社内向け勉強会でMagicPodの講師をしてみた
背景
こんにちは。CastingONEでQAエンジニアをやっている樋口です。
社内勉強会「QA専門学校」にてUIテスト自動化ツールのMagicPodの講師依頼をいただいたので、初講師体験について記事にさせていただきます。
社内向け勉強会「QA専門学校」についてはこちらの記事を!
QAメンバーの自動化テスト経験が浅かったので、メンバーの育成をすることと、開発メンバーにMagicPodを知っていただき、品質に興味を持って意識を高めていただくことを目標に勉強会の準備を進めてまいりました。
UIテスト自動化ツールMagicPodについてはこちらの記事を!
進め方・コンテンツの内容
MagicPodの講義は2部制にしました。
1部の基礎編では基礎的な操作方法を紹介しました。
- MagicPodとは?
- 要素の表示確認を自動化してみる
- 画像差分チェック
- テスト結果の項目紹介
2部の応用編では以下の操作方法について紹介しました。
- 適切なロケータの選び方
- ロケータ:テスト時に操作するUI要素を特定するための文字列
- シナリオ内のデータパターンの値を共有ステップの変数に渡す方法
- 日付の算出方法
- データパターンを使って繰り返しステップを作る方法
MagicPod導入当初はロケータの不適切な選択によるテスト実行失敗が相次いだため、ロケータがどのような法則でできているのかを紹介しました。
このようにプロダクトの実態や勉強会の目的に合わせて講義の構成を考えました。
緊張の本番!
1部の基礎編も2部の応用編も緊張していて勉強会の様子のスクショを撮るのを忘れてしましました!
1部の基礎編では多くの開発メンバーの方にご参加いただきました。
2部の応用編では特にフロントエンドのメンバーの方やQAメンバーを中心にご参加いただきました。
基礎編では、MagicPodを実際に利用して初歩的なテストケースの作り方を紹介しました。
普段MagicPodを使わない人にとって、ハードルを下げられたと思います。
逆に普段利用しているQAメンバーは手持ち無沙汰にしていたと思うので、少し発展的な内容を含めても良かったかもしれません。
応用編では、「適切なロケータの選び方」で対象のロケータ(xpath)が何になるかをクイズ形式にし、フロントメンバーの知見を得て様々な種類のxpathでロケータを表現することを共有できました。
オンラインでの講義で、参加者の方々からスタンプでリアクションをいただいたり、質問をいただきながら円滑に進めることができました。
講師をやってみた感想
初めての講師体験でドキドキのお時間でしたが、2部とも大まかには円滑に進んだのではないかと思います。
ですが、1部の基礎編をあまりにも簡単な内容にしてしまったことを反省しています。もう少しMgicPodの操作コマンドについて紹介をして知見を広げられたらと思います。
まとめ
今回は2部制でしたが、今後のプロダクトの状況を見て、また新しい知見を共有できる場を設けて成長を止めないことが大事だと思います。
初講師ということもあり覚束ない点もあったと思いますが、プロダクトメンバーの優しい雰囲気の中安心して講義をすることができました!
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