくすごいです。すごい。
フリーモント・ストリート
現在のラスベガスと言えばストリップ通りが非常に有名なのですが、あの通りができる前のラスベガスがフリーモント・ストリートです。
ストリップ通りからはバスで25分くらいで行くことができます。
ちなみにバス停で待っていてもなかなかバスが来ず、左隣のおにーさんは諦めて帰り、右隣のおにーさんは熱中症でふらついてました、そのおおらかさもまたラスベガス。
ストリップ通りのバブリーな感じも良いですが、こちらもまた風情があってすごくすごかったです。
モブミュージアム
フリーモント・ストリートの脇にあるモブミュージアムではラスベガスのカジノ誕生の歴史を学ぶことができます。
すごくすごい興味深く、楽しめました。お土産も癖があってすごくすごいいい感じで、甥っ子へのお土産はここで調達しました。
フリーモント・ストリートに行くことがあれば、是非足を伸ばしてみてください。
路上やホテルでの展示とパフォーマンス
ラスベガスではホテルに謎の展示エリアがあって豪華だったり、外で無料で鑑賞できるショーをやっていたりします。
私が泊まったベネチアンというホテルでは中に運河があったり、
別のホテルでは謎のオブジェがあったり
ベラージオの外の噴水でのショーもかなり有名ですね。この規模は日本では見られないのですごくすごい良かったです。
来年に向けて
今回は先に述べた通りで、強いメッセージを問いかけられたすごくすごいカンファレンスでした。
そして、そんな場所に招待していただいたという事実がまた誇らしかったです。
だからこそ、そのメッセージへの答えをしっかりと出し、一年間研鑽を積んで、さらに自信を持って来年に臨みたいと思います。
英語も頑張って勉強したかいがあってまあまあ喋れましたが、まだまだ完璧とは言えません。
もう一年しっかり勉強して来年こそはペラペラになるぞー!!!
さて、来年はサンフランシスコ開催です。ITの聖地ですね。わーお!!!
ゴールデンゲートブリッジっていうのがすごくすごい有名らしいので、今から楽しみです。
結びの言葉
いかがだったでしょうか?
私が感じた熱狂や感動が、少しでも伝わっていれば幸いです。
個人的には大規模のカンファレンスに参加すること自体が久しぶりで、それが海外とあってワクワクが止まりませんでした。
今後もこういう楽しいイベントが定期的に開かれる世の中に戻っていくといいですね。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
本日はこのあたりで。
それじゃあ、バイバイ!
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