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Ubuntu + VSCode + LaTeX (2) VSCodeとLaTeX-Workshopの設定
前回:
前回ではCUIでLaTeXを使ったコンパイルができるようになりました。今回はVSCodeのプラグインを使ってGUIのみでビルドやプレビューができるようにします。
LaTeX-Workshopのインストール
LaTeX用のExtensionは「LaTeX-Workshop」です。一般のVSCodeのExtensionと同様に、Extensionsタブからインストールします。
settings.jsonの編集
settings.jsonを開き、のlatex-workshop.latex.recipesとtoolsを下記の通り編集します。
設定ボタンから「latex-workshop.latex」とかで検索します。「Edit in settings.json」というリンクがあるのでそこを押すとsettings.jsonの編集画面が開きます。
platexとdvipdfmxを使う場合、下記の通り設定します。
{
"latex-workshop.latex.recipes": [
{
"name": "platex + dvipdfmx",
"tools": [
"platex",
"dvipdfmx"
]
}
],
"latex-workshop.latex.tools": [
{
"name": "platex",
"command": "platex",
"args": [
"%DOC%"
],
"env": {}
},
{
"name": "dvipdfmx",
"command": "dvipdfmx",
"args": [
"-V 4",
"%DOC%"
]
}
]
}
なおプリセットのものが書かれていますが、すべてコメントアウトするか削除して大丈夫です。
プレビューしてみる
texファイルを開きます。左側にTeXタブが新たにできているのでそこをクリックします。
- 「Build LaTeX project」を押すとビルドされます。
- 「Build -」の中にある「Clean up auxiliary files」を押すと中間ファイルを削除することができます。
- 「View LaTeX PDF」の下の「View in VSCode Tab」を押すと、右側に新しいタブが開いてプレビューが表示されます。
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