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【評価制度】1年で2等級上げたエンジニアの話

2024/12/13に公開

※これは、 コラボスタイル Advent Calendar 2024 Day 13 の記事です。

おはようこんにちはこんばんは。
今年も残すところあと半月ほどですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか!

わたしの2024年について色々振り返ってみると、
色々激動超えてカオスだなぁと思える出来事も多かったです。

その中でも一番嬉しくもあり、自分自身の「働きがい」に直結したと思えるのが
①自分の等級がこの1年で2つ上がり、②社内SEチームのリーダーになったこと。です。

1年前の自分と、現在の自分を思い返してみても、
現在の自分の方が、 生き生きと働くことができている! と胸を張っていえます😎

ちょいと長いかもしれませんが、今回はこの2つについてお話しします。

コラボスタイル開発部の等級制度

開発部には等級があり、掴み取った等級に対して動き、働きます。
すごくざっくりですが紹介しますね↓

等級 名称 期待されること
8級 ルーキー 言われたことを言われた通りにやることができる
7級 アソシエイト 言われたことを期日までにおこなうことができる
6級 エンジニア 能動的にふるまいながら、7級をフォローできる
5級 フロントエンドエンジニア…etc 専門分野に対しては、独力で業務ができる
4級 フロントエンドプロフェッショナルエンジニア…etc 専門分野に対しては、主導する

※抜粋です。本来は1級まであります。
2024年で7級のアソシエイトから5級のサポートエンジニアに上がりました。

キャリア、なにを目指せばええんや

この等級制度は2023年に生まれたのですが、
それ以前からわたしは、「自分自身のキャリア」について明確な目標を持てませんでした。

「開発部として、コラボスタイルのみんなと働きたい」とは思っていても
具体的に「どの分野をこうやって伸ばしたい」などはハッキリ提示できず、
毎回評価面談での宿題事項が「この数年で目指していきたいキャリアを明確にする」ことでした。

目指したいことがない=働くことにやる気がないワケでももちろんなくて、
むしろコラボスタイルのメンバーとして開発をしていきたいのに、
自分が開発部でどうやって動いていくのか、を考えられず、苦しむ日々でした。

何が適正なんやろうか、の図
考えれば考えるほど、どれも自分にはしっくりこない

たとえば、わたしはデータ設計をすることが好きなのですが、
「ならばデータベースエンジニアや!」と思って考えてみても

「人と話すことが好きだから、むしろITコンサルや!」と思って考えてみても
最終的には「自分が目指したいことではない(と思う)」結論に至りました。

キャリアについて、自分なりに考えてはいるのにどれもしっくりこず、
上司からアドバイスをいただいても答えを出せない自分に対し

「むしろ、〝開発部に居る〟と考えること自体が、適正ではないのではないか」

と、悲観的に考える時期もありました。

等級が、自分を歩かせるきっかけとなった

そんな中、コラボスタイルの開発部に「等級制度」が生まれました。

等級 名称 期待されること
8級 ルーキー 言われたことを言われた通りにやることができる
7級 アソシエイト 言われたことを期日までにおこなうことができる
6級 エンジニア 能動的にふるまいながら、7級をフォローできる
5級 フロントエンドエンジニア…etc 専門分野に対しては、独力で業務ができる
4級 フロントエンドプロフェッショナルエンジニア…etc 専門分野に対しては、主導する

この等級表を見て、「ななの等級は7級、アソシエイトです」と言われたときに、
私はとても安心したと同時に、焦りました。

安心は、「専門分野を目指すラインに立っていない(から、立てるようにこれから頑張れる)」こと。
焦りは、「2年コラボスタイルで働いているのに、まだエンジニアじゃないんだ!」ということ。

