リリースから振り返る2024年のココナラアプリ開発
こんにちは。
株式会社ココナラのアプリ開発グループでエンジニアリングマネージャーをしています 中田 (@kun03) です。
本記事は株式会社ココナラ Advent Calendar 2024 17日目の記事です。
はじめに
私たち、アプリ開発グループでは ココナラアプリ (iOS/Android)の開発運用を担当しています。
リリースから2024年のココナラアプリを振り返りたいと思います。
リリースから見る
iOS/Androidそれぞれでリリース回数やリリースした施策数を振り返ってみたいと思います。
iOSアプリ
まずiOSアプリで2024年に実施したリリースは、46回、機能改善は 129 件でした。
機能改善以外にも不具合解消の対応も実施しているため、それも含めると更に多くのプロダクト改善をしていることになります。
月別で見るとリリース回数では2月と5月がリリース回数の多さが目立ちます。定期リリース以外にもBug Fix系のリリースもあり、比較的リリースが多い月となってしまいました。
ただこの2ヶ月に関してはリリース回数だけではなく、機能改善件数も多く不具合が発生しやすい状況であったと思います。
今後の課題としては、機能改善件数が多くても安定したリリースを継続出来るかがポイントになってくると思いますし、ここはiOSチームがまだまだ成熟していける点であるとも感じています。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リリース | 4回 | 6回 | 3回 | 4回 | 5回 | 3回 | 4回 | 4回 | 4回 | 3回 | 3回 | 3回 |
機能改善 | 10件 | 17件 | 8件 | 12件 | 22件 | 6件 | 6件 | 14件 | 16件 | 6件 | 6件 | 6件 |
この1年で多数の機能改善を実施してきましたが、同時にSwiftUIの導入 や マルチモジュールの導入といった技術のアップデートも積極的に実施していました。
継続的にプロダクトを成長させていくためには、技術のアップデートも機能改善と同様に重要なことだと考えています。
Androidアプリ
次にAndroidアプリを見てみたいと思います。
2024年に実施したリリースは、46回、機能改善は 99件でした。
iOSアプリ同様に機能改善以外も実施しているため、Androidも同様に更に多くのプロダクト改善をしていることになります。
月別で見るとAndroidは5月のリリース回数が多くなっています。こちらはAndroid14対応で本番環境のみで発生する致命的な不具合があり、切り戻し対応等を実施したため、リリース回数が多くなっています。
こちらの不具合はリリース前に検知出来る不具合だったので、ユーザーの方にはとてもご迷惑を掛けてしまい、大きな反省点となりました。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リリース | 3回 | 5回 | 4回 | 4回 | 7回 | 2回 | 4回 | 3回 | 5回 | 3回 | 4回 | 2回 |
機能改善 | 9件 | 7件 | 5件 | 9件 | 14件 | 6件 | 13件 | 13件 | 8件 | 8件 | 4件 | 3件 |
Androidチームも積極的に技術のアップデートを実施しています。
例えば、Jetpack Composeの導入推進やDagger Hiltへの移行を実施しました。
2025年に向けて
ここまでココナラアプリの開発について、リリースから振り返ってきました。
皆さんのモバイルチームと比較していかがだったでしょうか。様々なご感想をいただけると幸いです!
アプリ開発グループでは、2025年も引き続きユーザーへ価値提供出来るように日々機能改善を実施していきたいと思います。
最後に
明日はfumiさんによる、Design Docはじめました です。
ココナラでは積極的にエンジニアを採用しています。
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