ArCoderの問題をRustで解いてみる(ネタバレ注意) #1
EX1-コードテストと出力の練習
こんにちは、竹薮林です。今回からAPG4Bの問題を解いていきます。
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問題文
次の出力をするプログラムを書いてください。
こんにちは
AtCoder
出力の最後(つまりAtCoder
の後)に改行する必要があります。注意してください。
※ C++に関連する文章はカットしています。
実際に解いていく
コードの作成
では早速解いていきましょう。今回はめっちゃ基本的な出力の文法ですね。
出力の仕方はいろいろありますが、今回は簡単な説明だけやっていきます。
fn main() {
println!("こんにちは");
println!("AtCoder");
}
このようなコードになるかと思います。では説明していきましょう。
fn main() {
/*ここにコードを書く*/
}
fn
では関数を定義します。今回はmain
という関数を作っています。main
関数は特別で、必ず呼び出される関数です。 基本的にはこの中にコードを書けばよい と思ってください。
続いて
println!("こんにちは");
println!("AtCoder");
の部分を見ていきましょう。ここではprintln!()
というマクロを呼び出しています。
このマクロは、出力して改行するという機能を持っています。この()
の中には、今回は"こんにちは"
という文字列が入っています。これを実行すると、こんにちは
と出力してくれるはずです。文の最後にはセミコロン(;
)をつけましょう。でなければコンパイルエラーになってしまいます。2行目も、1行目と全く同じです。そして、問題文の最後には改行が必要と書いてありますが、改行はこのマクロがやってくれるので問題ありません。
また、改行を\n
を使用して次のように表記することも可能です。
println!("こんにちは\nAtCoder");
その他、最後に改行しないprint!()
マクロと 改行\n
を使用してもかまいません。
print!("こんにちは\n");
print!("AtCoder\n");
もしくは
print("こんにちは\nAtCoder\n");
提出する
それではこのコードを提出してみましょう。使用する言語には「Rust(rustc 1.70.0)」を使用しましょう。提出すると、しっかりとAC
と表示されます。
今回はRustの出力を練習しました。次回もよろしくお願いします。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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