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AWS・Google Cloud 全冠達成の振り返り

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1. はじめに

1-1. 前回記事からの続編

こんにちは、クラウドエース株式会社 第一開発部の喜村です。

前回の記事では、異業種からエンジニアに転職してからのクラウド資格を取得するまでの道のりをお話しました。

そして今回 AWS・Google Cloud の全冠達成を果たしました! 👑

1-2. 改めて自己紹介

約10年間調理師として働いていた私が、30歳を前にエンジニアに転身。
SES 会社で AWS 中心のプロジェクトに参画し、その後 Google Cloud パートナー企業であるクラウドエースに転職。

現在の取得資格バッジ:

Google Cloud:
https://www.credly.com/users/username.7cb34d71/badges#credly

AWS:
https://www.credly.com/users/username.7ff034ee/badges#credly

2. 全冠達成までの受験履歴

既存の資格の更新時期と重なったため、更新と並行して新規資格の学習を進めました。
時系列でご紹介いたします。

2-1. 全資格取得への道のり

日付 プラットフォーム 試験 備考
2022/4/2 AWS Database - Specialty 廃止済み
2023/12/4 Google Cloud Cloud Digital Leader 新規取得
2023/12/23 Google Cloud Associate Cloud Engineer 新規取得
2024/8/13 Google Cloud Professional Cloud DevOps Engineer 新規取得
2024/8/31 AWS Machine Learning - Specialty 新規取得
2024/10/28 Google Cloud Professional Machine Learning Engineer 新規取得
2024/11/26 Google Cloud Professional Cloud Developer 新規取得
2024/12/14 AWS Cloud Practitioner 更新
2024/12/14 AWS Solutions Architect - Associate 更新
2024/12/14 AWS Solutions Architect - Professional 更新
2025/1/11 AWS AI Practitioner 新規取得
2025/1/11 AWS Machine Learning Engineer - Associate 新規取得
2025/1/25 Google Cloud Professional Cloud Database Engineer 新規取得
2025/2/6 Google Cloud Professional Cloud Architect 新規取得
2025/2/13 Google Cloud Professional Cloud Security Engineer 新規取得
2025/2/22 Google Cloud Associate Data Practitioner 新規取得
2025/3/1 AWS Data Engineer - Associate 新規取得
2025/4/20 AWS Security - Specialty 更新
2025/4/29 Google Cloud Professional Cloud Data Engineer 更新
2025/5/31 AWS Advanced Networking - Specialty 更新
2025/7/1 Google Cloud Professional Cloud Network Engineer 新規取得
2025/7/5 AWS Developer - Associate 更新
2025/7/5 AWS SysOps Administrator - Associate 更新
2025/7/5 AWS DevOps Engineer - Professional 更新
2025/7/26 Google Cloud Google Workspace Administrator 新規取得
2025/8/23 Google Cloud AI Leader 新規取得

3. 全冠達成のモチベーション

3-1. All Certification Holders と Partner Top Engineer 2026 を目指して

Google Cloud Partner All Certification Holders への挑戦

Google Cloud には全資格取得者を表彰する「All Certification Holders」制度が 2025 年度から新設されました。公式ブログ をご参照下さい。
この制度は、 Google Cloud 認定資格を全て取得したエンジニアを対象とした特別なプログラムです。

Google Cloud Partner Top Engineer 2026 への挑戦

Google Cloud には「Partner Top Engineer」という表彰制度があり、認定資格数も審査基準の重要な要素となっています。公式ブログにて詳細が公開されており、 Google Cloud 全資格取得は大きなアドバンテージとなります。

Partner Top Engineer 2026 と All Certification Holders を目指した理由:

  • 社内外における技術的権威の確立
  • 所属企業への貢献
  • 自己成長とキャリアアップ
  • 広範な専門性の証明

なお、 AWS には「All Certification Engineers」という表彰制度もありますが、こちらは AWS Partner Network (APN) 参加企業の社員が対象となるため、弊社の場合は対象外となります。

4. これから全冠を目指す人へ

学習戦略や効率的なリソース活用法については、前回の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください:

👉 【調理師からエンジニアへ】クラウド資格 24冠達成!異業種転職者が語る AWS/Google Cloud 市場価値と最短学習戦略

特に以下の章が参考になります:

  • 5章:効率的な学習方法と時間管理の秘訣
  • 6章:これからマルチクラウドを目指す人へ

4-1. 資格取得を目指す上での追加アドバイス

🎯 効率的な学習スケジューリング

前回記事の学習戦略に加えて、実践的な学習テクニックを追加でご紹介します:

1. 先に試験日を決めてから試験勉強を行う

  • 試験日を先に予約することで、逆算での学習計画が立てやすくなる
  • 締切効果により集中力とモチベーションが大幅に向上
  • 「いつか受ける」ではなく「○月○日に受ける」という明確な目標設定

2. 朝活の活用

  • 朝の時間帯(起床後2-3時間)は集中力が最も高い
  • 仕事前の 1 時間を資格学習に充てることで継続しやすい
  • 継続は力なり

私は朝型なので朝活を実践していますが、夜型の方は夜に勉強時間を確保しましょう。

5. 最後に

5-1. 学習継続の重要性

全冠達成はゴールではなく、新たなスタートライン

クラウド技術は日々進歩し続けています。毎年新機能やサービスがリリースされ、既存サービスもパフォーマンス向上、機能追加、料金体系の変更など、常に進化を続けています。また、サーバーレス、コンテナ、マイクロサービスといったアーキテクチャパターンも急速に発展しています。そのため、エンジニアには継続的な学習と技術キャッチアップが求められます。資格はあくまで目安として考えましょう。

5-2. 今後の目標

次なる挑戦:

  • Azure 資格への挑戦: 3大クラウド制覇を目指す
  • 専門性の深化: SREエンジニアとしての専門性を高める

1年後、2年後の自分への投資として、まずは一歩を踏み出してみませんか?

技術は日々進歩しますが、基礎をしっかり学び、実際に手を動かし、継続するという姿勢があれば、必ず成果につながります。

皆さんのクラウドエンジニアとしての成長を心から応援しています!


参考記事:

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