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2023年度 BEENOS新卒エンジニア 技術研修・ジョブローテーション のおはなし

2023/08/24に公開

こんにちは、BEENOSのうしやまです🐮

BEENOSは、新卒エンジニアメンバーに "技術研修約2か月 + ジョブローテーション約5か月" を受ける期間を用意しています。そして、この経験を通じて新卒メンバーのキャリアイメージの解像度を上げ、配属後のスタートダッシュが円滑に行えるよう尽力しています。

そこで本日は、2023年入社のエンジニアメンバーを対象に行っている "エンジニア技術研修・ジョブローテーション" の内容をご紹介いたします。
ちなみに今年度は、9名の新卒エンジニアが入社してくれました🌸

配属までの流れ

BEENOSの新卒エンジニアメンバーは下記のような流れで配属までの道のりを歩みます。

まずは、ビジネスとエンジニアの新卒メンバー全員で全体研修をします。全体研修では、BEENOSの中でもトップランナーが研修担当として勢ぞろいし、社会人として、また事業会社のメンバーとして学んで欲しい内容を設定し実施しています。
その後エンジニアとビジネスで分かれ、エンジニアメンバーは技術研修とジョブローテーションに参加します。ジョブローテーション終了ごろに配属先が決定し、ジョブローテーション終了後から本配属となります。
本記事では、この中の技術研修・ジョブローテーションについて詳しくお話しさせていただきます。

今年度の技術研修

今年度の技術研修は約2か月間をかけて行いました。この研修は、その後のジョブローテーションでの学びをより深められるよう事前知識を得るために行う研修です。ジョブローテーションでは実務を経験していただくため、実務が始まる前に体系的に技術を学ぶ機会として用意しています。経験値に差がある中、誰にとっても学ぶ意義のある内容になるようデザインしています。

また、今年度の研修も昨年度に引き続き、講義の多くを社内で作成/実施しました。
これにより、BEENOSのサービス開発によって培われた経験から検討されたカリキュラムを実現しています。社内で研修をすることで上下の関わりが増え、コミュニケーションが取りやすくなったという声も上がりました。

BEENOSの技術研修は、前年度の研修を踏まえた反省点を次年度の研修に活かすという研修改善のサイクルを回せるよう心がけています。今年度は下記のようにスタイルの変更しました。

  • テストコードの研修や、JavaScriptフロントエンドフレームワークの研修を追加することで、BEENOSのサービスに利用されている技術をより網羅的に学ぶことができるよう変更
  • AWS JumpStartに参加してもらい、クラウドインフラ周りの知識をよりしっかり勉強できる環境を準備

こちらに昨年の研修についての記事があります🙆‍♀️
https://zenn.dev/beenos_tech/articles/20221021_engineer_training

技術研修のカリキュラム

講義は、座学やハンズオン、チーム開発、動画学習サービスなどの外部コンテンツを用いての講義など多種多様な形式を用意し、カリキュラムに合う形式を取っています。
アウトプットがあるカリキュラムの場合には、先輩エンジニアからフィードバックを返す時間も設けています。先輩からのレビューを受ける機会を設けたり、業務をもとに選定されたカリキュラムを学ぶことで、業務イメージをつけながらジョブローテーションの準備ができる環境を準備しています。

今年度のカリキュラムイメージは下図のようになっています。

今年度のジョブローテーション

続くジョブローテーションでは約5か月間複数のチームを回り、実際の業務を経験します。こちらは、新卒メンバーのキャリアイメージの解像度を上げるために行います。複数の部署を周り、スタートアップ期からグロース期までフェーズの異なるチームかつ、チームの大きさも異なるなどさまざまなチームを回ります。

この経験を通じて、"BEENOSのチーム/サービスを深く知り、広い視野を持ってもらうこと" また、"その上で目指す先を探すことができるようになってもらうこと" を目標としています。
これらの目標を達成するため、図のようにローテーション先が変わるタイミングでKPTを行い、ネクストアクションを決め、ローテーションが進むごとに成長できるようデザインしています。

その他のサポート

技術研修・ジョブローテーション以外にも、新卒メンバーに対するサポート体制をより強化しています。現在は主に下記のようなサポートがあります。

  • ジョブローテに向けて、キャリア教育の時間を確保
    → 目指す先となる理想のエンジニア像や、やりたいことなどを明確化させるため
  • 年次の近い先輩エンジニアと定期的に1on1を実施
    → 上とのつながりを作り、不安や相談などがより気軽にできる環境にするため
  • BEENOSで用意した推薦図書(BEENOSエンジニアメンバーが推薦したものです)の貸し出し
    推薦図書例

今後の展望

今年度の研修が終わり、来年度研修に向けてのブラッシュアップを始めています。研修後のアンケートや反省をもとにブラッシュアップを行い、受講者・実施者どちらにもメリットのあるより精度の高い研修にしていきます。
また、現在進行中のジョブローテーションも、新卒だからこそ得られる貴重な機会を生かすため、良い形にできるよう鋭意健闘中です💪

今後もその年に応じた研修を模索し、より良い形に変化させていけるよう柔軟な対応を行なっていきます!!

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