CTRL配列 - Ver.1.1のショートカットの解説 @hiyoctrl
こんにちは、Ctrl(@hiyoctrl)です。
今回はCTRL配列 - v1.1におけるキーボードショートカットに関する考え方と、xbindkeysの設定について解説します。
xbindkeys
##### .xbindkeysrc ######
##### control ######
"xte 'key F20'"
release + control + plus
"xte 'key F20'"
release + control + minus
"xte 'key F20'"
release + control + g
"xte 'key F20'"
release + control + e
"xte 'key F20'"
release + control + d
"xte 'key F20'"
release + control + p
"xte 'key F20'"
release + control + t
"xte 'key F20'"
release + control + j
"xte 'key F20'"
release + control + q
##### chromium ######
"xdotool key ctrl+alt+0"
release + control + n
"xdotool key ctrl+alt+1"
release + control + 1
"xdotool key ctrl+alt+2"
release + control + 2
"xdotool key ctrl+alt+3"
release + control + 3
"xdotool key ctrl+alt+4"
release + control + 4
"xdotool key ctrl+shift+s"
release + c:72
"xdotool key ctrl+shift+s"
release + c:70
"xdotool key ctrl+shift+c"
release + c:74
"xdotool key ctrl+shift+Delete"
release + control + c:15
"xdotool key ctrl+h"
release + c:73
"xdotool key ctrl+b"
release + control + i
"xdotool key ctrl+alt+0"
release + control + o
##### Alt_L #####
"ibus-setup"
release + Alt + Alt_L + i
"xfwm4-settings"
release + Alt + Alt_L + w
"qpaeq"
release + Alt + Alt_L + q
"thunar"
release + Alt + Alt_L + t
"chromium-browser --incognito --new-window https://time.is/"
release + Alt + Alt_L + n
##### Alt_R #####
"./.nxx.sh"
release + Mod4 + Alt_R + n
"xdotool click --repeat 3 1"
release + Mod4 + Alt_R + space
"xdotool click 2"
release + Mod4 + Alt_R + u
"xdotool click 1"
release + Mod4 + Alt_R + w
##### c: #####
"xfdesktop --menu"
release + c:66
"xfce4-terminal --drop-down"
release + c:62
"./.nxx.sh"
release + c:36
"./.nmm.sh"
release + c:105
"./.nbb.sh"
release + c:135
##### b: #####
"xdotool keaay ctrl+y"
release + b:6
"xdotool key ctrl+z"
release + b:7
"xdotool key ctrl+shift+v"
release + b:8
"xdotool key ctrl+v"
release + b:9
"xdotool key ctrl+c"
release + b:10
"xdotool key ctrl+x"
release + b:11
"xdotool key ctrl+a"
release + b:12
キーボードショートカットの無効化
"xte 'key F20'"
release + control + α
上記の設定はGoogleドキュメントやChromiumブラウザなどの独自ショートカットを無効化するための設定です。
Control_L + α
基本的にはControl_L + αとなるキーはGoogleドキュメントの見出しや太字が設定できるように記述してあります。
Alt_L + α
release + Alt + Alt_L + αは基本的にIMEやウィンドウ関連の設定、ファイラ、ブラウザを呼び出すようにしています。起動する回数やタイミングは少ないものの、メニューを出してマウスで操作して呼び出すのが面倒だと思って設定しました。その他、a(Alt_L)押しながらnでブラウザを起動できます。
Alt_R +α
release + Mod4 + Alt_R +αについては、基本的にはマウスのクリック操作を割り当ててあります。
i(Alt_R)押しながらuでホイールクリックするようにしているのは、Googleドキュメントの場合、拡張機能のRight Click Opens Link New Tab Correct Orderを有効化しても、右クリックで開こうとするとメニューが出てしまうためです。iuと押すことでホイールクリックが実行されるので、バックグラウンドの新しいタブでドキュメントを開くことができます。
i(Alt_R)押しながらwでクリックにしてあり、キーボード操作のみで必要なクリックができるので、両手キーボードの状態でも左手でタッチパッドを操作しながら、自由にマウス操作ができるようになりました。
i(Alt_R)押しながらspaceがなぜトリプルクリックに設定してあるかと言うと、Googleドキュメントで段落を指定するためにあります。i(Alt_R)押しながらspaceで段落を指定した後、e(Ctrl_L)押しながらiを押すことでスムーズに太字にできる仕組みです。
その他、i(Alt_R)押しながらnでxfce4-terminalを起動できます。
c:
c:の後の数字はキーコードです。c:◯◯についてはキーを押すだけで何らかのプログラムが動くようになっています。例えばメニューを出したい場合は左手の小指を少し斜め下に下げて押す、ターミナルを出したい場合は右手の人差し指を左斜め上に伸ばして押す、ドロップダウン指定したターミナルを出す場合はさらにその上の方を押すという形です。
Googleドキュメントのマイクをオンにするショートカットは、/の右側、トラックボールマウスに一番近いボタンで実行できます。
その他、右手のトラックボールのマイクの左側にGoogleドキュメントの置換、その左に文字数カウントのキーボードショートカットを設置してあります。
b:
Ctrl + a
Ctrl + c
Ctrl + v
Ctrl + x
Ctrl + z
Ctrl + y
Ctrl + Shift + v
b:◯◯はマウスボタンに、上記デフォルトの編集用ショートカットを割り当てています。b:の後の数字はxevで調べることが可能です。
各種ショートカットを組み合わせることで、左手はキーボード、右手はトラックボールに手を置いたまま記事の執筆が可能になります。
CTRL配列のショートカットについて
CTRL配列のショートカットを配置する際、同時に3つのボタンを押さないことを意識しました。3つのボタンを押さなくてはならないキーボードショートカットはワンキーで押せるようにしたり、2つのボタンで起動するように設定し直してあります。理由としては単純に疲れるからです。
また、キーボードショートカットの無効化も非常に便利でした。特にChromiumブラウザのキーボードショートカットを無効化することで、普段使わない設定なのが呼び出されないようになりストレスがかなり減ります。
ショートカット周りの設定をしたり、色々と組み合わせたりする中で、「機能させたいことと、機能させたくないことを制御できる」というのは非常に楽しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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