スクラムフェス沖縄2024でたくさんワークショップを受けてみた
こんにちは〜!BABY JOB株式会社のたかしろです。
私は普段、"Scrum Master as a Project Manager" [1]という役割を自称し、手ぶら登園というサービスの開発に従事しています。
さて、先日開催されたスクラムフェス沖縄2024へ参加してきました。
2日間ともぎっしり詰まった素晴らしいイベントだったんですが、自分の参加目的から特に響いたことの感想を書きます。
はじめに
スクフェス沖縄へ参加した目的
先日、社内向けにボードゲームを使った簡単なワークショップを開催してみました。なんとなく上手くできたかな〜とは思ったものの、ラーニングアウトカムの設定・当日のワークショップの進行などの点で、様々な難しさを痛感しました。
そこで、自分でワークショップを体験してみよう!と思い立ち、基本的にワークショップ+OSTで構成されていたスクラムフェス沖縄に参加を決めました。
特に響いたワークショップ
ピンポンゲームでスクラム体験ワークショップ
※上記、当日の説明で使用されたスライドです。
ピンポン玉をプロダクトに見立てて、参加者全員が触れたら完了。制限時間内でいくつ完了できるかをチャレンジするゲームです。
スプリント計画・デモ(スプリントレビュー)・ふりかえりを実践し、スクラムを体験するというワークでした。
ルールが単純な分、スプリントごとに参加者で工夫を凝らしながら進められました。また、特にふりかえりにて、スプリントの結果(計画時の目標)とコスト(腕がつかれた等)から工夫の効果を議論出来たのは、実際のチームで出来ることを積み重ねていくうえで重要だなと再認識出来ました。
弊社でも半年に一回ほどフルリモートメンバーが集まるタイミングがあるので、ぜひやってみようと思いました!🏓
「しつもん読書会」で創造性・人・本との出会いを楽しもう
事前の段階では具体的に何をするのかあまりイメージ出来ていませんでしたが、ワークショップを通して読書に対する苦手意識が少しでも変わるきっかけになると嬉しいなと思い、参加しました。
実施内容について、プロポーザルからの引用です。
しつもん読書会とは、1冊の本を「しつもん」を通して読み解く読書のしかたです。このメソッドを使うことで短い時間で、深く本のエッセンスを吸収することができます。
参加者はテーマに沿った本を持ち寄り、主催者から配られる質問についてそれぞれ答えを考え、その答えを参加者同士で共有します。同じ本でもいろんなとらえかたがあることに気づくことができます。そして答えは一つではなく、どれもが正解となるでしょう。また参加者の答えから、その人の生い立ちや価値観などが垣間見えるかもしれません。
私は、自分の積読の中から今回のテーマである「創造性」を最も感じた有と無: 見え方の違いで対立する二つの世界観という本を持っていきました。もちろん積読なので、イベント開始時点では目次すら読んでいない状態でした。
実際にイベントが始まると、参加者ごとに全く違う系統の本を選んでいたり、実際に本の内容を読むタイミングが少なかったりで、正直不安が高まっていました。
ただ、ワークを進めていくにつれて、各参加者と持参した本の間の関係性が変化していく様子が共有され、どんどん引き込まれていきました。また、参加者同士の理解も深まったり、他の人が読んでいた本にも興結が出てきたり、参加者間の関係性が変化したのも面白かったです。結果的に、これまで経験したことのない不思議な、大満足な体験でした!📚️
ワークショップ主催者のうちのひとりであるpiroさんのポストに、ワークシップ中の私が映っていました。満面の笑みの私が写っているのが、楽しんでいた何よりの証拠です。
他にもいろいろ参加したよ
上記以外にも、
「もやもや」の可視化 グラフィックを使った対話をしてみよう!でグラフィックファシリテーションを体験したり、
探求!関係性を考えるワークショップでシステムコーチングについて体験したり、
懇親会・二次会等で色んな人と喋ったり。
想像の何倍も色濃い時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
おわりに
ワークショップ参加からの学び
たくさんのワークショップに参加したことで、「参加者といっしょにワークショップを作り上げる」という重要性を学びました。自身で実施したワークショップは、すべて自分でやらなければ...と背負い込んでいたように感じます。
今回のイベントに参加したことで、もう一度ワークショップを主催してみようと思いました!上記で紹介した「ピンポンゲーム」と「しつもん読書会」については、ぜひ持ち帰ってくださいと言われたので、実践してみようと思います。
参加者間の交流
ワークショップに数多く参加したことで、X上でしかお見かけしたことがなかった方、沖縄の現地のエンジニアの方、久しぶりに再会した方...などなど、他の参加者とたくさん喋ることができました。
イベント中に思ったこと・仕事のこと・スクラムとは全然関係ない雑多なことなど、いろんなことを喋ることによって、自分自身に普段とは異なる刺激を与えられたと感じます。
来年も参加して1年間の成長を感じられるよう、普段の仕事を頑張りたいと思います!
余談
Day 2の二次会会場を探して歩いているとき、情緒あふれる素敵な写真を撮影出来ました。沖縄というロケーション、本当に素敵だったなぁ。
私たち BABY JOB は、子育てを取り巻く社会のあり方を変え、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現を目指すスタートアップ企業です。圧倒的なぬくもりと当事者意識をもって、こどもと向き合う時間、そして心のゆとりが生まれるサービスを創出します。baby-job.co.jp/
Discussion