自分自身、アソシエイトと言われて、「当然だな」と思える節がいくつもありました。

今までの自分は、どんなキャリアを目指す!と考えても考えても、
それは考えただけで、なにひとつ実績を残していなかったからです。


アウトプットがないなら、考えていないことと同義だよね

そのため、「ここを目指すぞ!」と根拠を持って言えるようにするために、
まずは 「アソシエイトからエンジニアへ、等級を上げる」ことを目標 に歩み始めました。

エンジニアになるために実施したこと

他者を見る

エンジニアに上がるまでの8ヶ月の間、意識したことが1つあります。
それは、「等級がエンジニアである人を観察すること」です。

一緒に仕事をする上で、自分と異なる行動を取ったら「なぜ、その選択をしたのか?」と質問する。
メンバーの日報を確認し、上司が「良い」とフィードバックしていることを自分でも実践する。

自分が目指す等級にいる人を見て、それに見合う行動をすることを徹底しました。

提案する、吸収する

「他者を見る」ことは、「チームを見る」ことにも繋がりました。
自分がアソシエイトとなったとき、今所属している社内SEチームが発足しました。

社内SEチームは、自社内での業務改善を提案したり、
他チーム・他部署からの相談を受け、業務を効率化するためのチームです。
※他にもありますが、ざっくり言うとこんな感じ

当時はマネージャー1名、メンバーはわたし1名の2名体制でした。
マネージャーはマネジメントに徹底してもらうため、プレイヤーは実質1名で走り出しました。

動けるのは自分だけ という環境も、自分が「コンフォートゾーンから抜け出す」
というきっかけづくりに加担してくれたと思っています。

https://www.pro-bank.co.jp/saiyo-meister/personnel-story/break-out-comfortzone

社内SEチームとして動くために、基盤を自分1名で整えなければならない。
そのための仕組みづくりを、マネージャーに提案し、相談しながら進めていく。

1名で整えなければ、と書きましたが、わたし自身「社内SE」として働くことは
初めての経験だったため、マネージャーをはじめ、開発部のメンバーに助けてもらいながら
走っていきました。

また、自社内で業務改善をおこなうためには、
開発部以外の業務にも目を向けていかねばなりません。

業務改善って、当事者意識を持たないと「そのチームに見合った改善」はできないと思いますし、
そのためには、そのチームがどのように働いているのかを把握する必要があります。

その業務改善も「ただ自動化して効率化」というだけでなく、
初心忘れるべからずで「本当にその業務は必要なのか?」を考えたり。

技術的なサポートをすればOKで済ませてはいけないと思って動きます。

上がったぞ!

そうやって「他者に目を向ける」「他の部署・チームに目を向ける」ことを意識して
自分なりに社内SEチームでどうすべきかを考えて行動し続けたとき、
アソシエイトからエンジニアに等級を上げるお話しをいただきました😊

今までの自分は、どんなキャリアを目指す!と考えても考えても、
それは考えただけで、なにひとつ実績を残していなかったからです。

初めて、自分の行動が実績となり、等級を上げるための信用を掴み取った瞬間でした。
シンプルに嬉しかった、、、、

じゃあ、次の等級は?

まずは次の等級に「行きたい」か「行きたくない」か。
行きたい!!!!!!!!!!!!!

エンジニアに上がったと同時に、感じたことでした。

「等級が上がる喜び」をまた感じたい、というのもありますが、
自分自身が成長していくことを、目に見えて実感できる指標でもありますし
何より、(包み隠さず言いますが)給与が上がるのが嬉しい

自分の頑張りが評価となり、評価された結果等級が上がり、
自分の仕事への価値観や、生活が変わっていくのが純粋に楽しかったです。

また、「アソシエイトだった自分」と「エンジニアの自分」を思い返した時に、
「社内SEチームでやっていきたいこと」がどんどん思い描けているのが、「エンジニアの自分」でした。

今までの自分は、どんなキャリアを目指す!と考えても考えても、
それは考えただけで、なにひとつ実績を残していなかったからです。

何度も引用しますが、「自分で行動して実績を作る」ことにより、
じゃあその次はこれやろう、これができたなら次はこうやろう、が際限なく自分の脳内で暴れ出し
「自分のやりたいことをやるにはどう動くべきか」と、が出始めてきたんです。

