【Vive XR Elite シリーズ】側圧分散アタッチメントを使ってみた
初の寄稿となります.お手柔らかにお願い致します.
Vive XR Elite側圧分散アタッチメント
Boothにてtaka0913様が販売中の「Vive XR Elite側圧分散アタッチメント」を購入させていただきましたのでレビューを投稿します.
そもそも購入に至った経緯
ViveXREliteのバッテリーを外した状態の「グラスモード」のときは本体重量を
側圧>鼻>おでこ の重量配分で支えることとなる.
そのためViveXREliteが耳の少し後ろを押さえつける力が少しばかり強い.
短時間の装着であれば気にならないが,日に3時間以上連続で装着し続けると定期的に固定具を押し広げて休憩を取りたくなる.
(想定されているよりも長く装着していることによる弊害というのは認識している)
押し広げてくれる物を探していた
本体重量が軽いので側面の固定具を押し広げて頭に少しだけ引っかかる状態になれば良いと考え,洗濯バサミのバネなどを使って試行錯誤していた.
その時に今回の商品を見つけ購入に至った.
購入から装着まで
Boothで購入してから届くまでが1日だった.とても早い!
(本製品は個人による3Dプリントなので在庫の有無をチェックしてほしい)
使い方も至ってシンプルなためか説明書等も同封されていなかった.(全く問題なし)
ViveXREliteをグラスモードにし,パッドの部分を片方ずつアタッチメントに差し込むことで完成(5秒)
サイズ調整について不安があったが,アタッチメントを差し込む深さによって調整が可能であるため無問題であった.
背面に装着する樹脂パッドも柔らかく,枕に押し付けても後頭部が痛くなることはない.
装着から長時間利用
私が長時間利用に際して評価する点は4つ
- ずり落ちないか
- 不快感がないか
- 継続的に使用可能か
- 外したほうが良いと思わないか
4時間連続で装着し続けた結果,いずれもクリア.
2,4についてはアタッチメント非装着状態と比べて格段に快適度が増した.
特記事項
先述の項目3の継続的に利用可能かについてだが,「使い続けたいか」という評価である.
アタッチメントそのものの耐久性については3Dプリント製品である点を考えると一瞬不安にはなるが,3Dプリント製品を扱う会社に努めている筆者が見るに強度が増すような印刷手法を選んでいるように見えるのでその点は問題なさそうだ.
筆者について
大学~大学院時代は自動運転向けの画像認識技術の研究に携わり,科研費研究や国際学会での登壇発表を複数回行った.
その傍ら,高校生にフォトショップからUnityBlenderまでを含んだコンピュータを駆使した創作活動のコーチングを行う.
2017年から趣味でVRを始め,現在に至るまで趣味での開発から始め,サービスリリースまでを行っている.
高校で教鞭をとった後,3Dプリント系製造業に就職.
XRを活用した様々な依頼に答えている.
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