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[2025年3月7日] AIコーディングツール戦国時代 (週刊AI)

2025/03/07に公開
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こんにちは、Kaiです。
今週はBig Tech系はあまり大きな動きがありませんでしたね。まぁそれまでの動きが激しすぎたので、やっと一休みという感じではあります。

数ヶ月以内にGPT-5が来るという噂に加えて、OpenAIは複数の高額なエージェントサービスを計画しているという噂もありました。いわく、月額2千ドルのホワイトカラーエージェント、月額1万ドルのソフトウェアエンジニアエージェント、月額2万ドルの博士研究者エージェントとのこと。リーク情報なので信ぴょう性は不明ですが、本当にこれらが同給与水準の人間に近い働きをするなら、私たちの仕事がなくなる日も近そうです。

一方、コーディングツール系は活発です。国内では先週紹介した記事の反響が大きく、Clineがどんどん使われ始めたようです。特に、Claude3.7 Sonnetとの組み合わせで大きく進化したという声が多く、LLMのモデル自体の成長が、ツールの成長に直結していることが見てとれます。

では、GPT-5でまた顎が外れる日を楽しみに、今週のトピックスです。

注意事項

  • 直近収集したAIおよびWeb系の記事やポストが中心になります
  • 私のアンテナに引っかかった順なので、多少古い日付のものを紹介する場合があります
  • 業務状況次第でお休みしたり、掲載タイミングが変わったりします

(特集)AIコーディングツール記事

今週やたらとCursorやClineの記事が投稿されていたので、まとめてご紹介。ノウハウはなんぼあってもいいですからね。

Cursorを3週間使った所感・Clineとの違いまとめ

https://zenn.dev/robustonian/articles/cursor_vs_cline

Clineに全部賭ける前に 〜Clineの動作原理を深掘り〜

なおClineは日本で急激に流行していますが、世界的にはそこまでではない模様。
https://zenn.dev/codeciao/articles/6d0a83e234a34a

色々なことをClineにやらせてみた

https://karaage.hatenadiary.jp/entry/2025/03/05/073000

わざわざ言語化されないClineのコツ

https://zenn.dev/watany/articles/85af6cfb8dccb2

AIコーディング時代の開発環境構築:VS Code × Cline(Roo Code)で爆速開発!

https://zenn.dev/mkj/articles/cf8536923d9cd7

Big Tech AIサービス

直接Big Techのサービスというわけではありませんが、グローバルな生成AIサービスのトラヒック分析をしたホワイトペーパーが公開されましたのでこちらでご紹介。やはりOpenAIが圧倒的です。

また、各ツールに関してもデータがあり、DevOps & Code Completion Toolsの推移は大変興味深いです。Cursorとその他を一緒にするのはちょっと違和感ありますが、Lovableこんなに強いんですね。

https://www.similarweb.com/corp/wp-content/uploads/2025/03/attachment-Global-AI-Tracker-022825.pdf

その他AI系話題

Sesame : Conversational Voice Demo

かなり話題になっていました。確かにこの会話体験は、これまでのもの(Advanced Voice Modeを含む)と一線を画します。間の取り方や先方から話しかけてくれるところなど、本当に人間と会話しているよう。
https://www.sesame.com/research/crossing_the_uncanny_valley_of_voice

0.5B, 1B, 3Bパラメータの事前学習モデル、Instructモデルを公開

SB Intuitionsより。日本語モデルのリリースはAI最前線で戦うための生命線。がんばっていただきたい……。
https://x.com/sbintuitions/status/1897118014811857278

SRE こそ OpenHands 使ってみな 飛ぶぞ

Devinはもうすっかり知名度が高くなりましたが、OpenHandsはそのOSS版なイメージです。インストールから実際の利用まで詳しく記載されています。
https://zenn.dev/ryoyoshii/articles/c810d2fa9f7769