ただただ開発部に居られればそれでいい、なので言われたことは着実に全部やる。
と考えていたアソシエイトの自分は居なくなり、エンジニアの等級に見合った思考ができはじめました。

何を尖らせるか

等級 名称 期待されること
8級 ルーキー 言われたことを言われた通りにやることができる
7級 アソシエイト 言われたことを期日までにおこなうことができる
6級 エンジニア 能動的にふるまいながら、7級をフォローできる
5級 フロントエンドエンジニア…etc 専門分野に対しては、独力で業務ができる
4級 フロントエンドプロフェッショナルエンジニア…etc 専門分野に対しては、主導する

開発部の等級表を見直してみる時に、「じゃあどこ目指す?」が悩ましいところでした。
エンジニアに上がったのは良いものの、「なにやる?」は全く定まってませんでした。

でも、ふんわりと自分の中で「こうでありたい!」というビジョンはありました。
それは 社内・社外問わず、困っている誰かを助けたい ということです。

それが「社内SEチームとしてやるべきことなのか」は別として、
誰かが困っていて、手を貸せる状況であれば何でもやりたいし、やらせてほしい。
そういう思いはありました。

じゃあ、助けるエンジニアってなんだろう? となった時、
今自分が尖らせられる中で一番近しいものが、「サポートエンジニア」でした。

コラボスタイル開発部における「サポートエンジニア」とは、
お客様との技術的なサポート対応のほかに、7級、6級のサポート対応の教育だったり、
必要に応じて機能の改修を開発チームにプッシュすること等が期待値として挙げられます。

https://zenn.dev/collabostyle/articles/aa2dd8a7ac7012

(サポートについての記事も以前書いたから、読んでみてね)

まずは、社外の方を一人前にお助けできるように、お助けできる体制ができるように、
自分でやれることは全部やろう! という思いで走りはじめました。

そんなこんなで

わたしの等級はこんな風になっていきました↓

日付 等級
〜2024年2月 7級:アソシエイト
2024年3月〜 6級:エンジニア
2024年12月〜 5級:サポートエンジニア

今現在、わたしは同じ5級の、サポートエンジニアとは別のロールを引き上げるために走り出しています。

社外の方へお助けする能力はあるぞ!と評価いただいたため、
今度は社内の方をお助けするための能力を磨くぞ! ということで行動しています✌️
(察しのいい方はどんなエンジニアを目指しているのかわかるかも)

もちろんサポートエンジニアとして、さらに上の等級を目指したい!というもあるのですが、

わたしはわたしが関わる人すべてを幸せにしたい
だから幸せに働けるための手助けをしたい、お助けしたい
みんなのワークスタイル、よくしたいぞ!

という気持ちが強いため
簡単な道ではないですが、別のロールを兼務できるようになりたいと思います。

そして、社内SEチームとして社内の方をお助けしていくために、
やりたいことも色々見えてきた!

やりたいことを自分で率先して動くには、どうしても力が欲しいぞ!

ここで言う「力」とは、誰かと話した時に「すぐにやれそうです!」だったりを
決断する力。どのように進めていけばいいか、自分で判断できる力を指します。

そのために、わたしは社内SEチームのリーダーという役割を掴み取りました。

リーダーについて

書こうと思ったのですが、思いの外長くなってしまったため、
次回に持ち越します😚

リーダーとしてのふるまいについて、気になる方は続報をお待ちください👀

さいごに:働きがいは、自分で作るのだ!

コラボスタイル Advent Calendar 2024 7日目の公開記事でも言及されていた、「働きがい」について。

https://corp.collabo-style.co.jp/uncategorized/adventar20241207/

わたしも「アソシエイト」から「サポートエンジニア」に上がり、
誰かが作ってくれた素敵なワークスタイルを、自分の力でもっともっと良くしていきたい!
と思うことができました。

自分が自分らしく働けるように、みんなが幸せに働けるように
これからもやれることは全部やる!次もやる!その次もやる!精神で頑張ります😎

コラボスタイル Developers

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