子どものお手伝いからみる属人化解消のポイント
この記事なぁに?
エンジニアとして学びを得る場所は、仕事や業務だけでなく、子どもとふれあう中でも得られる気づきはあるよという話です。
ある日のやりとり
夕食後に後片付けをしていたときのワイ(34歳)と息子氏(4歳)との会話。(セリフはかなり脚色しています。)
ワイ「ジャブジャブ、シャーシャー(皿洗いの音)」
息子氏「なー、お父さん!皿洗いしてみたいんやけど」
ワイ「ええやん、やってみ」
息子氏「ほな、やらせてもらいますわー!」
息子氏「ジャブジャブ、ゴシゴシ、ジャブジャブ、ゴシゴシ(皿洗いの音)」
ワイ(ありがたいけど、遅いんよなー。。。(・ω・;) )
ワイ(こんなんやったら、夜が明けてまうわー。。。( •̀ㅁ•́ ; ) )
ワイ(自分がやったらマッハで終わるのになー。。。( ´•ω•` ; ))) )
ワイ(うーん。。。)
ワイ( ・・・ )
ワイ(ポク、ポク、チーン!(脳内で閃いた!))
ワイ(これって、仕事でも同じことが言えるぞ!)
え、つまりどういうことだってばよ?(本題)
仕事においても、上記のようなシチュエーションが起こることがあります。
例えば、
「自分がやると、1時間でできる仕事だけど、新人の子に任せると、1日かかるんだよねー」
とか、
「ここはスピード優先だから自分が巻き取ったほうがいいな。」
とかとか。。。
自分が慣れている業務を他の方(特に新しい方とか不慣れな方)に任せるときは、往々にしてちょっともどかしい気持ちになることがあります。状況によっては、自分が手を出したくなる場合もあります。
加えて、業務なので、品質・納期・コストの観点も求められると、仕方なく、自分が介入したり、巻き取ったりすることもあるかもしれません。
致し方ない部分はあるかもしれませんが、今回の皿洗いの話でみるとどうでしょうか?
- ワイ
- 別に皿洗いは好きではないが、家事としてやらないといけないことなので、取り組む
- ほかにもやりたいことはいっぱいある
- 息子氏
- 皿洗いに興味を持って取り組んでいる
- 成長意欲がすさまじい(親バカ)
要するに、このタイミングは家事のスキルトランスファーができるチャンスと捉えるべきなのです。
家族の中で皿洗いという業務をできる人を増やせば、ワイとしてうれしいことです。
息子氏にとっても、興味を持った家事ができることで自身の成長を実感してくれるに違いない。
つまり、Win-Win の関係なのです。
なので、ワイがすることは、息子氏に対して作業進捗の不満を募らせるのではなく、作業における Tips や改善点の共有をし、最後までやりきることに対して伴走することです。
併せて、チャレンジする姿勢など燃え尽きないようフォローすることも行うべきなのです。
そう考えると、仕事においても同様にとらえるべきだと考えます。(もちろん、業務上の制約を考慮する必要があります。)
「自分がやったほうが早い」ではなく、「伴走する」もしくは「任せてみる」ことを考えてみるのが、組織としてより良い状態になるかもしれません。
まとめ
皿洗いと通した家族とのやり取りでも、仕事に対する考え方を考えるきっかけは転がっています。(少なくとも自分は。)
さらに、逆に、仕事で得られた学びをプライベートに活用できることもあります。
このように気づきや学びの循環を通して、みなさんの人生がより良くなれば幸いです!アディオス!
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