CastingONEアドベントカレンダー2023やりました
株式会社CastingONEでソフトウェアエンジニアをしている @takashabe です。普段はHR領域のSaaSをGoで書いています。
このpublicationでも何度か上げさせてもらいましたが、今年は会社でアドベントカレンダーをやったので、その紹介をしたいと思います。
アドベントカレンダーとは
そもそもアドベントカレンダー is 何、という方も多いと思うので簡単に紹介します。
本来のアドベントカレンダーは12月1日から24日までお菓子などを毎日の楽しみとして開けていくカレンダーですが、ソフトウェアエンジニア界隈で行われるアドベントカレンダーは25日まで、毎日プログラミングやテクノロジーなどに関するブログを1つずつ、リレー形式で公開するイベントです。
近年では組織がアドベントカレンダーを行うケースも多く、開発組織での取り組みなどについての記事も多い印象です。
CastingONEアドベントカレンダー
さて、CastingONEアドベントカレンダーでは残念ながら25日完走とまでは行きませんでしたが、10人以上が集まり、この機会に初めて書いてくれたメンバーもいました。
ここではその中からいくつかピックアップして記事を紹介したいと思います。
アドベントカレンダー以前にも1記事書いていて、今回完結となりましたdnd kitシリーズです。
試せるサンプルコードと共にdnd kitの紹介をしており、どの記事もユースケースに沿って具体的な書き方がされているのでプロダクションコードを書くときにも非常に参考になるのかなと思っています。
こちらは開発生産性に直結するテストパフォーマンスを良くした話です。
過去に MySQLでテストを高速化した話 もありましたが、今回はPostgreSQL移行に伴い出てきた問題を解決した内容です。
やはりコードベースの成長速度が速いので、シンプルなやり方で何とかなっていたものでも少しずつ問題が起き始めてきているように感じます。
中で見ているとコード量も多くなっているので、このテスト全体に対する改善は記事で言及されている以上に工夫が散りばめられており、高い技術力が感じられます。
こちらは開発チームが普段どうやって働いているかの話です。
こちらの 開発2023振り返り話 にもありますが、組織の人数が増えてきて当然それまでのやり方では上手く行かなくなるタイミングがやってきます。人数が増えても開発速度を落とさず上げていき、さらに正しいものをどうやって作っていくかの取り組みについて紹介されています。
ベースとしてはLeSSなど先人たちが残してくれた知見を元にやってみる。そしてこのチームではこういったやり方が良いのではないかといった、振り返りと改善のサイクルがちゃんと回っているなと感じています。
おわりに
会社のこのテックブログが公開から1年経ち、 アドベントカレンダーを行えるくらいに執筆者の数も増えてきました。
今までも会社での取り組みを元にした記事を書いてもらってきましたが、今回もよりどういう開発が行われているかの雰囲気であったり、知見を通じてコミュニティへの還元が出来たではないかのではないかと考えています。
来年もまた完走目指してアドベントカレンダーをやっていきたいと思うのでご期待ください!
いつもの
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