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obsidian-copilot のノウハウいろいろ

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https://github.com/logancyang/obsidian-copilot
チャット欄や右クリックメニューを使ってノートの要約などができるobsidian-copilot。

右クリックメニューを自作していくと便利そうです。
「こんなことができる」というノウハウを集められるとよさそうです。
また、obsidian-github-copilotとの使い分けノウハウを集められるとよさそうです。
obsidian-github-copilotのノウハウいろいろ

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対象読者

  • 無料枠でやっている人
    • 自分がそうなので。

無料枠でやるには

  • まずobsidian-copilot自体に、無料枠と有料枠があります。
    • 無料枠でできることは、チャット欄や、右クリックメニューです。
  • 次に、obsidian-copilotが対応している生成AIサービスに、無料枠と有料枠があります。
    • 無料枠は、例えば、gemini-2.5-flash-preview-05-20 が対応しています。動作確認しました。
      • 1ヶ月~数ヶ月ごとに、有用な無料枠は変わるようです。都度チェックがよさそうです。
        • チェック方法は:
          • Google AI Studio / Run settings / Rate Limits / マウスホバー / 下部にFreeと書いてあれば無料枠
          • グレーで小文字でハイフン区切りで書いてあるものを、obsidian-copilot設定画面で入力
      • ※geminiは、無料でAPIキーを取得でき、無料で1日数十回程度使えます。1日の無料枠を使い切るとエラーになり翌日まで使えなくなります。お試しで使うには十分です。

いろいろ

  • チャット欄では、{activeNote} 等を利用し、現在のノートを参照できます。
    • 「今開いているノート」「このノート」などを書いても無効となります(そういった自然言語処理機能はついていません)。
  • 右クリックメニューは、事前に範囲選択が必須です。でないと、obsidian-copilotのcommandが表示されません。
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右クリックメニュー集

ノートを課題とし、次にやることをブレインストーミングさせる

{activeNote} で次に何をすればいいかブレインストーミングしてみてください。
  • 現在のnote全体をLLMに投げてブレインストーミングさせます。
  • noteの内容が「未解決の課題」のときに有用です。
    • 注意!LLMは間違えることがあります。LLM出力はあくまで参考程度にし、ノートには自分の言葉も必ず書きましょう
  • noteの例:
(ノートのタイトル:(略)を(略)して(略)する)
- (略)のイメージ
    - (略)
- メリット
    - (略)
  • 出力の例:
ブレインストーミングですね!(略)
(略)具体化し、プロジェクトを楽しく、かつ着実に進めるための次のステップを考えてみましょう。

このプロジェクトの核は(略)ことにあるので、まずは**最小限の機能で成功体験を得る**ことを最優先に考えましょう。

---

### 最初のMVP(Minimum Viable Product)を明確にする

まずは、このプロジェクトの「動く最小限の形」を定義しましょう。これが達成できれば、プロジェクトの核となる部分が機能することになり、大きなモチベーションになります。

**MVPの定義:**
「**(略)**」

このMVPを達成するための具体的なステップをブレイクダウンします。

---

### 次に何をすればいいか:具体的なアクションプラン

#### フェーズ1: 環境構築と(略)
(略)

### 「楽しさ」を追求するヒント

*   **小さな成功を祝う:** MVP達成は大きな一歩です!ぜひその達成感を味わってください。
*   **遊び心を持つ:** 「(略)たら面白いかも?」というアイデアをどんどん試してみましょう。
*   **(略)を試す:** (略)してみましょう。

このロードマップに沿って、一歩ずつ進めていくことで、きっと素晴らしい「(略)」システムが完成するはずです。頑張ってください!

続きをLLMに生成させる

以下の続きを書いてください:
{activeNote}
  • 現在のnote全体をLLMに投げて、その続きを生成させます。
  • noteの例:
悪役は勝ち誇った。その直後に、これまでの悪行の報いで
  • あくまで一例です。実際にはもっと長い文章の続きを書かせるのがスタンダード、と想定します。これでは文章が短すぎて、生成品質が低いです。

promptごとnoteに書いてLLMにわたす

{activeNote}
  • noteの例:
以下の続きとして、娯楽小説のプロット案を3つ書いてください。
コンセプトは、因果応報、意外性、わかりやすさ、独創性。
舞台は、現代劇、サイバーパンク、ファンタジーで1つずつ。

悪役は勝ち誇った。その直後に、これまでの悪行の報いで
  • なお、軽く試した結果、Gemini 2.5 Proだとこのpromptでは平凡な生成結果でした。それについては、LLMに投げる設定(温度等)やプロンプトエンジニアリングなど、別種のノウハウが必要だと判断し、ここではスコープ外とします。
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ブレインストーミング

obsidian-copilotの得意そうなこと

  • 要約
    • 現在のnoteの要約
    • web clip の要約
  • ブレインストーミング
    • 現在のnoteを課題として読ませ、解決案をブレインストーミング

obsidian-copilotの苦手そうなこと

  • MML作曲
    • ちょっと試した感触では学習不足で生成不可能でした
      • すべては学習次第なので、専用にチューンしたローカルLLM等でいくらでもやれる可能性はありますが、ここではスコープ外とします

ほかの手のほうがよさそうなもの

  • 壁打ち
    • よりスタンダードにブラウザでchatしたほうがよさそうです。なんとなく。
  • code生成
    • よりスタンダードな VSCode + GitHub Copilot 等のほうがよさそうです。
    • Obsidian操作中にふと思いついたコードスニペットをnoteに手早く書くような場合は、別途installしてあるobsidian-github-copilotを使うほうが向きそうです。

得意かどうか不明なこと

  • 娯楽小説の生成
    • ※文章全体に限らず、プロット、案出しなど
    • ちょっと試した感触では品質不足でした。
      • それについては、LLMに投げる設定(温度等)やプロンプトエンジニアリングなど、別種のノウハウが必要だと判断し、ここでの掘り下げはスコープ外とします。
        • もし別途ノウハウが入手できたらそちらで扱う…くらいのイメージでいます。
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ブレインストーミング 追加でcode書けばこういうのもできるのでは

今週やったことを要約する

  • 用途
    • 振り返りを別の観点からする用
  • 追加codeで必要なもの
    • 今週やったことを取ってくる
      • デイリーノートとそのリンクを1週間ぶんたどり、それぞれから、今週やったことを抽出する
    • 要約する
      • それらを個別に要約する
      • それを全体として組み上げる
      • さらに全体を要約する
  • 関連
    • 過去3日間、過去1週間、過去4週間、過去1ヶ月、過去3ヶ月、過去12ヶ月
    • 先週、今週、先月、今月、昨年、今年、前の四半期、この四半期
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gemini-2.5-pro-exp-03-25

grounding

  • webpageのgroundingに対応している?
    • いいえ。試しにURLを与えて以下の挙動となったことを手短に確認しました。
      • URLを与えると、一見それっぽいものが生成されるが、よく見ると、単にURL文字列から生成しただけだとわかりました。
        • それについて質問を与えると、URL参照できない旨の文言が生成されました。
  • gemini自身は対応しているはずでは?

reasoning(推論)

  • reasoningに対応している?
    • わからない。on / off を軽く試したが、大きな違いはわからなかった
  • gemini自身は対応しているはずでは?
  • どうする?
    • ひとまずシンプル優先でoffで使って様子見する