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AtCoderの問題をRustで解いてみる (ネタバレ注意) #2
EX2. エラーの修正
こんにちは、竹薮林です。今回はAPG4B EX2. エラーの修正 を解いていきましょう。
↓前回はこちら↓
問題文
A君は次の出力をするプログラムを作ろうとしました。
実行結果
いつも2525
AtCoderくん
しかし、書いたプログラムを実行してみるとエラーが発生しました。
A君が書いたプログラムのエラーを修正し、正しく動作するようにしてください。
A君が書いたプログラム
fn main() {
println!("いつも{}, 252);
println!("AtCoderくん")
}
解いてみる
コードの問題点
まずはこのコードの問題点を探しましょう。EX1を解いた皆さんなら解けるはずです。
1行目
では、1行目のミスを探しましょう。
println!("いつも{}, 252);
これは簡単だと思いますが、2525
と出力したいのに、252
になってしまっています。
そして、文字列を表すためのダブルクォーテーション("
) が後ろについていません。忘れると、エラーを出力してしまいます。
2行目
println!("AtCoderくん")
どこが間違えているでしょうか。これは最初はよく間違えてしまうので、気づきにくいかもしれません。しかし、Rustには文の最後にはセミコロン(;
)をつける必要がありましたよね。こちらを付け足せば大丈夫です。
修正する
それでは修正しましょう。
- 1行目の
252
を2525
にする - 1行目の文字列の最後に
"
をつける - 2行目の最後に
;
をつける
これらを踏まえると、次のようになるはずです。
修正後のプログラム
fn main() {
println!("いつも{}", 2525);
println!("AtCoderくん");
}
では、こちらを提出してみましょう。
AC
するはずです。このように、Rustでもエラーする可能性があるので、気をつけましょう。
また、Rustはこれから学ぶ範囲で、エラーの種類がさらに増えます。難しい言語ですので間違えないようにしましょう。
次回は EX3. 計算問題 です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
↓次回はこちら↓
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