NotebookLMでポッドキャスト形式のコンテンツ作ってみるよ
導入
皆さんは「NotebookLM」というツールをご存知でしょうか?
AIを活用したノート作成・情報整理ツールとして注目されてきたNotebookLMに、最近ポッドキャスト形式の音声データ生成機能が追加されました。
これにより、エンジニアの皆さんもテキストだけでなく、音声コンテンツを手軽に作れる時代が到来しています。
この記事では、そもそもNotebookLMとは何か、そして新たに追加された音声機能でどんなことができるのかをまとめます。
音声コンテンツ制作に興味がある方は読んでみてください。
NotebookLMとは?
NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載ノートアプリケーションです。名前の「LM」は"Language Model"の略で、GPTのような大規模言語モデルを活用して、ユーザーのメモやドキュメントをより賢く管理・活用できる点が特徴です。
具体的には以下のような機能があります
- 自動要約:長文の資料や会議メモを一瞬で要約
- 質問応答:アップロードした資料に基づいて質問が可能
- 情報整理:ノート内の関連情報をリンク付けして整理
- 生成支援:ノートから記事やレポート、プレゼン資料を自動生成
例えばエンジニアであれば、API仕様書や技術ドキュメントを取り込んで、必要な情報を対話形式で引き出せるといった使い方ができます。
ポッドキャスト形式の音声生成が追加
そんなNotebookLMに、テキストから音声コンテンツを生成する機能が新たに実装されました。これにより、自分のノートやアップロードしたドキュメントを元に、AIがナレーション付きの音声ファイルを生成してくれます。
以下のような特徴があります
✅ ノートの内容を自動で音声で説明してくれる(AIが読み上げてくれる🎤)
✅ フォーマル・カジュアルなどスタイルを選べる(話し方のトーン指定OK)
✅ 生成した音声をWAV形式でダウンロードできる(音質もよし✨)
✅ 「概要にして」と言えば要約ベースで話してくれる(短くわかりやすく!)
✅ NotebookLMにアップしたPDF・スライド・文章などから音声化OK📄🔁🎧
✅ 質問にも答えてくれる「会話スタイル」モードあり(ちょっとChatGPTっぽい)
✅ スクリプト(台本)としてもテキスト出力できる(読み直し・修正しやすい✍️)
✅ マルチモーダル:画像つき資料も読み解いて音声化してくれる🖼️→🎙️
かんたんに言うと
「アップした資料をAIが“しゃべってくれる”」+「説明スタイルも選べる」という感じです。
どんな場面で役立つ?
エンジニアの皆さんにとって、この音声機能は例えば以下のようなシーンで役立ちます:
- 技術ブログの記事を音声コンテンツ化して、移動中や作業中に聞けるようにする
- 社内向け技術共有資料の音声化で、耳から情報をキャッチアップ
- 個人プロジェクトのポッドキャスト配信の下地として活用
以下はNotebookLM上の操作イメージです
1. ノートを選択(元になるコンテンツを投入)
2. 「音声に変換」ボタンをクリック
3. ナレーションスタイルを選択
4. 出力形式を選択し生成
5. 必要なら簡易編集して保存
非常にシンプルなフローで、音声コンテンツ初心者でもすぐに始められる設計になっています。
作成例
上記の記事を音声化すると
NotebookLMの活用例
具体的な活用例をいくつか紹介します。
① 技術記事の音声配信
普段書いている技術ブログ記事をNotebookLMにインポートし、音声化。生成された音声をSpotifyやAnchorなどのプラットフォームにアップロードすれば、自分の声でなくてもテック系ポッドキャストが運営可能です。
② ドキュメントのリスニング用音声
新しい技術仕様やAPIドキュメントを読む時間がないとき、NotebookLMで音声化して移動中に聞く、という使い方も便利です。特に英語ドキュメントを日本語音声に変換するなど、翻訳+音声という使い方も一部対応しています。
③ チーム共有用の音声メモ
会議メモや共有事項をテキストベースで整理した後、NotebookLMで音声化してSlackやTeamsに投稿。メンバーが「ながら聞き」で情報を得られるようになります。
まとめ
NotebookLMは、もともと情報整理や文書管理に強みを持つAIツールでしたが、今回の音声生成機能の追加によって、「読ませる」から「聴かせる」 への新たな可能性が広がりました。
エンジニアの皆さんも、技術情報の共有方法としてテキストだけにとどまらず、音声コンテンツという新しいチャネルを活用してみてはいかがでしょうか?
まずはNotebookLMに手持ちの技術ドキュメントをアップロードし、音声化を試してみましょう。新たな発見があるかもしれません!

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