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OracleDatabase 12c Releace1 データベースの作成

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前回の記事では、OracleDatabaseの環境構築について書きました。

https://zenn.dev/dani_rk/articles/a7d426371104e1

今回はその続きで、データベースの作成手順を記載します。

使用する環境


項目 構成 説明
OS Windows 10 Pro x64 10 Homeでも可
ソフトウェア OracleDatabase 12c Release 1 (12.1.0.2) Standard Edition 2 -

DBCA (Database Configuration Asssistant) を起動する


スタートメニュー→「Oracle - OraDB12Home1」の中にある「Database Configuration Asssistant」

データベース操作


実行する操作の選択画面。
今回行うことはデータベースの作成なので、「データベースの作成」を選択し、次へ。

作成モード


「デフォルトの構成でデータベースを作成します。」を選択すると、詳細な設定を省略して簡単にデータベースを作成することが可能です。
今回は、設定を少し触りたいので、「拡張モード」を選択して次へ。

データベース・テンプレート


各項目の大まかな違いは以下の通りです。

項目 説明
汎用 トランザクション処理とデータウェアハウスの両方を実行する、汎用向けのデータベースを作成。
トランザクション処理 多数のトランザクションを同時に実行する環境に適したデータベースを作成。
通常、応答時間や可用性が重要視される。
カスタムデータベース 可能な定義をすべて指示できるため、最大の柔軟性を提供したデータベースを作成。
データウェアハウス 大量のデータへの複雑な問い合わせを実行する環境に適したデータベースを作成。
通常、応答時間や可用性が重要視される。

今回は学習目的のデータベースを作成するので、一般的な「汎用またはトランザクション処理」を選択し、次へ。

データベース識別情報


好きな名前で結構です。
SIDは、グローバル・データベース名を入力すると自動で反映されます。

「コンテナ・データベースとして作成」は今回チェックを外します。

管理オプション


以前まではEnterprise Manager Database Express(MySQLのphpmyadminみたいなツール)が使用できていたのですが、FlashPlayerで動作していたので、残念ながら現在は使用できません。
※デフォルトでチェックがついてるので外す!

その下のEnterprise Manager Cloud Controlは、クラウドで管理できるツールみたいですが、そちらも今回は不要なので、チェックしません。

データベース資格証明


データベースを作成すると、自動でSYSユーザーとSYSTEMユーザーが作成されます。
これら2つのユーザーの役割は以下。

ユーザー 権限 実行可能なタスク
SYS 全てのシステム権限+
SYSDBA権限
データベース管理タスク+
データベースの起動停止
SYSTEM 全てのシステム権限 データベース管理タスク

今回私は「すべてのアカウントに同じ管理パスワードを使用」を選択しましたが、別で管理しても構いません。
(おそらく実務上の運用では別管理)

次に、「Oracleホームのユーザー・パスワード」に、環境構築した際に設定したOracleホームユーザーのパスワードを入力し、次へ。

ネットワーク構成

私は事前にリスナーの作成を行っていないので、リスナーを作成します。
「新規リスナーの作成」にチェックを入れ、リスナー名(任意の値)を入力し、リスナー・ポートを入力します。
(今回設定するリスナーポートは、公式ドキュメントに記載のポート番号と同じ値1521にしています。)

記憶域の場所

記憶域の場所を設定。
今回は特にこだわりや特別な設定は必要ないため、以下の設定とします。

  • データベース・ファイルの記憶域タイプ: ファイルシステム
  • リカバリ・ファイルの記憶域タイプ: ファイルシステム
  • 高速リカバリ領域の指定: なし
  • アーカイブ有効化: なし

ファイルシステムとは、OS標準のファイルシステムのことです。

データベースオプション


本来ならば設定できるはずですが、私の環境では設定できずに飛ばされました。
(おそらくEnterprise Editionのオプションかな?)
でもOracle学習の上では全く支障出ないので、大丈夫です!

初期化パラメータ


以下の設定項目を変更してください。

項目 初期値 設定値
キャラクタ・セット デフォルトを使用 Unicode(AL32UTF8)を使用

それ以外の設定は、必要に応じて変更してください。
とりあえずDB作ってSQL触りたい!って人はそのままでOK。




作成オプション


各オプションの説明は以下の通りです。

項目 説明
データベースの作成 前画面までの設定で、データベースの作成を行う。
データベース・テンプレートとして保存 前画面までの設定内容をテンプレート化し、保存する。
データベースをほかの環境に構築する場合などに使用。
データベース作成スクリプトの生成 前画面までの設定内容をスクリプト形式でデータを出力し、保存する。
スクリプトでさらに設定を変更する場合などに使用。

こちらも必要に応じて選んでください。
私は今回「データベースの作成」のみ選択しました。

サマリー


設定内容の最終確認を行い、問題がなければ「終了」を選択し、データベースの作成を行います。

進行状況ページ


しばらく待ちます。

終了


以上で、データベースは作成はできました。
「閉じる」を選択し、DBCAを閉じます。

SQLPlusでデータベースに接続してみよう


最後に、データベースに接続できるか確認しましょう。

コマンドプロンプトを開く

スタートメニュー右側の検索アイコンをクリック→「cmd」を検索→「管理者として実行」を選択してください。

コマンドプロンプトが起動したら、以下のコマンドを実行してください。

sqlplus system/<パスワード>

以下の画面が表示されれば正常です!

Oracle Database 12c Standard Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production
に接続されました。
SQL>

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