IT得意でない人の育成ロードマップ #2
前に書いたやつの続きです。
前回の記事はこちら。
背景
軽い気持ちでツイートした内容が意外と反応あったので(馬なりに考えた)詳細版も書いていこうかなと。
反応して頂いた皆様、ありがとうございます。
②ショートカット習得:PC基本操作
なぜショートカットを教えるのか
最大の目的は「PC操作 = 辛くない!」と刷り込むことです。
サブ目的として以下3つの効果を狙います。
まぁすべてが「楽しい」を作るためなんすけどね。
- ゲームっぽさを出す
- これ便利!の体験を与える(= 便利な手法を知ることでどんな効果があるかを知る)
- キーボード操作でもPCを操作できるんだと気づかせる(後々の布石になる)
PCの操作に慣れてない人からすると、操作は基本的にマウスクリックで済ませるもの、と考えている方が多いと思います。
コピー、貼り付けややり直しの操作をするときは
マウス右クリック→メニューから選択 とやってます。
まずはここをチョット楽にしてあげます。
barusuなりの説明用トークスクリプトを用意したので雰囲気とか伝われば幸いです。
※基本的にWindowsでの操作を想定しています。
教えるもの①
- Ctrlキー + c : コピー
- Ctrlキー + v : ペースト
教えるときのトークスクリプト
デジタルとアナログにはそれぞれ強み弱みがありますね。
ではデジタルの強みってなんでしょうか。
そう、コピーと貼り付けがかんたんってことですね。
てことは、コピーと貼り付けをバンバンやれば、デジタルの強みを活かせると思いませんか?
でもいちいちマウス右クリックしてコピーを選択して…ってやると疲れちゃいますよね。
楽な方法があります。
Ctrlキー と c を押すと、コピーができます。
貼り付けるには Ctrlキー と v を押すのです。
これがショートカットキーってやつです。
便利じゃないすか?
チョットしか違わない?そうですね…たしかにチョットだと思います。
これで1秒くらい短縮できますかね。
ここで大事なのは、短縮できる時間じゃなくて「楽になった」ことなんですねー。
どうせですし、やるなら楽な方を選びたくないすか?
あと、こういうの覚えておくのってちょっとかっこよくないですか?
とりあえず、Ctrlキー + c と、Ctrl + v を今度から使っていきましょう。
なるべくショートカットキーを使うようにしてればそのうち自然に覚えますんでご安心をー。
教えるもの②
- Ctrlキー + z : やり直し/一つ戻る
- Ctrlキー + y : もとに戻す/一つ進む
教えるときのトークスクリプト
デジタルの強みってなんでしょうか?って話を以前しましたね。
覚えてます?
まぁ忘れていても全然問題ないですけどねー。
デジタルの強みは他にもあるんですよ。
XXさんが言ってくれたものも含めて色々ありますね。
やり直しができるというのも強力なメリットですね。
アナログだったらどうでしょうか?
絵を描いていて失敗したら、どうしますか?
消しゴムで消す、白い絵の具を上から塗る、はたまたはじめからやり直しか…
程度の差はあれど面倒ですよね。だがそれが良い面でもあるんですけど。
これがデジタルなら?
指2本あれば1秒かからずともやり直しができます。
やり直ししたのをもとに戻すこともできます。
すごいでしょ。
(ペイントを開いて適当に絵を描く)
こんな感じで描いてー
あ!間違えた!ってなったら
Ctrl と z を同時に押します。すると、今の操作がなかったことになるんですねー。
これ便利です。
Ctrl + y でさっきの状態にも戻れます。
これもショートカットキーってやつです。
ほぼ必須ですし、使えるときに使って覚えておきましょうー。
教えるもの③
- Windows + 矢印キー
- Alt + Tabキー
- Windows + l
教えるときのトークスクリプト
ずっと何気なくやってたので改めてというか、今更感ある話なんですけど…w
Windowsキー と 矢印キーで開いてるウィンドウを画面に合わせていい感じに移動できますよ。
(実演)
画面でっかくしてたらあんまり使わないですけどね。
たまに、別のウィンドウに切り替えたいなーってときあるじゃないですか?
そういうときはAltキー と Tabキーでウィンドウ切り替えできますんでよかったら使ってみてください。
これもできたらかっちょよくないすか?
情シスってデキる感出せた方が良いので、ぜひ覚えて使いこなしてみてください。
あと、一つ大事なショートカットキーがありました。
離席するときはWindows + l でロックしてから離席するようにしてくださいねー。
まとめ
ショートカットキーの使い方を教える回でした。
まぁこの記事読む人の大半というか99%は既知の情報かもなと思いますけど
相手に何を教えるかよりも自分がどんな気持ちで教えるかの方が大事なんすよってことが言いたかったのかもしれないです。
以上、ありがとうございました。
つづきはまた今度。
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