W4 : 公式アセットをプロジェクトに追加する・バージョン違いのアセットを使用する
マーケットプレイスのアセットをプロジェクトに追加する
Infinity Bladeのアセットをプロジェクトに追加する
Infinity Blade CollectionはUE4が無料で使用できるようになったタイミングとほぼ同時に配布された無料アセットです。
Infinity Blade:Dungeons用に制作されたけど、リリースされなかったものの今でも製品で使用できるアセットです。
Epic Games Launcherからマーケットプレイスに移動します。
検索欄に「Infinity Blade」を入力します。
Infinity Blade : Grass Landsをプロジェクトに追加してみましょう。
「無料」のボタンをクリックします。
マーケットプレイスのアセットをプロジェクトに追加する際に、「サポートされたエンジンバージョン」が自分が作成しているプロジェクトをカバーしているか確認しましょう。(カバーしていない場合のプロジェクトの追加方法は後述します。)
「無料」ボタンが「プロジェクトに追加する」ボタンに変わるのでクリックします。
追加するプロジェクトを選択します。
プロジェクトを選択したら「プロジェクトに追加」をクリックします。
Vol.001でThirdPersonテンプレートで作成したプロジェクトを選択します。
(プロジェクトが見つからない場合はThirdPersonテンプレートのプロジェクトを作成してください。)
始めてプロジェクトにアセットをダウンロードする際には、VaultCacheにダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わったら、プロジェクトに追加します。
追加したアセットを確認する
アセットを追加したプロジェクトを開きます。
追加したアセットのフォルダが作成されています。
始めて使うアセットを追加したときは、Levelアセットを探します。
「Maps」もしくは「Level」フォルダにLevelアセットがあります。
アセットを作成した作者によってはあったりなかったりしますが、以下の2種類のLevelが用意されています。
- Overview:含まれているすべてのアセットを確認できるLevel
- Demo:追加したアセットの使用例を紹介するLevel
YouTubeで紹介されている見た目と違うことはありませんが、実際にプロジェクトに配置されて動くのを見ると印象が違うことがあるので動いているものを見ましょう。
Demoレベルをプレイヤーで歩き回る
Demoレベルの「ElvenRuins」を開きます。
PlayボタンをクリックするとThridPersonテンプレートのプレイヤーでDemoレベルを歩けます。
Enviroment(背景)アセットの場合はThridPersonテンプレートで動き回るのが使用感を確認しやすいです。
ThirdPersonテンプレートで作成したプロジェクトには「BP_ThirdPersonGameMode」をDefaultのGameModeとして使用するように設定されています。
GameModeにはレベルをどのように動き回るか設定されています。
「BP_ThirdPersonGameMode」は「BP_ThirdPersonCharacter」をプレイヤーとして表示するように設定されています。
アセットの探し方
無料アセットの探し方
まずは無料のアセットを色々とプロジェクトに入れてみてUnreal Engineでできることを試してみるのがおススメです。
InfinityBladeが配布された2015年からさらにハイスペックな無料アセットも配布されています。
「無料」タブのリストはすべて無料のアセットです。
「無料」のタブをクリックすると無料のアセットすべてが一覧表示されます。
何を触っていいか分からないくらい数があるので、カタログからカテゴリーを選択します。
最高価格の「無料」をクリックするとカテゴリーごとの無料アセットの一覧が表示されます。
今月無料のアセット
毎月マーケットプレイスで販売されている有料アセットが無料で配布されています。
配布されているアセットの入手方法について紹介します。
今月の無料アセットの「カートに追加」ボタンをクリックします。
すべてのアセットをカートに追加したら、「ショッピングカート」アイコンをクリックします。
「チェックアウト」をクリックします。
「エンドユーザーライセンス契約」の同意のチェックボックスを有効にして、「同意する」ボタンをクリックします。
「注文する」ボタンをクリックすると「今月の無料アセット」を入手できます。
使いたいバージョンが対応していないときの対応
使用したいバージョンより低いバージョンしかない場合
UE4が出たときからサンプルプロジェクトとして提供されている「サンテンプル」はUE4の最終バージョン4.27までしかサポートしていません。
「サンテンプル」例に5.1で動かす方法を紹介します。
アセットの「サポートされたエンジンバージョン」に対応しているバージョンがインストールされていることを確認します。
サポートされていれるバージョンがインストールされていない場合はインストールします。
「サンテンプル」はプロジェクトを作成するアセットなので、インストールされているUE4のバージョンを選択します。
「プロジェクトに追加する」アセットは空のプロジェクトを対応しているバージョンで作成してから、プロジェクトに追加します。
作成したプロジェクトの「.uproject」を右クリックし、「Switch Unreal Engine version…」をクリックします。
リストから変更したいバージョンを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
プロジェクトの「.uproject」を開くと、変更したバージョンでプロジェクトが開きます。
新しいバージョンで開くことはできるものの、対応するバージョンで対応していない機能は読み込めないので警告が表示されます。
参照URL