Manusが来たので使ってみた(初日)
状況
Manusのwaiting listに登録しておいたら、使えるようになった通知が来た。
こんな感じ。
Manusとは
この辺りをどうぞ。
しかし、まだ使用できる人が限られているため、ネットを見ても検証情報が多くありません(2025/3/15現在)。
試したこと
前提
これは触ってみてわかりましたが、現時点では1日の制限が3回か4回のようです。
自分で触っておいて回数が確定していないのは、一番初回に依頼したタスクが1回としてカウントされているか怪しいためです。カウントされているとしたら、4回だし、そうでなければ3回。
初回は「サンドボックスを初期化中です...」が数時間続きました。これ、そもそもタスクが始まってもいないよな、と思うので、これで1回にカウントされたら残念です。
タスク1:deep research
ChatGPT, geminiのdeepresearchでは普通に終わった内容です。
プロンプト:
(Manus) 3/14~3/15における科学技術・テクノロジー、AIモデル(LLM、絵画・動画・音楽生成など)、AI周辺(教育界隈ではこのような影響が~など)、量子コンピュータ、AR・VR、BMI・BCI、アンチエイジング・健康に関する世界・日本のニュースを漏れなく網羅的にまとめて。
結果:
Manus はコンテキストが長すぎるため停止しました。新しいチャットを開始してください。 問題のサポートを受ける
いや、マジか。がっかりだぜ...。
タスク2:notebookLMへのURL登録
こちらの記事で書いた通り、operatorではうまくいったやつです。
プロンプト:google notebookLMへログインをして、以下のURLをyoutube動画として全部を1つのセクションで登録してほしい。 <url list>
結論:ダメ
Manusに状況をまとめさせてみた。
作業状況のまとめ
ご依頼内容
Google NotebookLMにログインし、Agent SDKに関する15本のYouTube動画を1つのセクションに登録するというタスクでした。
試みた方法と結果
Google Chromeでのアクセス試行
サンドボックス環境のGoogle Chromeを使用してNotebookLMにアクセス
結果:Googleアカウントのログイン画面で「Couldn't sign you in」というエラーが発生
原因:サンドボックス環境からのGoogleアカウント認証に制限がある
ブラウザの再起動試行
browser_restartツールを使用してブラウザを再起動
結果:「sudo: unable to resolve host」エラーが発生
原因:サンドボックス環境でのブラウザ再起動に制限がある
Firefoxブラウザのインストールと試行
代替ブラウザとしてFirefoxをインストール(sudo apt-get install -y firefox)
Firefoxを起動してNotebookLMにアクセス試行
結果:Firefoxプロセスが正常に動作せず
原因:サンドボックス環境がヘッドレスモードで動作しており、GUIブラウザの表示に制限がある
代替アプローチ
上記の試行が失敗したため、以下の代替アプローチを実施しました:
YouTube動画リストファイル(agent_sdk_youtube_videos.md)の作成
NotebookLMでの動画追加手順書(notebooklm_instructions.md)の作成
結論
サンドボックス環境の制約により、自動的にGoogle NotebookLMにログインして動画を追加することはできませんでした。主な制約は:
ヘッドレス環境でのGUIブラウザの表示制限
Googleアカウント認証が必要なサービスへのログイン制限
現状では、作成したファイルを使用して、ご自身のブラウザからGoogle NotebookLMにログインし、手動で動画を追加していただくことが最善の方法です。
今後の改善可能性としては、ヘッドレスブラウザでのGoogleアカウント認証方法の調査や、APIを使用したNotebookLMへのアクセス方法の検討などが考えられますが、現在のサンドボックス環境の制約内では実現が難しい状況です。
なかなか厳しいのか、こいつは?
騒ぐほどでもない?
タスク3:織田信長サイトの作成依頼
プロンプト:
織田信長が現代に蘇って、自身のHPを作成した。
その想定でサイトを作成してみて。
その際、プロフィールには自身の詳細な経歴を図や画像を使って説明すること。
また、ここ一週間程度のブログを設置しておくこと。内容は任せる。
結果:ええやん
少しデザイン的にあっさりしすぎな印象もあるけど、たった4行のプロンプトに対するアウトプットとしては「とても良い」をつけていいレベルに感じた。
今回手動で行った作業はたった2つ。
- プロンプトを入力する
- デプロイ許可に対して「OK」を押す
これだけである。
触り始めた初日の印象まとめ
- deepresearchやoperatorがうまくいったところで、こけたのは残念(中身の充実度云々以前に、そもそもタスクを完了できない)
- その一方でサイト作成に関しては、期待以上のクオリティ
引き続き、色々試してみようと思います。
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