ITエンジニア元年だった2021年を振り返る
キャリアとしては2年くらいITエンジニアをやっているわけですが、ITエンジニアのおもしろさに気づけて色々と積極的に活動したのが今年からだったので、自分で勝手にITエンジニア元年にします。
やっておけばよかったことは無限にあるので、やったこと、やめたこと、来年やることの3つの観点からまとめたいと思います。
やったこと
振り返ると色々やってました。
- プロジェクトリーダー
- AWSの資格取得
- Goアカデミー
- 42Tokyo
- 競プロ
- アウトプット
プロジェクトリーダー
今年一番勉強になったというか、いい経験をしたものとしては入社半年でプロジェクトリーダーを任せていただいたことです。
抜擢された理由ですが、プロジェクトリーダーになる前から会議で積極的に発言したり、もっとこうしたらいいんじゃないかという提案をしたりしていたので、その主体性を評価されたんじゃないかと自分で勝手に思ってます。上司に理由を聞くこともなくいつの間にプロジェクトリーダーになってたので本当の理由はわかりません。笑
具体的にやったこととしては、イシューの管理や本番環境へのデプロイ、工数見積もりなど、プロジェクトリーダーならではのことが沢山できました。
来年もしっかり貢献できるよう、何事も主体的にがんばります。
AWSの資格取得
CLF(なぜクラウドプラクティショナーでCLFになるのかいまだに謎)とSAAを取得しました。
いままでなあなあにつかっていたAWSのサービスを体系的に学ぶことができたのでとても勉強になりました。
資格自体に価値はないと思ってますが、そこで得られる知識は役立つものばかりなので、学びたいものに対して資格があるならば私は積極的に取得したほうがいいと考えてます。
目指せ、DevOpsEngineer-Professional
Goアカデミー
サイバーエージェント主催のGoアカデミーに通った(来年も引き続きあるが)のも私にとって大きい学びと経験になりました。
Goの基礎からAWSリソースとの連携をしてWebアプリを作るまで、ロードマップがしっかりしていたので一つ一つ理解することができました。
また、一緒に学ぶ仲間や現場で働く社員の方たちとの交流がとても楽しく、ITエンジニア、そしてサイバーエージェントの魅力を再確認しました。
来年はこれらの経験を活かして各々サービスを作っての発表会があるので楽しみです。
42Tokyo
去年の11月にピシンといわれる1ヶ月に及ぶ試験(42Tokyo内では通称ハンター試験)に無事合格して、今年の1月から通いはじめました。
CSの基礎的な知識(C言語を使って色々作る)を学ぶことができ、ピアラーニングという特徴通り、課題を終えたら生徒同士でレビューをするので、その課題に対して説明できるような理解力と円滑にレビューするためのコミュニケーションスキルが求められます。
もちろん自分よりかなり先に進んだ人のレビューをすることもあるため、レビューする側は事前にどのような課題かを理解しなければいけませんし、レビューしてもらう側としてはまっさらな状態の人に対して説明できるほど理解できてなければいけないので、入学してからも結構ハードです。笑
正直今年はあまりコミットすることができなかったので、CS学位取得の足がかりとして来年はしっかりコミットします!
競プロ
競技プログラミングは今年の10月くらいから始めました。いまだに灰色です。苦しい。
ITエンジニア歴2年にも関わらずアルゴリズムに対する理解が皆無だったので、これはいかんと思い、始めました。
二分探索やビット全探索などの探索系から、エラトステネスの篩やユークリッドの互除法など数学的な勉強まで、いままでやってこなかった勉強をしているのでとても楽しいです。
来年には緑になりたいです。
アウトプット
積極的にアウトプットをし始めたのも今年からです。
主にZennで記事を書いたり、ツール開発したり、社内での勉強会プレゼンなど、空き時間があれば色々やってました。
アウトプットする上で軸に考えていたのは、貢献です。
私は「自由と貢献の最大化」を人生の目標にしているので、できる限り他人の役に立ちそうな記事やツールを作ることを常に考えながらアウトプットしてました。
来年からも引き続き少しでも世の中に貢献できるよう、アウトプットしていきたいと思います。
やめたこと
ITエンジニアとあまり関係ないこともあります。
- SNS
- 時間ベースの思考
- 能力の輪の外にあること
SNS
(GitHubはSNS…?)
