XREAL SDK3.0.0 機能概要
この記事の対象者
Unityの基本的な操作ができることを前提としています。
できるだけ手順を多く書こうと思っています。不明点あれば、XのDMなどで気軽に声かけてください。
読んでくださる方いるんだ、と喜びます。
XREAL SDKについて
上記リンクでNRSDKがダウンロード可能です。Unityにインポートして利用可能です。
XREAL SDKになってからはXR Interaction Toolkitに対応していますね!
開発環境
この記事での使用機器:XREAL Air2Ultra、XREAL Beam Pro
(画像引用元:https://jp.shop.xreal.com/products/xreal-air-2-ultra)
XREAL Beam Proの初期設定が終わったという前提で書かれています。
初期設定の解説が載っているサイト
Unityバージョン:2022.3.24f1
XREAL SDKバージョン:Unity SDK 3.0.0
XREAL SDK開発で利用できる主な機能
XREALの機種と搭載機能の表
機能の説明
Spatial Computing(グラスが取れる回転や移動)
3DoF 6DoFについて
3DoFは移動は取れないけど、見ている向きとか取れます。
6DoFになると移動までとれちゃいます。
XReal Light と XReal Air2Ultraは6DoF対応ですね!
(SDKがver3.0.0になってからXREAL Lightは公式で対応しなくなってしまったかもしれません)
Plane Tracking(平面検出)
水平な平面(床とか)と垂直な平面(壁とか)をとれます。
Image Tracking(画像認識)
任意の画像を指定して検出できます。
画像の上にCGを表示するような体験が作れます。
Hand Tracking(ハンドトラッキング)
手の関節の位置をリアルタイムで予測して、ARグラスの環境内に反映してくれます。
よくある空間にあるCGを手で操作する体験とか作れるよ。
Depth Mesh(深度メッシュ)
背景、壁、建物、床、天井、高速道路、歩道、草、ドア、テーブル
等認識してコライダーを設置したりできる。
Spatial Anchor(空間アンカー)
部屋に合わせてアンカーをつけてくれる。
例えば、部屋の位置をARグラスが覚えててくれて、何度でも部屋の中で同じ体験ができるイメージです。
これがあると一度Unityアプリを閉じてもロード出来たり、デバイス間で共有できたりする。
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