
Zennにとって初となる記事投稿キャンペーンでしたが、66件もの記事をご投稿頂きました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
Cloud Run のための実践 Cloud Deploy by nownabe さん
審査員コメント
本記事は、Cloud Deploy を活用した Cloud Run のデプロイ方法を詳細に解説しています。技術記事として完成度が高く、図解、手順、サンプルコードなどを豊富に掲載し、Cloud Deploy をまだ知らないユーザーから、実践的な内容を求めるユーザーまで、幅広い層に有益な情報であると感じました。審査員満場一致での選定となりました。おめでとうございます!
Cloud Run から内向きが「内部」なCloud Run にアクセスしたい by sikeda107 さん
審査員コメント
Cloud Run で新しいリビジョンをデプロイするとき、強く意識せずに設定しがちな—ingressオプションですが、internal(内向き)に設定した場合のアクセス可能なパターンを網羅しています。実際に試した様子も図解付きで記載されており、構成もわかりやすく、実務で導入を検討する際に多くの方にとって時間の節約になるはずです。
OpenTelemetry+Go 計装サンプル大全 with Cloud Trace ~意外なつまづきポイントを添えて~ by クラウドエース株式会社 さん
審査員コメント
オライリーの書籍「オブザーバビリティ・エンジニアリング」でも紹介されている OpenTelemetry を、Go言語とGoogle Cloudを例に導入する記事です。実際にCloud Trace、Cloud Loggingと連携している様子も記載されており、「オブザーバビリティを実装するとどのようないいことがあるのか」をイメージしやすい構成になっています。私たち読者が OpenTelemetry を取り入れるきっかけになってくれる記事で、Google Cloud に限る必要はないため、特別賞とさせていただきました。
Cloud Run + Litestream で RDB を使いつつ費用を格安に抑える by koki さん
審査員コメント
通常、コンテナ+RDBをクラウドで構成した場合、RDBのインスタンスが常時起動するため少なくない固定費が発生します。この点、本記事ではコンテナ+RDBでありながらリクエストがない間の固定費を限りなくゼロに近づけることが試みられています。現状はCloudRun+SQLite+Litestreamを採用できるのはデータ量・アクセス量が少ないアプリケーションまでであると適用の限界について誠実に触れながらも、読者に一歩未来のインフラ構成を感じさせる内容になっていると思います。