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はじめての Mac #3

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#3 TeX 環境を整える

さて,いよいよ実際に動かすための環境を整える。
Mac の環境は

  • macOS Big Sur 11.2.3
  • Xcode-select 2384
  • Homebrew 3.0.8

まずは TeX から。
#2 で BasicTeX を入れたので Atom で保存するたびにタイプセットする設定にしておいて,保存すれば自動的にタイプセットされて PDF が表示される......

ならばこんな記事は書いていない。
もはや当たり前であるかのようにうまくいかない。
流れるように

Texification failed!Builder executable ‘latexmk’ not found.

と,エラーを吐かれた。
なーーーんだ。またパスが通ってないんだな。しゃーないなぁ,と思って echo $PATH をターミナルで実行する。返事はこうだ。

/usr/local/bin /usr/bin /bin /usr/sbin /sbin /Library/TeX/texbin

......通っているではないか!
どうやらほかに原因があるらしい。

もう一度改めて実行すべきインストールをやり直すことにしよう。
TeX をインストールする手順を確認する。

まず BasicTeX からパッケージをインストールして,実行して...はさすがに来ない。そこは大丈夫なはず。この記事から読んだ人はやってください。
(不安になったので結局 brew install basictex --cask を実行した。気が弱いことこの上ない)

次は tlmgr の更新。

sudo tlmgr update --self --all

だーーっと実行されているように見えるが,よく見ているとエラーを吐いていた。

The file README has disappeared from the critical package texlive.infra

実はこのエラーには気がついていたのだけど,強調されていないから大したエラーじゃないのだと思い込んでいた。全然そんなことなかった。
ちゃんと読めよ。"critical" package がないっていってるじゃん。

google の大海原をさまよっていると,ハズレのページを引きながら紆余曲折してようやく答えにたどり着いた。

https://blog.ashija.net/2019/03/19/post-3945/
記載の通り,ココから update-tlmgr-latest.sh (windowsならupdate-tlmgr-latest.exe) をダウンロードして,それが存在するディレクトリで
sudo sh update-tlmgr-latest.sh

を実行してやる。

無事完了してから改めて tlmgr を更新を実行してみると,いろいろ更新されているようだ。またなんかエラーが起きたらしい。

$ tlmgr: inconsistency on (one of) the server(s): http://ftp.jaist.ac.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet
$ tlmgr: tlp for package quran cannot be found, please report

よくわからん。もう一度更新を走らせる。困ったら2回3回と更新。PC ソフトなんてそんなもんだ。

$ tlmgr: package repository https://ftp.kddilabs.jp/CTAN/systems/texlive/tlnet (not verified: gpg unavailable)
$ tlmgr: saving backups to /usr/local/texlive/2020basic/tlpkg/backups
$ tlmgr: no self-updates for tlmgr available
$ tlmgr: no updates available

ほら,うまくいった。

というわけでもういけるでしょ,と思って Atom に戻ってタイプセットしてみたものの,帰ってくるのは同じエラーだった。
Texification failed!Builder executable ‘latexmk’ not found. ←これね。
今思えば当たり前だ。今やったのは TeX 関連の実行命令を出す tlmgr を更新しただけ。TeX の中身は新しくなっていないので,latexmk はまだこの PC に入っていない。
調べてみたところ,latexmk はBasicTeX の中には入っていないようだ。

sudo tlmgr install latexmk

でインストールしてやる。......成功。
念のためどこにあるか which latexmk で確認してみる。

/Library/TeX/texbin/latexmk

お!ちゃんと自動で通っていたパスに存在している。これならいけそうだ。
さらに日本語の TeX 環境のために次のパッケージもインストールしておく必要がある。

sudo tlmgr install collection-langjapanese

これで準備が整ったはずだ。

少し前におそらく史上最多のパッケージを積んで作成した hogehoge.tex ファイルを別の PC から移してきてタイプセットする。
これは分かっていたことだが,いろいろなパッケージが BasicTeX には入っていないのでエラーがなくなるまで欲しいと言われたパッケージを sudo tlmgr install hogehoge でインストールしてはタイプセットを繰り返していく。
懐かしの,といってもつい二ヶ月前に書き終えたばかりなのだが,レビュー論文が出力された。なぜ新品の Mac で最初に幅を利かせるのがこのファイルなのか。甚だ遺憾だ。

結局追加でインストールしたのは

  • cases
  • collection-langjapanese
  • comment
  • courier
  • latexmk
  • multirow
  • physics
  • wrapfig

の6つだった。
sudo tlmgr install hoge1 hoge2 ... hogeN でまとめてインストールできるらしい。追加インストールしたものはメモして次回のインストールに備えておこう。
ほかのファイルをタイプセットすればもう少し増えるかもしれないが,この時点で texlive のシステムフォルダを見に行くと 945.1 MB。
......MB!? GB を切ってしまった。滅茶苦茶軽い。

MacTeX のフルパッケージなんていらないわね!

いつタイプセットでエラーが吐かれてもまたこうやって調べながら必要なパッケージを入れていけばいいんでしょ,と思っている。
Atom のフォントが気に入らないのでそれも今度変えよう。

Discussion

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