社内勉強会から見えてきたデザイナーのためのAI活用Tips集
※この記事は「COUNTERWORKS Advent Calendar」の16日目の記事です。
COUNTERWORKS(カウンターワークス)取締役CDOの@kentymmtです。DはDesignのDです。
デザイナーのAI活用
昨今エンジニアの業務にもAIの活用が必須になってきていますが、デザイナーはどうでしょう。
今回カウンターワークスに関わるデザイナーが集まって普段使っているAIの情報交換&勉強会を開催したので、紹介されたtipsをざっと抜粋していきます。デザイン生成などに限らず広く使っているのでデザイナーはぜひ参考にしてみてください
勉強会の様子
ドキュメントをコードに変換する
長いテキスト、例えばよくある質問集とか利用規約などをコーディングする際にwordからコピペしてhtmlに...という作業はめんどくさいあるあるでしたが、chatGPTやClaudeに投げて一発で変換してくれます。地味にかなり時短。ただしテキスト量が多すぎると勝手に要約をしたりするので、そのあたりは事前に指示するか、分割しましょう。
コーディングする
Cursorというエディタが魅力的でした。VS CodeベースのAIエディタです。Copilotとの連携など魅力的な機能が詰まっています。僕個人はNova(Coda)というエディタを長らく使ってきたのですが、いよいよ乗り換えそう。
LPや会社サイトなどのテキストコンテンツを生成する
テキスト生成ではClaudeが人気でした。特にProjectsを活用して事前情報を学習させておき、LPなどに使うテキストやキャッチコピーを生成する方法が印象的でした。
Projectsにはweb会議のでの議事録ツール(これもAIがサマってくれるやつとか)や既存のコーポレートサイト、採用サイト、プレスリリースなどのコンテンツをぶちこみまくればいいとのこと。コンテキストを作るのもどんどん便利になっていますね。
画像を生成する
画像系ではMidjourneyが圧倒的に人気でした。以前はDiscord経由で使う方法しかなかった気がしたのですが、いつのまにかサイト上から直感的なUIで操作できるようになっていました。
バナーなどで使うような装飾的なパーツ、ベクターデータなどなFireflyを使うデザイナーが多数でした。
またStable Diffusionは無料で利用できるかつ、カスタマイズ性が高いという点で実は一番ポテンシャルがあるのではという声もありました。(ローカルマシンで動かす必要がありますが)
各AIの処理能力をまとめた図。デザイナーらしからぬ簡素さ
UIを生成する
Vercelのv0などが名前には上がりましたが、こちらは皆あまり活用できていないとのこと。僕自身も何回かトライしましたが、まだ手を動かしたほうがはやいかも..捨てる前提のモックなら活用できそうです。
さいごに
簡単なレポートになりましたが、活用の仕方が個人のアイデアによる部分も大きく、今回のような勉強会を定期的に開催してナレッジを貯めていくことは大事だなと感じました。
そしてもちろん、カウンターワークスではエンジニアに限らず業務で使用するAIツールを経費申請できます!
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