AIをシステム開発に活かすコツ、全部書く

多様な観点からの記事でとてもいいです。Webに知見がある言語の採用、静的型付けの重視、モノリス構成など、現時点のAIが扱いやすいように作る、という重要性がよく分かります。あと設計だいじ。
https://note.com/kmagai/n/n9c78650645f9

AI自体のOps 〜LLMアプリの運用、AWSサービスとOSSの使い分け〜

MLOpsではなく、LLMOpsのほうです。「監視」「評価」「プロンプト管理」の実際とツールを紹介。LLMOpsはほんとに安定しなくて難しいんですよね。どちらかというと、システム管理の文脈ではなくチームマネジメントの文脈で派生させた方がいいような気がしています。
https://speakerdeck.com/minorun365/aizi-ti-noops-llmapurinoyun-yong-awssabisutoossnoshi-ifen-ke

web開発素人だけど、Claude 3.7 Sonnetを使ったら半日でアプリ開発&リリースできた記念記事

運用保守できるのかとか、トラヒック増えたらどうするんだとか、もちろん色々言うことはできます。しかし、エンジニアではないが熱意のある人が、こうしてあっという間にモノを作れる世界が来たことは事実。
https://qiita.com/ynmc0214/items/0a3ed437eeea02ccdefd

Cursorとかいうやつを使ってみたらUnity効率上がりすぎた話

Cursorの話題ですがUnityというちょっと特殊な環境なので別切り出し。私もUnityを趣味で使っていて、「あの処理どこいったっけ……」はあるので、それをAIに任せるのはすごく納得。
https://note.com/gigabit_million/n/nc793ceff3bf7

AIエージェントの社会実装に向けたステップ

確かに、現時点のエージェントサービスは、全面的にまるっと任せる段階には至っていません。ステップを踏んで、きちんと役割分担して、ワークフローと組み合わせていく必要があるよね、というお話。
https://speakerdeck.com/takayukikobayashi/aiezientonoshe-hui-shi-zhuang-nixiang-ketasutetupu-9a652cee-b5ba-4982-8f5d-ddfb7b1cbbd6

AIエージェント時代の可能性と実践 #AIエージェント_findy

上と同じくLayerXさんの発表。上を踏まえた上での、より具体的な実装やツールに踏み込んだ内容。
https://speakerdeck.com/layerx/ai-agents-practice-202503

LLMの不確実性との付き合い方:AIワークフロー開発におけるケーススタディ

LLMの出力は安定しない、という前提に立って、実際のケースでどう解決するかという内容。「Excel形式で出力し、集計はExcelに任せる」「抽出はルールでやり、評価をLLMに任せる」など、ぜんぶLLMでやろうとしない、というアプローチは重要ですね。
https://tech.layerx.co.jp/entry/2025/03/06/102234

WEB開発系話題

もう少しテストを書きたいんじゃ〜 #phpstudy

「テストを書き始めたけどもうちょっとレベルアップしたいな……」という方向けの内容。復習にもよいかも。
https://speakerdeck.com/o0h/phpstudy-173

AWS Step Functions は CDK で書こう!

当社かなりStep Functions使ってますが、一部知らない内容も。いいですね。
https://speakerdeck.com/konokenj/step-functions-cdk-jsonata

HTML/CSS/JSの単一コードでiOS/Android対応のネイティブUIアプリケーションを開発できる新フレームワーク「Lynx」、ByteDanceがオープンソース公開

あんまり詳しく読めてないですが、フロントをWebっぽく記述できるってことかな……?
https://www.publickey1.jp/blog/25/htmlcssjsiosandroiduilynxbytedance.html

その他一般テック話題

実践ゼロから作らないデザインシステム SaaS × デザインシステム × プロダクトデザイン

デザインシステムはすごく魅力的だと感じる一方で、なかなか運用できないなぁと感じています。やはりシステムとの統合、現場レベルでの意識統一が必要だなという印象。
https://speakerdeck.com/kaminashi/practice-a-design-system-that-isnt-created-from-scratch

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CareNet Engineers

Discussion

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