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ArCoderの問題をRustで解いてみる(ネタバレ注意) #1

2024/02/25に公開

EX1-コードテストと出力の練習

こんにちは、竹薮林です。今回からAPG4Bの問題を解いていきます。

↓前回はこちら↓

問題文

次の出力をするプログラムを書いてください。

こんにちは
AtCoder

出力の最後(つまりAtCoderの後)に改行する必要があります。注意してください。
※ C++に関連する文章はカットしています。

実際に解いていく

コードの作成

では早速解いていきましょう。今回はめっちゃ基本的な出力の文法ですね。
出力の仕方はいろいろありますが、今回は簡単な説明だけやっていきます。

main.rs
fn main() {
    println!("こんにちは");
    println!("AtCoder");
}

このようなコードになるかと思います。では説明していきましょう。

fn main() {
    /*ここにコードを書く*/
}

fnでは関数を定義します。今回はmainという関数を作っています。main関数は特別で、必ず呼び出される関数です。 基本的にはこの中にコードを書けばよい と思ってください。
続いて

println!("こんにちは");
println!("AtCoder");

の部分を見ていきましょう。ここではprintln!()というマクロを呼び出しています。
このマクロは、出力して改行するという機能を持っています。この()の中には、今回は"こんにちは"という文字列が入っています。これを実行すると、こんにちはと出力してくれるはずです。文の最後にはセミコロン(;)をつけましょう。でなければコンパイルエラーになってしまいます。2行目も、1行目と全く同じです。そして、問題文の最後には改行が必要と書いてありますが、改行はこのマクロがやってくれるので問題ありません。
また、改行を\nを使用して次のように表記することも可能です。

println!("こんにちは\nAtCoder");

その他、最後に改行しないprint!()マクロ改行\n を使用してもかまいません。

print!("こんにちは\n");
print!("AtCoder\n");

もしくは

print("こんにちは\nAtCoder\n");

提出する

それではこのコードを提出してみましょう。使用する言語には「Rust(rustc 1.70.0)」を使用しましょう。提出すると、しっかりとACと表示されます。


今回はRustの出力を練習しました。次回もよろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
↓次回はこちら↓
https://zenn.dev/banboo0427/articles/b8488b63025743

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