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レビュー会をやってみた
こんにちは!
こちらの記事は金属加工プラットフォームを開発・運用するCatallaxyのCatallaxy Advent Calendar 2022の12/23の記事となります。
概要
Catallaxy社内の話になりますが、通常のPRによるコードレビューとは別に現状のアプリケーションコードをみんなでレビューしてみる会を月1で実施しています。
目的はいくつかあって、
- 現状のアプリケーションコードの把握。他の人がどういう実装をしているかを知る。
- 実装をした本人や当時レビュアーを担当した人も気づかなかった点が無いか見直す。
- 他の人の実装方法でいいと思ったものを取り入れられるようにする。
- 修正が必要そうなコードの把握
これらをすることによって全体のボトムアップを促したいという狙いがあります。
ざっくりとした流れ
どういう風な流れでやっているかというと
- 2〜3日前にお題を出します。
- レビュー会前までにレビューしてコメントをします。
- レビュー会でコメントを振り返ってみんなで議論します。
コメントをするところはお互いに見れるので、誰かがコメントしたものを見て気づいたことを更にコメントすることもあります。
お題について
基本的に既存のコードから一部(1ファイル、1ディレクトリ、1機能)を切り出して、その部分についてレビューする感じです。
レビューが数分でできる程度のものを選んでいます。
リファクタリングできそうなものとか、いい実装・設計のものとかがお題にはふさわしいかなと思いますが、数回しかやってないのでこれからもっと色々なパターンが出てくるのかなと思います。
レビューの観点について
通常のPRと同様に修正してもらいたい箇所を指摘してもらうのに加えて、こういう実装方法はいいね、とかこれは知らなかった!みたいなコメントを出してもらうようにしています。
この辺は目的の所とあわせた感じです。
やってみての感想
社内では他にも仕様とか実装の共有方法を色々試しているのですが、これもその一部としてうまく機能してるのではないかなと思います。
コメントを見てみると各メンバーの視点が結構バラバラで面白いのと、それぞれの性格とか技術レベルをお互いに知ることができます。
何より現状の実装への理解が深まるのがいいですね。
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