Twitterとかインスタとかfacebookとか純正のSNSはアカウントを全て消しました。
やめた理由としては、自分にとってメリットがないと考えたからです。
Twitterでいうと、自分がツイートするときは大概自慢話で、リツイートするときも自分はこんなん知ってるんだぜ的な事でリツイートしてたり、とにかく自己顕示欲を満たすためだけにやっているということに自分で気づけたのでその場でアカウントを削除しました。
あとは否が応でも他人との比較をしてしまうので、メンタルに悪いというのも理由ですね。
情報収集の意味でも使っていたりしていたのですが、実際にSNSで得られる情報で役立ったものがあるかと言われると思いつきません。
大きいニュース(直近だとlog4jとか)であればテック系のブログをRSSに登録しておけばそこで知り得るので、特段問題なかったと思います。
時間ベースの思考
私にはイベントベースの思考が合ってたみたいなので、時間ベースの思考をやめました。
イベントベースの思考は、朝起きたら次は歯を磨いてなど、ifthenルールに近い考え方です。
時間ベースの思考は、何時に起きて、何時に歯を磨いてなど、まさに時間を軸にした考え方です。
人にもよると思いますが、私はイベントベースの思考にすることで、運動や勉強など生産的な活動が今までより捗るようになったので、時間ベースの思考はやめてよかったと感じました。
仕事もやるべきことができていれば定時前に帰りますし、できてなかったら定時とか関係なく仕事したりしてるので、毎日達成感があって楽しいです。
能力の輪の外にあること
遅ればせながら、Think clearlyを今年読みました。
この中で一番の学びになったのが、能力の輪についてです。
ざっくり言うと、自分が得意でできることの範囲を能力の輪といいます。
バフェットいわく、
「自分の『能力の輪』を知り、その中にとどまること。
輪の大きさは、さほど大事じゃない。
大事なのは、“輪の境界”がどこにあるかをしっかり見極めることだ」
私自身、小説を書こうとか音楽やってみようとか思った時期もありましたが、この本を読んで、自分の能力の輪について真剣に考えました。
結果、私は効率化とかがとても好きで得意なのでそこに関係する仕事をしよう!と思いエンジニアに本格的にコミットすることに決めました。
そのおかげで毎日好きで得意な効率化に関わる仕事ができて、プロジェクトリーダーを任せていただけるほど評価もしていただけているので、能力の輪の外にあることをやらないと決めたことは、私にとってとても価値あることでした。
来年やること
来年も精進します。
- 英語の勉強
- 42Tokyo
- 競プロ
英語の勉強
再来年くらいにはCSの学位を取得するためにどこかの社会人大学院に入りたいと考えていて、そうなると中々プライベートでの勉強時間は取れなくなるので、来年はいままでやりたかったけどできなかった英語の勉強をします。
エンジニアとして働いていて、英語で書かれている公式のドキュメントや記事を読む機会がやはり多く、エラーメッセージも全て英語なので英語ができるということはかなりアドバンテージだと痛感しました…
具体的な勉強法とかは決まってませんが、勉強する教材は沢山あると思うのでしっかり調べて計画して、流暢にしゃべるとまでは行かなくてもそれなりのコミュニケーションやドキュメントの読解力などを身につけたいと思ってます。
42Tokyo
エンジニアの勉強としては、42のピアラーニングと問題解決型学習は最強だと勝手に思っているので、来年はしっかりコミットしていきたいです。
アルゴリズムやデータ構造についての基礎力を身につけること、プログラミング言語の基礎であるC言語を理解することが目標です。
競プロ
目指せ、緑コーダー
まとめ
振り返ると結構濃密な一年を過ごせました。来年も世の中に貢献できるよう、精一杯がんばります。
お世話になったみなさんありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。
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