PHP カンファレンス登壇をきっかけにアウトプット意識がレボリューションしました
BABY JOB 株式会社 開発部えんさがそっ♪開発課 の Miyagi Kizuku です。
他のアドベントカレンダーを含め、私個人としては今月 4 本目の執筆となります。
またお前かって思ってもらえたら幸いです。
TL;DR
この記事では、アウトプットが苦手だったエンジニアが自らアウトプットするようになるまでの経験談を共有します。
アウトプットが苦手な人がなぜ苦手と感じるのか、何をきっかけに変わっていったのか、をお伝えできればと思います。
内向きのままでいた日々
私は元々、外部へ何かを発信することは皆無でした。
※ここでいう外部とは、所属している組織の外側に広がる世界( SNS や技術コミュニティなど )を指します。
その結果、転職活動時は仕事以外にアウトプットを示すものがなく、悔しい思いをしたのを強く覚えています。
発信の機会がない生活習慣
私は学生時代から、下記の理由により SNS で発信することを避けて生きてきました。
- 人に伝えたいような高尚なものは持ち合わせていない
- 発信した言葉は後から見返すと黒歴史になる
- 発信の仕方を間違えると炎上してしまう
リスクばかり考えていると、自分で発信することに意味を見出すことがでません。
そのため、利用するのはプライベートアカウント(許可された人以外見ることができないアカウント)のみ、趣味の範囲内で見たいものだけを見に行く、といった生き方をしてきました。
同様の理由により、テックブログも執筆したことはありませんでした。
確立されたコミュニティに対する心理的障壁
なんかすでに盛り上がっているコミュニティに入るの苦手な人っていませんか?
私です。
技術系のコミュニティに興味はありながらも、新卒から 8 年間、一度も参加したことはありませんでした。
新人の時に参加する機会を逃して以来、強い人達が集う場に行く勇気が出ません。もはや諦めの境地に至っていました。
転機の瞬間
そんな内弁慶な私でしたが、 3 つのきっかけで変わっていきます。
カンファレンス初登壇
転職を機に、初めて PHP を学ぶことになりました。
そこで、PHP を学ぶ上での目標として上司から「PHP カンファレンス沖縄 2023」への参加を勧められたのです。
チームで参加できるという心強い環境と PHP 初心者という称号を得たことで、コミュニティに飛び込む決心ができました。
ただし、登壇した時のリアルな心境としてはこんな感じです。
「知らない人しかいないしみんな凄そう、味方は同僚の一人だけだ」
「発表内容どうだったかな、しょうもないって思われてないかな」
内心ビビりまくりでした。
正直、コミュニティに参加できていたかというと。。まだ入りきれていなかったと思います。
ブログ初執筆
弊社では登壇したことをブログとして執筆することになっています。
これまでブログ執筆を避けて生きてきましたが、ルールであれば仕方ありません。
これは仕方ないんだという気持ちで執筆しました。
実際に執筆したブログはこちらです。(一緒に参加したメンバーの分も置いておきます)
まだこの時も、アウトプットに対して気持ちは後ろ向きです。
しかし、ブログを執筆したことで革命の兆しがありました。
ブログを書きながら、「一発屋(一度登壇して終わり)にはなりたくない」「貢献したい」という気持ちが芽吹いてきたのです。
SNS アカウント開設
カンファレンスの懇親会後に、 新しいアカウント( @KizuMiyagi )を作りました。
参加している皆さんが名刺がわりに活用されていたためです。
名刺交換の時代が SNS をフォローし合う時代に変わったんだなと実感しました。
ブログ執筆後、せっかく執筆したブログをカンファレンスに参加した・参加したかった方々に見てもらいたいと考えが芽生えます。
早速、 SNS で記事を共有しました。
「Like」ボタンを押してもらうたびに、少しでも貢献できたことに対して喜んでいたのをよく覚えています。
この時から、考え方が「誰に見られるかわからないの怖い」から「特定のターゲットに見てもらおう」に変わっていきました。
そして革命へ
気づいたら SNS での発信件数が 200post を超えていました。
ちょっと前まで、プライベートでも発信して 1 週間経ったら削除していたというのに。。
ブログ執筆の抵抗軽減
登壇報告のブログを執筆以降、 執筆に対するハードルが下がりました。
今年はアドベントカレンダーに初参加し、本記事を含めて 4 本執筆しています。
ネタを考えるのが大変なのでまだ苦手意識はありますが、ネタが決まれば書けるという自信がついてきました。
イベント参加率 UP
オンライン・オフライン問わず、イベントに参加するようになりました。
勢いで LT 登壇もしています。
これは「PHP カンファレンス沖縄 2023」に登壇して以降、初めてイベントに参加した時に登壇した資料です。
誰一人知り合いはいないけど、登壇に応募すれば歓迎してもらえるだろう、と考えて臨みました。
この辺から度胸がついてきましたね。
コミュニティへの心理的な接近
まだ直接会話したことのない人とも SNS でたまにやりとりできるようになりました。
カンファレンスに行けば直接お会いできる可能性があると思うと、次のカンファレンスが楽しみです。
次回は PHP カンファレンス関西 2024 にLT枠で登壇する予定です。
前回と大きく違い、きっと皆さんが味方に見えると思います。期待。
結論
こうやって振り返ってみると、転職して半年で大きく変わったなと思います。
環境の変化は自分を変えるチャンスだと実感しました。
同じように内弁慶になっている皆さんも、思いきって外の世界に飛び込んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
興味があれば他のブログも読んでみてください。
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